|
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
鹿島DEERS | 3 | 7 | 14 | 0 | 24 |
アサヒビールシルバースター | 0 | 3 | 7 | 13 | 23 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿島 | 1 | 07:37 | FG | #14青木 | 19 | − | − | G |
シルバースター | 2 | 05:17 | FG | #11戸倉 | 29 | − | − | G |
鹿島 | 2 | 10:35 | RUSH | #29丸田 | 1 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 3 | 06:26 | RUSH | #16尾崎 | 1 | KICK | #14青木 | G |
シルバースター | 3 | 09:33 | RUSH | #23波武名 | 1 | KICK | #11戸倉 | G |
鹿島 | 3 | 09:55 | PASS | #16尾崎→#11前田 | 73 | KICK | #14青木 | G |
シルバースター | 4 | 07:21 | PASS | #19東野→#82山田 | 11 | KICK | #11戸倉 | G |
シルバースター | 4 | 10:03 | PASS | #19東野→#83稲垣 | 30 | PASS | #19東野 | NG |
内容 | 鹿島 | シルバースター |
---|---|---|
1.ファーストダウン(回数) | 10 | 20 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 50-213 Yds | 67-312 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 16-9-0-143 Yds | 51-26-2-280 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 34-70 Yds | 16-32 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 5-47 Yds | 5-36 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 2-1 | 2-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 2-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 24:06 | 23:54 |
2010年秋季リーグ1stSTAGE最終戦は、秋晴れの川崎球場でシルバースターのキックオフで試合開始となる。
DEERS最初の攻撃はQB#16尾崎がWR#2中川に12ydのパスを通すとラン攻撃で前進する。
QB尾崎が11yd、RB#38佐藤が6yd・2yd・2yd・3yd、RB#29丸田が4yd・3yd・5yd・2ydを走り、
相手陣1ydまで迫りK#14青木の19ydのフィールドゴールで先制する(3-0)
シルバースター最初の攻撃で15ydのパスを通されるが、
その後DL#90鈴木のパスカットなどで前進を許さず、47ydのフィールドゴールも失敗に終らせる。
DEERS次の攻撃は1stダウンを奪えずパントとなる。
シルバースターの攻撃にDEERSディフェンスの積極的なタックルが続く。
DB#23栄がパスキャッチ直後のレシーバーに強烈なタックル、
LB#42牧内がロスタックルを浴びせるとDL鈴木もロスタックル決めてパントに追い込む。
DEERSはQBを#10山城に代えるとRB佐藤が2ydを走る。
しかし、次のQBのランプレーでボールを落とし、攻撃権を奪われてしまう。
このピンチに反則も加わりシルバースターはDEERS陣19ydからの攻撃となる。
DEERSディフェンスは、LB#37大舘のタックル・DL#44小宮のタックルなどで1stダウンを許さずフィールドゴールの最小失点に食止める。(3-3)
DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなるが、
P青木のパントにシルバースターの反則があり、シルバースターは自陣2ydからの攻撃となる。
シルバースターの自陣エンドゾーン手前からのパス攻撃にDB#22堀がインターセプトを決めて、
DEERSは相手陣12ydからの攻撃となる。
このチャンスに、QB尾崎がWB中川に4ydパスを通し、
RB丸田が5yd・1ydを走り、最後もRB丸田が1ydを中央突破してタッチダウンをもぎ取る。(10-3)
シルバースターの攻撃で16yd・7yd・10ydパスを通されるが、次のパス攻撃にDB#24佐野がインターセプトを決めて前半が終了する。
後半開始のシルバースターの攻撃はLB牧内のパスカットなどでパントに追い込む。
DEERSの攻撃も1stダウンを奪えずパントとなる。
次のシルバースターの攻撃もDL鈴木のパスカットなどでパントに追い込む。
DEERSはQB尾崎がTE#97藤本に13yd・WR#25岩井に18ydのパスを通す。
QB尾崎の4ydランで相手陣1ydに迫ると、QBスニークでタッチダウンを奪い取る。(17-3)
シルバースターも反撃する。
15ydパス、8yd・7ydラン、21ydパス、6ydランでDEERS陣1ydに迫り、最後はランプレーでタッチダウンを奪われる。(17-10)
タッチダウンを許したDEERSは直後の攻撃で、QB尾崎がロングパスを投げる。
このボールをWR#11前田がキャッチし、そのままエンドゾーンまで走り込み73ydのタッチダウンパスを奪い取る。(24-10)
シルバースターはDEERS陣35yd・残り6ydで4thダウンギャンブルのパス攻撃を仕掛けるが、これを失敗に終らせる。
DEERSはQBの位置にセットしたWR中川が12ydを走り、RB佐藤も12ydを走るが後が続かずパントとなる。
シルバースターがパス攻撃で反撃する。
17yd・19yd・6yd・5yd・22ydの5本のパスでDEERS陣11ydに迫り、ここからタッチダウンパスを奪われる。(24-17)
シルバースターのオンサイドキックをWR前田がキャッチして失敗に終らせるが、1stダウンを奪えずパントとなる。
残り時間3分33秒、シルバースターのパス攻撃が止められない。
18yd・12yd・5ydのパスと反則でDEERS陣30ydに迫られ、ここからタッチダウンパスを奪われる。
しかし、逆転を狙った2点トライのパス攻撃を失敗に終らせる。(24-23)
再び、シルバースターのオンサイドキックをWR前田がキャッチして残り1分55秒。
3回のニーダウンで時間を消費し試合終了となる。
試合終了時に相手を1点でも上回ることが何よりも大切となるステージに突入した。今日のように厳しい試合が続くことは覚悟の上。これからもこんな試合の連続だろう。反省すべき点が多かったこの試合でも、パントで相手を自陣奥深くに追い込んで、チャンスを作り、ディフェンスが好位置でインターセプトによる攻撃権を奪い取って、それをオフェンスがきっちりとタッチダウンに結びつけた場面があった。このように、オフェンス、ディフェンス、キッキングがうまく連動しなければ接戦をものにできない。今後は文字通り総力戦。控え選手も含めた全選手、スタッフの総合力=「チーム」で勝敗は決する。
厳しい試合が続くが、「負けられない」という状況でいかにリスクが取れるか。これがフットボールの本当の難しさであり楽しさでもある。そして、そのためにここまで練習を積んできたつもりである。これまで通り、反省点をしっかり修正し、次の試合に向けて最善の準備をしたい。
■牧内主将
今日の試合、相手がトライフォーポイントの2ポイントを外してくれるなどラッキーな面があり、自分達の力で勝てたわけでは無い。これから2週間均等の戦いになる。まだまだ上を目指してもっと上手くなりたい。
■RB#29丸田選手
(最初のタッチダウンはRB#29丸田が残り1ydを体力・太力でねじ込んで得たもの。前節のライオンズ戦でも同様のシチュエーションでタッチダウンを決めた。1stリーグ中盤戦で悩んだショートレンジのオフェンス決定力不足はエース丸田が解消!)
今日の出来はそれでも20点。今日は#11WR前田が、一発でチームを盛り上げるプレーをしたが、ラインを乗せるためにはランでの一発が必要。そして、それをやらなければならないのは自分。今日は出来なかったが、次戦は自分が試合のムーブメントを呼び込む一発を決めてみせる。