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2013年5月26日(日) 第36回パールボウル トーナメント準決勝

鹿島DEERS VS ノジマ相模原ライズ
会場: 川崎球場 / 試合開始時刻: 14:00 / 試合終了時刻: 16:20
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 10 3 0 14 27
ノジマ相模原ライズ 0 6 3 3 12
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(photo_num)

  • LB#42牧内選手
  • WR#34藤森選手
  • LB#43小野里選手・DB#22堀選手
  • DEERSオフェンス
  • 試合後あいさつ

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
鹿島 1 01:41 PASS #10山城→#18永川 15 KICK #14青木 G
鹿島 1 10:34 FG #14青木 33 - - -
ノジマ相模原 2 01:09 RUSH #25東松 66 KICK #16出澤 NG
鹿島 2 04:27 FG #14青木 48 - - -
ノジマ相模原 3 04:07 FG #16出澤 20 - - -
ノジマ相模原 4 03:23 FG #16出澤 25 - - -
鹿島 4 04:40 PASS #10山城→#85鈴木 23 KICK #14青木 G
鹿島 4 09:42 PASS #10山城→#2中川 40 KICK #14青木 G
内容 鹿島 ノジマ相模原
1.ファーストダウン(回数) 16 19
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 52-266 Yds 72-420 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 26-18-0-206 Yds 35-21-2-234 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 26-60 Yds 37-186 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 4-35 Yds 9-95 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 2-0 0-0
5.フィールドゴール(回数-成功) 2-2 3-2
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 27:23 32:37
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

2013年DEERS第2戦はパールボウル準決勝、快晴・改装中の川崎球場にて、ノジマのキックオフで試合開始となる。
DEERSはWR#2中川が45ydのキックオフリターンで相手陣43ydからの攻撃となると、RB#38佐藤が13yd、ピッチパスを受けたWR#34藤森が14ydを走る。ここから、QB#10山城がWR#18永川に15ydのタッチダウンパスをヒットさせて先制する。(7-0)
ノジマ最初の攻撃はLB#42牧内のタックル等で1stダウンを与えず、パントに追い込む。しかし、DEERS次の攻撃もQB山城がWR 永川に11ydパスを通すが、後が続かずパントとなる。
ノジマの攻撃にDL#92西川がパスカットをすると、続くパス攻撃にDB#24佐野がインターセプトを奪い取る。しかし、またもDEERS攻撃は進まずパントとなる。
次のノジマの攻撃に再びDB佐野がインターセプトを奪い取り、相手陣14ydからの攻撃となる。このチャンスではDEERSの攻撃が進まないものの、K#14青木が33ydのフィールドゴールを決めて追加点を奪い取る。(10-0)
ノジマの攻撃にDB#22堀がパスキャッチ直後に強烈なタックルをする等で反撃を許さず、第1Qが終了する。

2Q

DEERSの攻撃が進まずパントとなり、ノジマは自陣34ydからの攻撃となる。ここから、ノジマに66yd独走のタッチダウンを奪われる。しかし、トライフォーポイントのキックはゴールポストに当たって失敗となる。(10-6)
ノジマのゴロのキックオフにRB#29丸田がナイスキャッチでDEERS陣43ydからの攻撃となる。RB#20岩倉が14ydを走るが、その後の前進を止められる。しかし、K青木が48ydのフィールドゴールを成功させ、点差を広げる。(13-6)
ノジマの攻撃は1stダウンを与えずパントに追い込むが、DEERSの攻撃も進まずパントとなる。
続くノジマの攻撃でDEERS陣までボールを進められるが、新人LB#17天谷のタックル等でパントに追い込み、前半が終了する。

3Q

ノジマの反撃を許す。14ydラン・6ydパス・8yラン・33ydでDEERS陣12ydまで攻め込まれて1stダウンを奪われる。しかし、DL#90鈴木のタックル等で前進を許さず、フィールドゴールの失点に食い止める。(13-9)
DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、ノジマが反撃する。3本の連続パスで24yd・10yd・17ydを奪われ、DEERS陣21ydまで進まれる。しかし、ここでもDEERSディフェンスが踏ん張り、フィールドゴールも失敗に終わらせる。
DEERSの攻撃はQB山城がWR#81宮本に13ydパスを通して1stダウンを更新するが、その後の攻撃が進まずパントとなる。

4Q

ノジマに21ydパス・7ydラン・6ydパス・8ydパス・4ydパスで前進され、タッチダウンは阻止するものの25ydのフィールドゴールを奪われて1点差に迫られる。(13-12)
DEERSはノジマのキックオフにWR藤森が35ydをリターンし、相手陣50ydからの攻撃となる。RB丸田が3ydを走ると、QB山城がWR中川に24ydパスをヒットさせ相手陣23ydに攻め込む。そこから、QB山城がエンドゾーンに走り込んだ新人WR#85鈴木にタッチダウンパスを通す。(20-12)
ノジマの攻撃では、厳しい判定でDEERSが反則を取られるが、ここからディフェンスが奮起しパントに追い込む。
DEERSはQB山城がWR#11前田への16ydパス、RB佐藤の13ydランで前進すると、QB山城からWR中川への40ydパスでタッチダウンを奪い取る。(27-12)
残り時間5分18秒、ノジマの攻撃ではDL#56杉山がパスカットを見せる等、粘り強いディフェンスで時間を使わせる。4thダウンギャンブルのパス攻撃もDB堀のタックルでタッチダウンを阻止する。
残り時間43秒、RB岩倉が11ydを走って1stダウンを更新して試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ ―試合を振り返って
 ディフェンスが粘ってくれたことと、パント以外のキッキングゲームが良かったことが勝因。K青木がフィールドゴールやトライフォーポイントをきっちり決めてくれたことも大きい。オフェンスは、細かいミスもあったし、良いフィールドポジションから開始したシリーズをタッチダウンに結び付けられなかったのが課題。ディフェンスもゴール前で粘ってタッチダウンを許さなかったことは評価できるが、パスラッシュやスクランブルへの対応に課題が残った。
―4年ぶりのパールボウルに向けて
 たくさんのお客様がいらっしゃると思うので、そこで良いプレー、良い試合をご覧いただきたい。結果にこだわって1ヶ月間しっかりと準備をして試合に臨みたい。

選手コメント

WR#2中川選手

■WR#2中川選手(第4Qに40ヤードを走りきり、勝利を決定付けるタッチダウンを奪う)
 相手の守備がマンツーマンだと分かったので、マークしている選手を振り切ればロングゲインになると思った。パスをキャッチした瞬間に目の前が開けていたので、ゴールラインを目指して走った。





WR#85鈴木選手

■WR#85鈴木選手(初キャッチ初タッチダウンの鮮烈デビュー)
 気分は最高です。チャンスをものにできて嬉しかった。決勝は東京ドームでプレーできるので頑張りたいと思います。






DB#24佐野選手

■DB#24佐野選手(試合序盤に貫禄の2インターセプトを奪取)
―インターセプトは相手のパスコースを読んでいる動きに見えたが
 1本目は読み通り。狙っていた。2本目はWRの動きとQBの投げるタイミングで瞬時にパスコースが分かった。
―パールボウルに向けて
 今年はチームが最後の年ということで特別なシーズン。春から結果を求めて頑張りたい。