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小雨の降るコンディションの中、京大キックで試合開始。
ディアーズのスタートQBは、シルバースター戦と同じく#15岩野。ディアーズ陣30ヤードから攻撃を開始し、WR#6椎野にパスが成功したかに見えたが、京大の激しいタックルに遭いファンブルロスト。京大パントの後、ディアーズは自陣25ヤードからTE#82八百板、WR#28酒匂へのパスをヒットさせて京大陣26ヤードまで攻め込む。その後もリズムよくTB池場のラン、WR#6椎野へのパスでゴール前2ヤードまで迫り最後はFB#41池元のランでタッチダウン。
しかしその後のトライフォーポイント(キック)を失敗し6-0となる。次のシリーズ京大はオプションを中心に66ヤードをドライブしてディアーズ陣11ヤードまで攻め込む。ディフェンスが何とか踏ん張ったもののフィールドゴールを決められ6-3となる。ディアーズは直後のキックオフリターンで#29池場が大きくリターン。ゴール前18ヤードで攻撃をはじめるという絶好のチャンスを得るが、#15岩野から#82八百板へのパスがインターセプトされ活かすごとができない。
直後の京大のパスをLB#90大島がインターセプトしゴール前28ヤードでディアーズは再び攻撃権を得る。
しかし、このシリーズも攻めきれずタッチダウンを奪うことができないばかりか、38ヤードのフィールドゴールも失敗に終わり追加点を挙げることができない。更に前半終了間際に池場へのパスでゴール前28ヤードに攻め込むチャンスがあったがこれも攻めきれず結局6-3で前半終了。
一方京大は対照的に後半最初のシリーズをオプションプレーでゴール前20ヤードまで攻め込んだチャンスにきっちりとフィールドゴールを決めて6-6の同点に追いつく。ディアーズオフェンスは後半からQBを#8鈴木にスイッチ。自陣11ヤードからのシリーズを#29池場のラン、WR#32板井へのパスなどであっという間にゴール前2ヤードまで攻め込み、最後は新人FB#18坂本の2ヤードランでようやくタッチダウンを奪い13-6とする。
続くシリーズ、ディアーズはゴール前20ヤードまで攻め込まれるもSF#47佐山のインターセプトでピンチをしのぐ。ようやくリズムの出てきたディアーズオフェンスは60ヤードをドライブしてフィールドゴールの3点を、更にCB#24佐野のインターセプトで攻撃件を得た後の攻撃も#32板井への31ヤードタッチダウンパスで6点(キック失敗)をそれぞれ追加して22-6と突き放す。その後、試合終了間際にタッチダウンを奪われ結局22-12で試合終了。
何とか勝利こそすることができたものの課題が山積みの試合であった。
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