2001年5月5日(日) PEARL BOWL TOURNAMENT 準々決勝
	東京ガスクラブクリエイターズ	会場：	大井第二球技場
		試合開始時刻：	14:00
		試合終了時刻：	16:12

内容	鹿島	東京ガス
1.ファーストダウン 回数	18	11
2.攻　撃 回数-獲得ヤード	56-373 Yds	61-268 Yds
（パ　ス） 試投-成功-インターセプト-獲得ヤード	26-14-2-223 Yds	26-7-1-112 Yds
（ラ　ン） 回数-獲得ヤード	30-150 Yds	35-156 Yds
3.反　則 回数-損失ヤード	4-22 Yds	1-5 Yds
4.ファンブル 回数-喪失	0-0	1-1
5.フィールドゴール 回数-成功	0-0	1-0

解説

東京ガスは試合開始のキックでオンサイドを成功させディアーズはいきなりピンチとなる。しかしここはディアーズ・ディフェンスが踏ん張りパントに追い込む。 その後両者一回ずつパンとを蹴りあった後、ディアーズはWR#32板井がこの日先発のQB#8鈴木からショートパスを受けた後40ヤードを独走しタッチダウン。しかしトライフォーポイントのキックを失敗し6-0となる。 2Qに入りディアーズは板井へのパスで敵陣に攻め込み最後は同じく板井への28ヤードタッチダウンパスが決まり13-0とする。 ディアーズ・ディフェンスは京大戦同様オプション攻撃に苦しむが、新人CB#22栄のエンドゾーン内でのインターセプトや相手のFG失敗で何とかしのぐ。しかし、ゴール前でのインターセプトから招いたピンチでは簡単にタッチダウン･パスを許し13-7となる。 後半に入りディアーズはQBを#15岩野へスイッチ。ライン戦で優位に立つディアーズ･オフェンスは2シリーズ目にTB#35平手のランでタッチダウンを追加し20-7とするが、直後のシリーズでオプションプレーを中心に84ヤードをドライブされ20-14と追撃される。更にその後のキックオフでこの日2回目となるオンサイドキックを決められる。しかしここはディフェンスが踏ん張りパント。東京ガスはパンターがスナップをジャックルしパントを蹴ることが出来ずディアーズは敵陣41ヤードという絶好のフィールドポジションを得る。このチャンスにTB#39堀口のランでゴール前に迫り最後はTE#82八百板へ14ヤードタッチダウンパスが決まる。2ポイントコンバージョンを堀口のオープンランで成功させ28-14と突き放す。 更にディアーズはCB#24佐野のハードタックルでファンブルしたボールを新人LB#43岡橋がリカバー。このシリーズを岩野が自らのスクランブルでダウンを更新し、またしても八百板へ16ヤードのタッチダウンパスをヒットさせて34-14で試合終了。

コーチが選ぶゲームMVP

#69　OT　泉　譲太 終始、相手ディフェンスフロントをコントロールしたオフェンスラインですが、ライン全員を代表して基本に忠実なブロックが光った泉選手が選出されました。

ボールコントロール

84ヤードドライブを許すなど京都大学戦に続いて、ディアーズ・ディフェンスが相手にボールコントロールを許した結果、攻撃時間が思うように取れませんでした。オフェンスもライン戦では優位に立っていたものの要所でのパス失敗があり思うようにドライブできませんでした。ディフェンスは出来るだけ早くオフェンスにボールを渡しオフェンスはもらったボールをキープしドライブを続けることが出来れば、もっと安定した試合が出来るはずです。

やってはならない失敗

トライフォーポイントキックの2度にわたる失敗、オンサイドキックを2回も決められたこと、パント体型からのランをやられたこと、レシーバーがタックルを受けボールを浮かしてインターセプトされたことなどこれらはシーズンで一度でもあってはならないミスです。特にフットボールの理解が足りないことが原因で起きるミスが目立ちます。こういうミスがあるようでは秋にとても勝つことは出来ません。

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