2020年11月29日（日）　東日本秋季公式戦　第三節

解説　by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

2020年度秋季交流戦の第3戦は、肌寒い曇り空の富士通スタジアム川崎で、アサヒビールのキックオフで試合開始となる。
LIXIL最初の攻撃は、1stダウンが奪えずパントとなる。
アサヒビール最初の攻撃もLB#10安藤のロスタックルで1stダウンを与えない。
LIXILはRB#26松下の12ydランで1stダウンを奪うが後が続かずパントとなる。
アサヒビールに8ydラン・9ydパス・4ydラン・2ydラン・6ydパスで前進を許すが、この後の攻撃を食い止め、パントに追い込む。
LIXILはRB松下の3ydラン、QB#8石井からWR#15田邊に10yd・11yd、WR#22南河に10ydパスを通して相手陣29ydまで攻め込むが、反則で罰退しパントとなる。
アサヒビールに18ydパス・9ydランで前進を許す。

2Q

アサヒビールの攻撃を食い止めパントに追い込む。
LIXILの攻撃は1stダウンを奪えずパントとなる。
アサヒビールのパス攻撃にLB#54佐藤がインターセプトし、そのままエンドゾーンまで走り込み17ydのインターセプトタッチダウンを奪い取る。（7-0）
アサヒビールに1stダウンを与えずパントに追い込む。
LIXILは1stダウンが奪えずパントとなる。
アサヒビールに3ydラン・12ydパス・7ydランで前進されるが、DL#91倉持とDL#99山下が連続でロスタックルを決め、パントに追い込む。
LIXILはRB#28徳永の3ydラン、QB石井からWR#3井上への7ydパスで1stダウンを更新するが、反則での罰退もあってパントとなる。
アサヒビールに10ydラン・5ydパス・5ydパスを許すがDB#27杉本がロスタックルを決め、4thダウンギャンブルパスも失敗に終わらせる。

3Q

後半最初のアサヒビールの攻撃で、3ydラン・6ydラン・11ydラン・14ydラン・6ydパス・4ydラン・3ydラン・2ydランで前進されるが、これ以上の前進を許さずフィールドゴールの失点に食い止める。（7-3）
LIXILは相手キックオフでWR田邊が53ydのリターンを奪い、相手陣46ydからの攻撃となる。WR#13杉田の1yd・17ydランで1stダウンを更新すると、QB石井がWR#18永川に29ydのタッチダウンパスを成功させる。（14-3）
LIXILのキックオフではWR田邊が見事なタックルでリターンを止めると、アサヒビールに1stダウンを与えずパントに追い込む。
LIXILはRB徳永が10ydランで前進するもパントに追い込まれる。
アサヒビールの攻撃には2ydラン・7ydランの後、4thダウンギャンブルを含む2回のラン攻撃を食い止め、LIXILは相手陣29ydからの攻撃となる。LIXILはトリックプレーでパス攻撃を仕掛けるが失敗に終わり18ydをロスする。

4Q

LIXILは2回の攻撃で1stダウンが奪えずパントとなる。
アサヒビールに17ydパスを通されるが、DL#98有藤がロスタックルを決める。しかし、3ydパスの後、54ydパスを通されてLIXIL陣2ydに迫られる。ここからタッチダウンパスを通され、ポイントアフタータッチダウンも2点トライのパスを決められる。（14-11）
LIXILは相手キックオフでWR永川が37ydをリターンし、RB松下の4ydラン、QB石井からWR#85鈴木への8ydパス、RB徳永の8ydランで相手陣45ydまで前進するがパントに追い込まれる。しかし、このパントスナップが乱れてボール転がると、キッカーに入ったWR#7小川がボールを拾ってのランで1stダウンを更新する。この後時間を使うランプレーで、WR杉田が12yd、RB松下が13yd、RB徳永が6ydを走り、最後はK#14青木が22ydのＦＧを成功させる。（17-11）
試合時間残り2分11秒、アサヒビールの攻撃で5ydパス・4ydラン・4ydランで1stダウンを更新されるが、その後の4回のパス攻撃を全て失敗に終わらせて試合終了となる。

【試合後コメント】
LB#54佐藤 裕亮（さとう　ゆうすけ）
動画はこちら

【アサヒビールシルバースター戦 チームMVP発表】
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‪チームにとって特に価値あるプレーをした選手が試合ごとに選出されます。
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★オフェンスMVP：WR#18永川 勝也
思うように点数が取れない状況が続いたが、オフェンスで唯一得点を入れた。

★ディフェンスMVP：LB#54佐藤 裕亮‬
ディフェンスで得点し、チームの勝利に貢献した。

★キッキングMVP：WR#15田邊 翔一
確実なタックルを決め、コンスタントにいいプレーをし続けた。