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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 0 | 7 | 3 | 7 | 17 |
富士通フロンティアーズ | 7 | 3 | 7 | 3 | 20 |
富士通 | 1 | 04:49 | RUSH | #30金 | 33 | KICK | #11西村 | G | 富士通 | 2 | 07:14 | FG | #11西村 | 42 | − | − | − | DEERS | 2 | 14:24 | RUSH | #29丸田 | 6 | KICK | #14青木 | G | DEERS | 3 | 12:25 | FG | #14青木 | 28 | − | − | − | 富士通 | 3 | 13:21 | RUSH | #30金 | 71 | KICK | #11西村 | G | 富士通 | 4 | 11:20 | FG | #11西村 | 25 | − | − | − | DEERS | 4 | 14:44 | RUSH | #16尾崎 | 2 | KICK | #14青木 | G |
内容 | DEERS | 富士通 |
---|---|---|
1.ファーストダウン(回数) | 21 | 12 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 71-354 Yds | 47-337 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 32-29-0-221 Yds | 11-5-1-85 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 39-133 Yds | 36-252 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 2-5 Yds | 2-10 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-1 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 2-2 |
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) | 34:56 | 25:04 |
第34回パールボウル準決勝は、少し風が強いものの観戦日和となった川崎球場で、富士通のキックオフで試合開始となる。
DEERS最初の攻撃は、1stダウンの更新が出来ずにパントとなる。
富士通最初の攻撃は、ランプレーが止められない。14yd・2yd・3yd・5yd・5ydを走られDEERS陣33ydに進まれると、
ここからのランプレーで独走を許し、タッチダウンを奪われてしまう。(0-7)
次のDEERSの攻撃では、QB#16尾崎からWR#2中川への9ydのパス、RB#38佐藤の9ydランで1stダウンを更新すると、
RB#20岩倉の8ydラン、TE#1庭野への9ydパス、RB佐藤の13ydラン、WR#18永川へ5ydパス、
WR#11前田へ12ydパスなどで富士通陣1ydに迫るが、
ここから4thダウンギャンブルを含む2回のランでタッチダウンを奪えず、得点が返せない。
富士通の攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、風の影響もあってDEERSは富士通陣34ydからの攻撃となる。
DEERSはQBを#10山城にスイッチすると、小刻みなパスを通す。
WR前田に6yd、WR永川に8yd、WR#7植村に4yd、再びWR前田に5ydのパスを通して富士通陣12ydに迫るが、
次のランプレーでボールをファンブルし、絶好のチャンスを逃す。
次の富士通の攻撃では、11ydラン・38ydロングパス・13ydランでDEERS陣28ydまで攻込まれて1stダウンを奪われる。
しかし、DL#79坂田のロスタック等で、これ以上の前進を許さず、42ydのフィールドゴールの失点に食い止める。(0-10)
両チームがパントを蹴りあった後のDEERSの攻撃で、QB山城がWR前田に10yd・24ydのパスを連続でヒットさせ、
RB佐藤の11ydランで富士通陣6ydに迫ると、RB#29丸田のオープンランでタッチダウンを奪い取って、前半が終了する。(7-10)
後半開始早々、富士通のパス攻撃にDB#4山本吉がパスを空中でカットすると、
このボールをLB#42牧内がキャッチし、華麗なインターセプトを決める。
DEERSは富士通陣34ydからの攻撃とチャンスを掴むが、1stダウンを奪えず、
4thダウンギャンブルも失敗に終り得点をあげることが出来ない。
続く富士通の攻撃で24ydのパスを通されるが、DB#23栄が相手ランナーを青転させる強烈なタックル等でパントに追い込む。
DEERSは自陣11ydからの攻撃でRB佐藤の13ydラン、QB山城からWR中川へ12ydパス、RB佐藤へ22ydパスを通す。
更に、RB丸田の12ydラン、WR中川の6ydラン、RB丸田の5ydラン等で富士通陣11ydに迫ると、
タッチダウンは奪えないものの28ydのフィールドゴールをK#14青木がきっちりと決めて同点に追い着く。(10-10)
しかし、同点に追い着いたのも束の間、富士通に71yd独走のタッチダウンランを奪われ再びリードを許す。(10-17)
最終の第4Q、両チーム共にパントを蹴りあう展開となる。
しかし、膠着状態を先に抜け出したのは富士通。
時間を消費する10回のランプレーでDEERS陣8ydまで攻込まれ、25ydのフィールドゴールを奪われる。(10-20)
試合終了まで残り3分40秒、DEERSは必死の反撃を試みる。
QB尾崎がWR植村に17ydパス・RB丸田に5ydパスを通し、QB尾崎が自ら6ydを走る。
そして、WR前田に7yd・6yd・9yd・7ydのパスを通して富士通陣に迫ると、
最後はQB尾崎が2ydを押し込んでタッチダウンを奪い取る。(17-20)
残り時間16秒、最後の反撃の期待を込めたオンサイドキックを富士通に押さえられて試合終了となる。