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ディアーズのキックオフで試合開始。
今年初のディアーズオフェンスを指揮するのは2年目の岩野。ほとんど初めての公式戦出場で初めての先発、それも相手は強豪シルバースターであったが、見事なパフォーマンスを見せた。ディアーズは2度目の攻撃で、QB岩野からWR志田・TE八百板・WR橋本にパスが通り、RB平手・池元のランで相手陣22ydまで攻め込むが、パスをインターセプトされ得点ならず。
2Qに入りRB堀口のランで攻め込んだ後、QB岩野からTE板井・WR志田に続けて1stダウンパスを通して、相手陣14ydに攻め込む。ここで、QB岩野からTE八百板にパスが通り、その後の八百板のランアフターキャッチでTDして先制する。
しかし、この直後のキックオフで、シルバースターにリターンTDを奪われ、7対7の同点に追いつかれる。更にディアーズがパントを蹴った後のシリーズもシルバースターオフェンスに3本のパスで自陣20ydまで攻め込まれ、逆転のFGを奪われる。
対して、前半残り45秒からの鹿島の攻撃は、残り1秒で相手陣27ydまで進み、同点のFGを狙うが失敗して前半を7対10でリードされて終了。
後半開始の相手キックオフをRB池場が45ydのナイスリターンを見せる。その後もRB池場の見事なランで相手陣4ydまで攻め込み、最後は後半から指揮を取ったQB鈴木からWR志田へのTDパスで逆転する。更にQB鈴木からTE八百板への2回のパスとRB平手の32yd・8ydのランで相手陣28ydまで攻め込むが、QBサックでロスした後、この試合2度目のインターセプトを奪われ得点できず。
追加点を奪えないディアーズであったがディフェンスもふんばりパントの蹴りあいとなる。均衡を破ったのはDB佐野の見事な59ydのパントリターン。相手陣25ydからの攻撃をQB鈴木からTE八百板へのパス、RB池場の7ydランで攻め込み、残り1ydをRB池場が中央ダイブでTDを奪い21対10とする。この後もディアーズは攻め込むがタイムアップ。21世紀最初の試合を逆転勝利で飾った。
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