|
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
鹿島DEERS | 7 | 7 | 7 | 3 | 24 |
アサヒビールシルバースター | 0 | 7 | 0 | 7 | 14 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DEERS | 1 | 04:13 | RUSH | #38佐藤 | 1 | KICK | #26鹿島 | G |
シルバースター | 2 | 02:17 | PASS | #119東野→#82山田 | 11 | KICK | #11戸倉 | G |
DEERS | 2 | 11:09 | RUSH | #29丸田 | 1 | KICK | #26鹿島 | G |
DEERS | 3 | 06:41 | RUSH | #29丸田 | 19 | KICK | #26鹿島 | G |
シルバースター | 4 | 08:12 | PASS | #119東野→#17中島 | 17 | KICK | #11戸倉 | G |
DEERS | 4 | 12:28 | FG | #26鹿島 | 33 | - | - | - |
内容 | 鹿島 | シルバースター |
---|---|---|
1.ファーストダウン(回数) | 15 | 20 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 55-326 Yds | 79-361 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 16-9-0-52 Yds | 46-27-1-318 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 39-274 Yds | 33-43 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 6-47 Yds | 2-5 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 0-0 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 2-1 | 1-0 |
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) | 27:01 | 32:59 |
2ndSTAGE第2節のファイナルステージ進出を賭けた戦いは、
小春日和の川崎球場で、シルバースターのキックオフで試合開始。
DEERSの最初の攻撃は、WR#2中川の好リターンでDEERS陣47ydからの攻撃となる。
RB#38佐藤の10ydラン、QB#10尾崎からWR#25小嶋への9ydパス、RB#29丸田の11ydラン、
QB尾崎からWR#81永川に5yd・WR#18前田に11ydパス等、テンポ良く前進し、
最後はRB佐藤の1ydダイブプレーによるタッチダウンで先制する。(7-0)
シルバースター最初の攻撃で、19ydパス・17ydパス等でDEERS陣32ydまで攻込まれるがフィールドゴールを失敗に終らせる。
DEERSの攻撃が進まずパントとなると、
このパントをブロックされてシルバースターがDEERS陣15ydから攻撃と、ピンチを迎える。
2回のランプレーと1回のパスプレーを凌いで4thダウンに追い込むが、
ギャンブルプレーで11ydのタッチダウンパスを奪われ、同点となる。(7-7)
両チームがパントを蹴りあった後、DEERSはQBを#12山城にスイッチする。
QB山城の6ydラン、RB丸田の4ydラン、RB佐藤の7ydラン、
WR前田への4ydパスで1stダウンを2回更新した後、WR中川の34ydラン等でシルバースター陣1ydに迫る。
最後はRB丸田がランプレーでタッチダウンを奪い、再びリード奪う。(14-7)
両チームのディフェンスが頑張り、パントを蹴り合って前半が終了する。
後半最初のシルバースターの攻撃で、DEERS陣35ydまで攻込まれて4thダウンインチとなる。
シルバースターは1stダウン更新狙って、中央ダイブプレーを仕掛けてくる。
このプレーにLB#43岡橋が空中でランナーを押し戻し、ギャンブルプレーを失敗に終らせる。
ピンチの後にチャンスあり、DEERSの攻撃でRB丸田が22ydを走り、RB#11曽根が5yd・8ydを走る。
QB山城がWR永川に7ydパスを通した後、RB丸田が19ydを独走してタッチダウンを奪い取り、点差を広げる。(21-7)
シルバースターの攻撃で、33ydのロングパス等でDEERS陣5ydに迫られる。
ここからタッチダウンを狙ったパスをDB#23栄がインターセプトしピンチを凌ぐ。
DEERSの攻撃でRB丸田が55ydを快走してシルバースター陣23ydに迫るが、
2回の反則等で後退してシルバースター陣33ydで最終の第4Qとなる。
DEERSはQB山城がWR前田に9ydパスを通して、
シルバースター陣24ydからフィールドゴールを狙うが、キックは惜しくも左に逸れて失敗する。
シルバースターの攻撃に、DL#92西川のロスタックルやLB#51比留間の強烈なタックルで前進を許さない。
DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなり、シルバースターは自陣20ydからの攻撃となる。
シルバースターは10ydランで1stダウンを更新すると、9ydパス・23ydパス・17ydパス等でDEERS陣に迫り、
最後はエンドゾーンへの17ydのタッチダウンパスを奪われ、再び7点差となる。(21-14)
次のシルバースターのキックオフにWR中川が50ydのリターンでチャンスを作ると、
RB丸田6yd・4yd、RB曽根が14yd、QB尾崎が2yd・3ydを走り、
最後はK#26鹿島が33ydのフィールドゴールを決めて10点差とする。(24-14)
シルバースターの攻撃で、8yd・15yd・23yd・13yd・5yd・6ydとパスを通されるが、
DEERS陣10ydから4回のパスを失敗に終らせ、試合終了となる。
「攻守ともにラインが良い仕事をしてくれた。また、RB丸田は大黒柱にふさわしい活躍だった。ただ、不用意な反則が多かったので、その辺りは修正しなければならない。ディフェンスは、試合を通じてよく踏ん張ったと思う。シルバースターのQB東野選手が素晴らしく、多くのパスが通されたが、要所はしっかり止めてくれた。第4ダウンを止めた岡橋のタックル、自陣エンドゾーンでの栄のインターセプトが大きかった」
―FINALステージに向けては
「この先の試合は総力戦。心技体の準備をしっかりして1試合でも多く試合ができるようにしたい」
■牧内主将
「FINALステージへの進出を決めることができてよかった。(前節の)マーヴィーズ戦に比べてチームの雰囲気はよくなったと思うが、良い時と悪いときの波が激しい。流れの悪い時に、すぐに修正できようにならないといけない。
オフェンスは、ラン攻撃がゲインしてよかった。ディフェンスはDLがよく頑張ってくれた」
―FINALステージに向けては
「まずは、シルバースター戦の反省をしっかりとしたい。ここから先は4チームしか残っていない。悔いのないように2週間しっかりと準備をして、全員で必死になって次の試合に臨みたい」
■WR#2中川選手コメント (キックオフリターンで好リターンを見せる)
「ブロックが良かったので、(タッチダウンまで)いけると思って走ったが、タックルされてしまった。秋シーズンに入って自分自身は未だキックオフリターンタッチダウンを決められていないので、FINALステージでは決めたい」
■QB#12山城選手コメント (パス9回成功5回25ヤード)
「試合に出て最初のシリーズをタッチダウンに結びつけられたのはよかった。同点の均衡した場面だったので、テンポを変えられたと思う。ただ、そのシリーズ以外はあまり良くなく満足していない。(ここ数試合)出場機会があるので、チームに貢献できるようにしたい」
■DB#23栄選手コメント (自陣エンドゾーンでインターセプト1回)
「(インターセプトは)相手が自分のところに投げてくれた。動きすぎず、相手QBをよく見ていたのがインターセプトに繋がった」
■OL#76渡邉(謙)選手コメント (274ヤード獲得のラン攻撃を牽引)
「シルバースターのディフェンスがあまり仕掛けてこなかったが、一対一の戦いでそこそこやれたのは自信になった。次の試合でも自分のもっている力を出し切れるようにしたい」
■DL#91倉持(悠)選手コメント (吹田戦の3.5回に続きタックル2.5回を記録)
「シルバースターのOLは個々の力は強かった。自分はサイズが小さく、捕まってしまうと何もできないので、スタートを思い切りやろうと決めていた。いいスタートが決まれば相手をコントロールできた。シルバースターのラン攻撃をDLで止めることができてよかった」