解説 | |
DEERSにとって創部以来初めてとなる東北での試合。相手は今春のグリーンボウルで優勝した強豪松下電工インパルス。素晴らしい天候、素晴らしいスタジアム、そしてDEERS側のスタンドを埋め尽くした観客の皆さんの大きな声援。プレシーズンゲームとは思えない最高の雰囲気の中、DEERSのキックオフで試合開始。 インパルスの最初の攻撃はパント。続くDEERSの攻撃も、ダウンを更新することができずパントとなるが、このパントを蹴ることができず、DEERS陣15ヤードからインパルスの攻撃となる大ピンチ。しかし、ここはDEERSのディフェンスが踏ん張り3回の攻撃を止めた後、FGもブロック。得点を許さずピンチを脱したかに見えたが、その後もDEERSの攻撃陣はインパルスの強力なディフェンスに対し、インターセプト、ファンブルとターンオーバーを連発。DL#98新井のファンブルフォースなどで何とか凌ぐ。お互いに攻撃の糸口を掴めないまま第2Qへ。 DEERSは絶妙なパントでインパルスをゴール前1ヤードからの攻撃に追い込むが、反則とロングパスによりDEERS陣へ攻め込まれる。最後はランでTDを奪われ0-7と先制される。 このタッチダウンを境に膠着した試合が動き始める。DEERSは#81志田のリターンで、インパルス陣47ヤードという好フィールドポジションを得ると、QB#8鈴木からWR#18松永へのロングパスが決まってあっという間に同点に追いつく。(7-7) 続くインパルスの攻撃を3回でパントに追い込んだ後、DEERSはWR#6椎野、WR#18松永へのパスでダウンを更新しインパルス陣へ。そして、QB鈴木からのロングパスをWR#7植村がゴール前1ヤードで見事なダイビングキャッチ。残り1ヤードをTB#35平手が中央を突破してタッチダウン。14-7と逆転する。 更に勢いに乗るDEERSは、前半終了間際に、LB#43岡橋がカットしたボールをCB#13迫田がキャッチしインターセプト。インパルス陣44ヤードからの攻撃となる。TB#39堀口のラン、WR#6椎野へのパスでゴール前24ヤードまで迫るが、ここから2プレー連続でQBサックを浴び、得点には至らず。大きなチャンスを逃す。
後半に入りDEERSはQBを#15岩野にスイッチ。お互いにパントを蹴り合い、膠着した展開になるかと思われたが、インパルスにビッグプレーが出る。自陣28ヤードから投じたロングパスが成功し、そのままレシーバーがエンドゾーンまで一気に走り込みタッチダウン。14-14の同点になる。 |
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