2019年10月14日（月・祝）　秋季リーグ第四戦

解説　by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

2019年の秋季リーグ第4戦は、冷たい秋雨が時々降る富士通スタジアム川崎で、警視庁イーグルス（以下警視庁）のキックオフで試合開始となる。
LIXILはキックオフでWR#11前田が55ydをリターンして相手陣44ydからの攻撃となると、QB#9加藤がWR#83石毛に16ydパス、RB#39大野が18ydラン、RB#26松下が2ydランで相手陣に迫り、WR#18永川が9ydのリバースランで先制のタッチダウンを奪い取る。（7-0）
警視庁の最初の攻撃は、1stダウンを与えずパントに追い込む。
LIXILはQB加藤がWR#81杉田に5yd、WR#15田邊に15yd、WR石毛に12ydパスを通すと、RB松下が6ydラン、RB大野が5ydラン、再びRB松下が4ydランの後に1ydのタッチダウンランを奪い取る。（14-0）
警視庁の2回目の攻撃も、DL#98有藤のタックル等で1stダウンを与えない。
LIXILはRB大野の15ydラン、RB松下の18ydランの後、QB加藤がWR永川に12yd、WR#13小川に14ydパスを通す。

2Q

LIXILは相手陣30ydからフィールドゴールを狙うが惜しくも右に逸れて失敗する。
警視庁に27ydパス、11ydパスを通されるが、DL#92ワイアットがQBサック、続いてDL#94朝倉も連続のQBサックを決めて、パントに追い込む。
LIXILはQB加藤の12ydランで1stダウンを更新するも後が続かずパントとなる。
警視庁の攻撃は、DL#96福田のロスタックル等で1stダウンを与えない。
LIXILはQB加藤がWR石毛に13ydパス、RB松下の12ydラン、RB大野の8ydランの後、QB加藤からWR#30岩井への22ydパスで前進し、最後は再びWR岩井への8ydのタッチダウンパスを成功させる。（21-0）
警視庁の攻撃は、1stダウンを与えずパントに追い込む。
LIXILはQB加藤がWR#22南河に35ydパスを成功させるが、次のパスをインターセプトされ攻撃権を奪い取られ、37ydのリターンを許す。
前半終了間際、警視庁にLIXIL陣37ydからフィールドゴールを狙われるが失敗に終わらせる。

3Q

警視庁のキックオフリターンにWR#1トレースが綺麗なタックルを決めると、LB#10安藤がQBサックを決める。次の攻撃では相手がファンブル、このボールをLB#52染矢がリカバーする。
LIXILはQB#12大和田がWR石毛に15ydパスを通すと、残り2ydをRB#24三浦がタッチダウンランを奪い取る。（28-0）
警視庁の攻撃でDB#37杉山がロスタックルを決めると、次のパス攻撃にDL朝倉がインターセプトを奪い取る。
LIXILはRB#28徳永が5yd、RB三浦が5yd、再びRB徳永が6ydを走った後、QB大和田がWR田邊に6ydのタッチダウンパスを成功させる。（35-0）
警視庁の攻撃で20ydパス、5ydラン、18ydパス、8ydパスでLIXIL陣24ydに迫られるが、DB#21ルックがパスインターセプトを奪い取る。
LIXILはRB三浦の3ydラン、QB大和田の6ydランの後、QB大和田がWR岩井に19yd、WR前田に23ydパスを通して相手陣22ydに迫ると、RB三浦の5ydラン、RB徳永の7ydランの後、RB三浦が10ydのタッチダウンランを奪い取る。（42-0）

4Q

警視庁の攻撃は、DB杉山のQBサック等でパントに追い込むが、LIXILも1stダウンが奪えずパントになる。
次の警視庁の攻撃も、LB染矢のQBサック等でパントに追い込むが、LIXILも反則で後退した後、1stダウンが奪えずパントになる。
試合時間残り4分6秒、警視庁が必死の反撃で6ydパスを通すが、次のフラットパスにLB#23篠原がロスタックル決める。LIXILの反則で1stダウンを奪われるがDB杉山がQBサックを決める。最後は警視庁がLIXIL陣30ydからフィールドゴールを狙うが失敗に終わらせ、試合終了となる。

【試合後コメント】
OL#70川出　晃平（かわで　こうへい）
動画はこちら

【警視庁イーグルス MVP発表】
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‪チームにとって特に価値あるプレーをした選手が試合ごとに選出されます。
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★オフェンスMVP：OL#63パク イアン
ビッグブロックを連発してオフェンスを縁の下から支えた。

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★ディフェンスMVP：LB#52染矢 優生‬
素早く堅いディフェンスで完封勝利に貢献した。

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★キッキングMVP：DB#37杉山 将太
キックオフやパントキックでの確実なタックルが印象的だった。