DEERS HOME 試合結果

2009年10月12日(月・祝) XリーグCENTRAL 第四節

鹿島DEERS VS IBMビッグブルー
会場: 川崎球場 / 試合開始時刻: 14:30 / 試合終了時刻: 16:44
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 0 10 7 7 24
IBMビッグブルー 0 0 7 7 14

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
DEERS 2 01:12 RUSH #38佐藤 1 KICK #26鹿島 G
DEERS 2 10:12 FG #26鹿島 26
DEERS 3 03:27 RUSH #38佐藤 15 KICK #26鹿島 G
IBM 3 08:54 PASS #15岡村→#17小川 37 KICK #8崔 G
IBM 4 03:00 PASS #15岡村→#17小川 29 KICK #8崔 G
DEERS 4 06:04 RUSH #38佐藤 31 KICK #26鹿島 G
内容 鹿島 IBM
1.ファーストダウン(回数) 20 11
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 59-361 Yds 40-228 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 17-11-0-100 Yds 20-12-2-146 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 42-261 Yds 20-82 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 8-38 Yds 8-55 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-1 0-0
5.フィールドゴール(回数-成功) 2-1 0-0
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) 26:24 21:36
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

#10尾崎

第1ラウンド第4節は、晴れの特異日「体育の日」の通り、快晴の川崎球場でDEERSのキックオフで試合開始。
IBM最初の攻撃の最初のプレーで11ydパスを通されるが、その後の攻撃を止めてパントに追い込む。
DEERSの最初の攻撃は、RB#38佐藤の2回のランで1stダウンを奪うが、後が続かずパントとなる。
IBMのパス攻撃にDB#22堀がインターセプトを決めて、DEERSはIBM陣33ydからの攻撃となる。 しかし、DEERSのラン攻撃でボールをファンブル。攻撃権を奪い返されてチャンスを逃す。
IBMの攻撃に1stダウンを与えずパントに追い込と、 DEERSはQB#10尾崎からWR#25小嶋に15ydパスを通したところで第1Qが終了する。

2Q

#26鹿島のキック

DEERSの攻撃はRB#29丸田が11ydを走り、QB尾崎がWR#2中川に20ydパスをヒットさせ、 再び、RB丸田が18ydを走ってIBM陣1ydに迫る。ここで、RB佐藤が1ydを走り切って先制のタッチダウンを奪い取る。(7-0)
IBMのラン攻撃をDEERSディフェンスがナイスタックルを決めて、1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERSは怒涛のラン攻撃を仕掛ける。 RB佐藤とRB丸田に加えてQB尾崎が、8yd・4yd・6yd・10yd・2yd・5yd・1ydを走り、 4thダウンギャンブルではRB丸田が23ydを走ってIBM陣5ydに迫る。 TDは奪うことが出来なかったものの、K#26鹿島が26ydのフィールドゴールを決めて追加点をあげる。(10-0)
IBMのパス攻撃には、DEERSディフェンスがナイスパスカットで、1stダウンを与えずパントに追い込む。 このパントをWR#18前田が果敢なリターンでDEERSはIBM陣35ydからの攻撃となる。
前半残り時間1分9秒、パス攻撃でIBM陣18ydまでボールを進め、フィールドゴールを狙うが僅かに左に逸れて、前半終了となる。

3Q

#7植村

後半もDEERSはランを中心にリズム良く攻撃する。 RB佐藤が12yd・22ydを走ると、QB尾崎がWR#7植村に9ydパスを通す。 WR中川が15yd、QB尾崎が3yd・2yd、RB丸田が8ydを走る。最後はRB佐藤が15ydのタッチダウンランで締めくくる。(17-0)
IBMが反撃する。3yd・9ydのパスで1stダウン更新されると、37ydロングパスでタッチダウンを奪い取られる。(17-7)
DEERSの攻撃がパントになって、IBMが自陣13ydからの攻撃となったところで最終の第4Qとなる。

4Q

ディフェンス

IBMの攻撃が止められない。 16ydパス・13ydパス・21ydラン等でDEERS陣29ydまで攻込まれると、 ここからロングパスを決められてタッチダウンを奪い取られ、3点差に迫られる。(17-14)
DEERSも負けずに攻撃する。RB佐藤が5yd・4ydを走り、RB丸田の2ydランで1stダウンを更新すると、 QB尾崎がTE#97藤本に11ydパス、WR前田に11ydパスをヒットさせる。 すると、RB佐藤がIBMディフェンスを振り切って31ydを走り抜け、この試合3本目となるタッチダウンランを奪い取る。(24-14)
IBMの必死の反撃でDEERS陣20ydまで迫られるが、 DB#24佐野がエンドゾーンに投げ込まれたパスをインターセプトし、試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ

「3クォーターに17−0になった時点で、集中力が抜けてしまった。試合の途中に、この試合は勝てそうだ、あるいは負けそうだと、自分たちで勝敗を決め付けてしまうことはあってはならないこと。フットボール選手の価値はフィールドで何ができるか。毎プレー、フィールドで全力を出しきらなくてはいけない」
―次節に向けて
「これからの試合は一年間蓄えてきたものをどれだけ出せるかが重要なポイントになる。試合までいい準備をして、力を出しきれるようにしたい」

選手コメント

LB#42牧内選手

■牧内主将
「試合の入り方はよく、序盤は集中してDEERSのペースで試合ができていたと思う。前半を10−0で折り返し、後半にタッチダウンを一本追加して17−0になったところで、一気に畳み掛けなければいけなかったが、それができないのがチームの課題。相手に合わせるのではなく、最初から最後まで自分たちのプレーをやりきならないといけない」
―ディフェンスは後半に2タッチダウンを奪われましたが
「相手にドライブされることは想定していたが、どこかで断ち切らなければいけなかった。ターンオーバーがインターセプトの2本しかなかったので、ファンブルフォースをしてボールを奪いたかった」
―次節は富士通との全勝対決です
「日本一を目指すためには、負けてもいい試合は一つもない。1位通過で2ndステージに進めるよう、2週間いい準備をしたい」


RB#38佐藤選手

■RB#38佐藤選手 (ラン17回105ヤード3TD)
「試合序盤にファンブルをしてしまい、弱気になりかけたが、いつも通り1プレー1プレー集中しようと気持ちを切り替えた。結果的に3本のタッチダウンを獲れてよかった。(3本目のタッチダウンは)OLが相手を押し込んでくれていたので、タッチダウンを取りきろうと思って走った」
―富士通戦に向けては
「RBの仕事は1ヤードでも前にボールを進めること。ボールセキュリティに気をつけて、自分の走りをしたい」


TE#97藤本選手

■TE#97藤本選手 (パスレシーブ1回11ヤード)
「IBMのDLは思い切りがあり、今までの相手で一番やりにくい相手だった。ショートヤードのランプレーはTEのブロックが鍵になるので、これからの試合では相手を押し切れるようにしたい」






DB#22堀選手

■DB#22堀選手 (試合序盤チームを勢い付けるインターセプトを奪う)
「インターセプトを決められたことはよかった。ただ、後半に自分のミスリードで相手にタッチダウンを許してしまったプレーもあったので、反省点もたくさんある。試合でいいプレーができるよう、これからも頑張りたい」