解説 | |
夏の暑さがうそのような肌寒い西武ドームで、鹿島のキックオフで試合開始。両チームともパントを繰り返した後、DEERSが自陣16ydからの攻撃。QB鈴木がWR関澤に9yd、TE八百板に25yd、WR板井に15yd、WR植村に5ydとパスを通し、IBM陣26ydまで攻め込む。K田中が43ydのFGを決め先制する。(3-0) 第2Q、1Q終了前からの攻撃でDEERS陣内15ydまで攻め込まれるが、DEERSディフェンスが踏ん張り、FGを失敗に追いこむ。一進一退の攻防の中、前半終了まで1分半、IBMの自陣43ydからのパス攻撃が冴える。12yd、8yd、26ydと立て続けにパスを決められ、最後は9ydのTDパスを奪われ逆転を許す。PATのキックは失敗(3-6) 後半に入り、IBMのパントをWR植村が25ydリターン、相手陣43ydからの攻撃となる。ここでQB鈴木からWR関澤に11ydのパス、RB堀口の8ydラン、そして4thダウンギャンブルでWR関澤への13ydのパスで1stダウンを奪うと、RB堀口の19ydランでゴール前1ydに迫り、最後はRB平手がTDランで逆転する。(10-6) しかし得点直後のキックオフで、IBMに鹿島陣31ydまでリターンを許す。この後、18ydラン攻撃などで自陣4ydに迫られ、再逆転のTDランを奪われ、しかもPATで2ポイントコンバージョンを決められる。(10-14) そして第4Q、DEERSは自陣30ydでIBMの4thダウンギャンブルを防ぐと、QB鈴木からWR板井に35ydのパスと、RB平手のランでゴール前6ydまで攻込む。しかし3回のパス攻撃でTDが奪えず、K田中のFGで3点を追加。(13-14) 残り時間は5分を切る。DB白井がIBMのパスをインターセプトし、鹿島の攻撃なる。しかしQBサックなど攻撃が進まず、パント。残り時間2分45秒、LB大林のブリッツによりIBMが自陣20ydでバックワードパスを落とし、これをLB比留間が拾い上げ、ゴール前1ydまで前進する。このチャンスにRB平手がTDランを決めて再び逆転する。PATはQB鈴木からWR植村にパスを成功させる。(21-14) IBMは最後の攻撃で、鹿島陣30ydまで攻め込むが、DB竹下が相手パスをインターセプトし、辛くも勝利を収めた。
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