2011年5月1日（日）Xリーグ　東日本交流戦2011

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by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

　2011年春のパールボウルは、7月に世界選手権オーストリア大会が開催されるため、3試合の交流戦に変更となった。 更に、東日本大震災の影響で試合数が1試合減って2試合となったDEERS初戦は、 昨年1部に昇格したライズ。後半から雨も混じる強風の川崎球場で、DEERSのキックオフで試合開始となる。
　ライズ最初の攻撃でいきなり40ydパスを通され、その後も8yd･3yd･13ydと走られるが、 DEERS新人LB#54佐藤のQBサックと続くロスタックルでピンチを凌ぐ。
　DEERS最初の攻撃はQB#10山城が、 WR#2中川に5yd、RB#29丸田に10yd、WR#25岩井に3yd、WR#7植村に5yd、WR#15大谷に16ydのパスを通すと、 今度はランプレーでQB山城が5yd、RB丸田が9yd、RB#27伊藤が8ydを走る。 最後はQB山城のパスを受けたWR#11前田がエンドゾーン走り込み38ydのタッチダウンパスで先制する。（7-0）
　ライズの攻撃で8ydラン、8ydパス、5ydラン、8ydランで2回の1stダウンを更新されて第1Qが終了する。

2Q

　2Qに入るとDEERSディフェンスが頑張り、1stダウンを与えずパントに追い込む。
　DEERSはQB山城がWR#18永川への10ydのパスで1stダウンを更新すると、続いてWR永川に48ydのロングパスを成功させる。 更に、QB山城からスクリーンパスを受けたRB丸田が29ydを走り切ってタッチダウンを奪い取る。（14-0）
　ライズの反撃で28ydを走られると、DL#41村山がQBを捕まえLB#30岩根がQBサックを決める。 更に、16ydのランプレーを許すと今度はLB#56杉山がリバースプレーに反応してロスタックルを浴びせパントに追い込む。
　DEERSのパス攻撃でインターセプトを奪われピンチを招くが、 LB#37大舘のQBサック等でライズに前進を許さず、前半が終了する。

3Q

　後半開始のライズのキックオフに、新人RB#34藤森がライズ陣34ydまで50ydをリターンする。 このチャンスにRB#20岩倉が10ydを走り、WR岩井が17ydのパスをキャッチする。 最後はQB山城がRB伊藤に7ydのタッチダウンパスをヒットさせるが、 キックは強風の影響もあってポールに当たって失敗となる。（20-0）
　ライズの攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、 風で押し戻されたボールを新人DB#26林が積極的に拾い上げてヤード稼ぐ。
　DEERSはQBを新人の#12加藤にスイッチし、WR前田に9ydパス、WR大谷に2ydパスで1stダウンを更新する。 続いて、QB加藤の8ydラン、RB岩倉の4ydランで1stダウンを更新すると、 QB加藤はWR永川に7ydパス、WR前田に8ydパス、そして、WR永川に12ydのタッチダウンパスを成功させる。（27-0）
　ライズの反撃にはDL#93重近がロスタックルを浴びせてパントに追い込む。
　DEERSの攻撃が進まず、パントとなったところで第3Qが終了する。

4Q

　DEERSのパントをライズにDEERS陣42ydまでリターンを許すと、 8ydラン･17ydパス･7ydラン等でゴールライン手前6ydまで攻込まれる。 そして、次のプレーで、あっさりとタッチダウンランを奪われてしまう。（27-7）
　続くライズのキックオフをキャッチ直後にサイドラインに出てしまい、自陣6ydからの攻撃となる。 5ydのパスで前進するが、 次のパス攻撃でQBがパスターゲットを見つけられずにパスを躊躇したところでタックルを受けファンブル、 エンドゾーンに転がったボールを相手に確保されてタッチダウンを献上してしまう。（27-14）
　DEERSは点を取られたら取り返す。 QB加藤のパスで、WR永川が11yd、RB岩倉が8yd、WR永川が19yd、WR大谷が4yd、WR岩井が5yd、と前進する。 4thダウン残り1ydのギャンブルではRB藤森がランプレーで成功させる。 QB加藤はWR植村に15yd、WR#6渡部に3ydパスを成功させると、 最後はRB岩倉へのスクリーンパスで15ydのタッチダウンパスを成功させる。（14-34）
　ライズ最後の攻撃も、DL#92西川のQBサックで反撃を許さず、試合終了となる。