TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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LIXILディアーズ | 0 | 14 | 6 | 3 | 23 |
オービックシーガルズ | 0 | 10 | 0 | 7 | 17 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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LIXIL | 2 | 00:04 | PASS | #9加藤→#11前田 | 1 | KICK | #14青木 | G |
オービック | 2 | 01:30 | PASS | #12畑→#18木下 | 37 | KICK | #1金親 | G |
オービック | 2 | 09:11 | FG | #1金親 | 25 | – | – | – |
LIXIL | 2 | 11:26 | PASS | #9加藤→#11前田 | 13 | KICK | #14青木 | G |
LIXIL | 3 | 07:40 | FG | #14青木 | 27 | – | – | – |
LIXIL | 3 | 11:40 | FG | #14青木 | 45 | – | – | – |
オービック | 4 | 02:55 | RUSH | #18木下 | 6 | KICK | #1金親 | G |
LIXIL | 4 | 06:23 | FG | #14青木 | 26 | – | – | – |
内容 | LIXILディアーズ | オービックシーガルズ |
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1.ファーストダウン(回数) | 19 | 15 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 53-308 Yds | 50-303 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 32-24-1-245 Yds | 27-17-1-187 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 21-63 Yds | 23-116 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 1-0 Yds | 6-51 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 0-0 | 1-1 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 3-3 | 1-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 23:26 | 24:34 |
2014年秋季リーグ・ファーストステージ第五戦は、秋晴れの横浜スタジアムでDEERSのキックオフで試合開始となる。
オービック最初の攻撃は、DL#90鈴木のQBサック等で1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃は、QB#9加藤がWR#7宮本に7ydパスを通すものの1stダウンを奪えずパントとなる。
オービック次の攻撃で、24ydパス・4ydラン・9ydパス・9ydパスでDEERS陣44ydまでボールを進められるが、ディフェンスが踏ん張りパントに追い込む。このパントをDL#93重近がブロック、LB#17天谷がボールを抑える。
DEERSはWR#2中川が6ydを走った後、QB加藤がWR#25岩井に4yd、WR中川に13yd、WR宮本に30ydのパスを通して相手陣1ydに迫る。
攻撃サイドの変わった最初の攻撃でQB加藤がWR#11前田に1ydのタッチダウンパスを通して、先制する。(7-0)
しかし、次のオービックの攻撃で、8ydパス・8ydパス、そして37ydのロングパスでタッチダウンを奪い返される。(7-7)
両チームがパントを蹴りあった後、DEERSは自陣4ydからのパス攻撃で、インターセプトを奪われ、DEERS陣12ydからの相手攻撃とピンチを迎える。
オービックの攻撃に、DB#23栄・LB#42牧内の両ベテラン選手がロスタックルを浴びせて前進を許さず、フィールドゴールの失点に食い止める。(7-10)
逆転を許したDEERSは、RB#20岩倉が13ydを走ると、QB加藤がWR#18永川に25yd、WR宮本に18ydパスを通す。RB#32前川が5yd、RB#29丸田が3ydを走った後、QB加藤がエンドゾーンに走り込んだWR前田に13ydのタッチダウンパスを通す。(14-10)
DEERSのキックオフでDB#13山本が鋭いタックル決め、オービックの攻撃にDL重近がQBサックを奪い、反撃を許さず前半が終了する。
DEERS後半最初の攻撃はRB丸田が5ydラン、QB加藤がWR宮本に5yd、WR永川に10ydのパスを通すが、後が続かずパントになる。
オービック攻撃のランプレーにはLB#37大館のタックル、次のパス攻撃にはLB天谷がインターセプトを奪い取り、DEERSは相手陣39ydからの攻撃となる。
このチャンスにRB前川が10ydを走り、QB加藤がWR中川に12yd、WR永川に6ydパスを通す。タッチダウンは奪えなかったものの、K#14青木が27ydのフィールドゴールをキッチリと決めて点差を広げる。(17-10)
DEERSキックオフにWR岩井がナイスタックルでオービックの出足を止めると、ロングパスには、これまたベテランランのDB#24佐野のナイスカバーでパスを失敗させ、次のパス攻撃にはLB牧内がナイスパスカットでパントに追い込む。
DEERSはQB加藤が8ydを走った後、RB丸田に3yd、WR前田に11yd、WR永川に5ydパスを通し、K青木が45ydの見事なフィールドゴールを決める。(20-10)
オービックに14ydパスを通されたところで最終の第4Qに突入する。
オービックに8ydパス・26ydラン・5ydラン・7ydパスで前進され、最後は6ydのタッチダウンパスを奪われる。(20-17)
DEERSはQB加藤がWR永川に21yd、WR宮本に13yd、WR前田に23ydのパスでボールを進め、最後はK青木が26ydのフィールドゴールを決めて再び点差を広げる。(23-17)
オービックが反撃する。21ydパス・15ydラン・15ydラン・4ydランで、僅か4プレーでDEERS陣4ydまで攻め込まれる。しかし、ここで相手QBがスナップボールをファンブル、DL重近がしっかりとリカバーしてピンチを凌ぐ。
残り時間3分5秒、DEERSはQB加藤がWR中川に5yd・6ydパスを通して1stダウンを更新し、RB丸田の2回のランで時間を消費する。3rdダウンの攻撃でQB加藤がWR#34藤本に17ydパスを通して1stダウンを更新する。最後は2回のニーダウンで時間を使い切り試合終了となる。
コーチの立ててくれたゲームプランが機能したことはもちろんですが、何よりも選手がそれをフィールドの上で見事に遂行してくれた事が今日の勝因です。各自がそれぞれの役割をしっかりと果たすことで、オフェンス・ディフェンス・キッキングのリズムも噛み合いました。ミスはありましたが、それを悪い意味で引きずらず、委縮せずに攻めの姿勢を貫けた事も今日の収穫です。繊細さと大胆さの両立が体現できるようになって来たとも言えるかも知れません。
シーズンに向けた準備段階から、ファンダメンタルの強化を一番に掲げて来ました。開幕してからは、試合の場を成長の糧としながら、やはりファンダメンタルの強化を愚直に積み上げてきたつもりです。開幕当初はまだまだ不安定な面がありましたが、その成果が徐々に出始めたと感じています。特に攻守のラインに力強さと安定性が増してきた事は、チームの基盤の底上げにつながっていきます。
逆にやっと基盤が整い始めたとも言えます。今日のゲームでもタフさは明らかに相手が勝っていました。これからは強豪との連戦です。ひ弱さを少しでも見せたら、出てしまったらとても勝ち抜ける相手ではありません。今日勝てたからこそ、それを無駄にする闘いをするわけにはいきません。チームの総力、死力を尽くしてセカンドステージに臨んでいきます。