解説 | |
![]() FINAL6準々決勝は東京ドームにおいてDEERSのキックオフで試合開始。 シーガルズ最初の攻撃で、8ydパスや16ydランでDEERS陣33ydまで攻込まれて50ydのフィールドゴールを狙われるが、ボールは右に逸れて失敗に追い込む。 DEERS最初の攻撃は、RB#29丸田の5yd・3yd・9yd・5yd・9ydのラン等でシーガルズ陣20ydに攻込み38ydのフィールドゴールを狙うが、このキックも右に逸れて失敗に終る。 シーガルズの攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、今度はRB#38佐藤の8yd・2yd・5yd・4yd・7ydのランとQB#10尾崎からTE#97藤本への14ydパス等でシーガルズ陣26ydに迫ったところで1Qが終了する。 ![]() DEERSはRB佐藤の6ydランでシーガルズ陣20ydに迫り、37ydのフィールドゴールを狙うが、再びボールは右に逸れて、なかなか先制点が奪えない。 DEERSディフェンスはシーガルズのパス攻撃を3本とも失敗に終らせ、1stダウンを与えずパントに追い込む。 続くDEERSの攻撃はRB#5山のランとQB尾崎の4thダウンギャンブルの4ydラン等でシーガルズ陣14ydにボールを進める。 ここから、RB山の3ydラン、QB尾崎の7ydドロープレーで残り4ydに迫ると、RB佐藤が2ydラン、最後はRB丸田がエンドゾーンに飛び込んで先制のタッチダウンをもぎ取る。(7-0) シーガルズの攻撃は6回のランプレー等でDEERS陣に攻め込まれるが、DL#55横田とDL#9金の2人でのQBサック等でパントに追い込む。このパントをリターナー#18中川が巧みに走り、DEERSは自陣29ydからの攻撃となる。 RB#11曽根の2yd・14yd・7ydラン等でシーガルズ陣35ydに迫るがここから攻めきれずにパントとなり、前半が終了する。 ![]() DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、シーガルズは11yd・16yd・9ydのパスと6yd・8ydのランでDEERS陣31ydに迫る。 ここでは、DL金がQBサックを決めてピンチを凌ぐ。 DEERSはRB佐藤が6yd・4yd・7yd・2ydを走るが、パスが通らずパントとなる。 シーガルズは自陣39ydからの攻撃で、18ydの2本のパスを通してDEERS陣25ydに進む。そして、次のパスで25ydのタッチダウンパスを決められてしまう。 しかし、トライフォーポイントのキックはDL#79坂田がブロックして、なんとかリードを保つ。(7-6) 続くシーガルズのキックオフで、自陣エンドゾーン内でキャッチしたリターナー中川が70ydを走り、シーガルズ陣30ydからの攻撃となる。 ここからRB丸田が8yd・6yd・2ydを走り、シーガルズ陣18ydに迫り、最後は31ydのフィールドゴールをK#26鹿島が慎重に決めて突き放す。(10-6) シーガルズの攻撃が止まらない。6ydラン、9ydラン、11ydパス、13ydパスを決められてDEERS陣43ydに迫られたところで最終Qに突入する。 ![]() 反則で10yd下がった後、22ydパスを決められDEERS陣30ydまで攻込まれるものの、ここで3本のパスを失敗に終らせる。 シーガルズのフィールドゴールフェイクのランに関してはLB#51比留間が素早い反応でロスタックルを決める。 DEERSの攻撃がパントになると、シーガルズの攻撃がなかなか止められない。15ydパス、11ydラン、22ydラン、12ydランでDEERS陣20ydまで進まれる。 しかし、タッチダウンを狙ったパスをDB#34山本(章)がインターセプトし、ピンチを凌ぐ。 DEERSの攻撃は思うように進まずパントになり、シーガルズはDEERS陣48ydからの攻撃となる。ここで、シーガルズのパス攻撃にDL#55横田がQBサックを決めてファンブルを誘うとDL#9金がこのボールを拾いシーガルズ陣36ydまで前進する。 このチャンスにDEERSはランプレーでシーガルズ陣22ydまでボールを進め、39ydのフィールドゴールをK#26鹿島が決めてリードを広げる。(13-6) しかし、次のDEERSのキックオフでシーガルズに89ydのキックオフリターンでタッチダウンを奪われ、同点に追いつかれてしまう。(13-13) DEERSの攻撃を止められて、同点のまま最終の第4Qが終了する。 TB(タイブレイク)システム FINAL6準々決勝ではトーナメントのため勝敗を決める必要があり、TBシステムが実施される。 これは、両チームが相手陣25ydから交互に攻撃し、双方の攻撃終了時に点差が付いていれば勝利が決定し、同点の場合は再度、交互に攻撃するシステムとなっている。 TB1回表・シーガルズの攻撃 シーガルズにいきなり11ydのパスを通されて1stダウンを奪われる。 続いて、3yd・1yd・6ydのランプレーでDEERS陣4ydで再度1stダウンを更新されると、2ydランの後、QBキープの2ydタッチダウンランを奪われる。しかし、トライフォーポイントのキックはDEERSのラッシュで失敗に終らせる。(13-13+6) TB1回裏・DEERSの攻撃 DEERSはタッチダウンを奪い取らなければ敗戦となる。 しかし、タッチダウンを奪い取りトライフォーポイントのキックを決めれば勝利を掴むという、最後の攻撃が開始された。 1stダウンはパス失敗。2ndダウンはQB尾崎のスクランブルランで7yd前進する。3rdダウンはRB丸田が9ydを走り、シーガルズ陣9ydで1stダウンを更新する。 次の1stダウンはRB丸田が2ydを走り残り7yd。2ndダウンはRB曽根が4ydを走り残り3yd。 しかし、3rdダウンはRB曽根が素早いタックルに合い2ydのロスで残り5yd。いよいよ最後の4thダウンの攻撃はQB尾崎がエンドゾーンに走りこんだWR#18中川にパスを投ずる。 しかし、このパスが失敗に終わりDEERSは得点を挙げられず敗戦となった。(13+0 - 13+6) |
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