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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|
鹿島DEERS | 3 | 0 | 0 | 17 | 0 | 20 |
ノジマ相模原ライズ | 3 | 10 | 0 | 7 | 7 | 27 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 1 | 02:44 | FG | #40田中 | 30 | − | − | − |
ライズ | 1 | 11:31 | FG | #16出澤 | 44 | − | − | − |
ライズ | 2 | 04:21 | RUSH | #28杉原 | 1 | KICK | #16出澤 | G |
ライズ | 2 | 15:00 | FG | #16出澤 | 27 | − | − | − |
鹿島 | 4 | 04:26 | PASS | #12加藤→#18永川 | 49 | KICK | #29丸田 | G |
ライズ | 4 | 09:36 | RUSH | #2宮幸 | 1 | KICK | #16出澤 | G |
鹿島 | 4 | 11:17 | PASS | #12加藤→#18永川 | 5 | KICK | #29丸田 | G |
鹿島 | 4 | 14:49 | FG | #29丸田 | 20 | − | − | − |
ライズ | OT | 00:00 | PASS | #5木下→#28杉原 | 8 | KICK | #16出澤 | G |
内容 | 鹿島 | ライズ |
---|---|---|
1.ファーストダウン(回数) | 23 | 19 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 75-457 Yds | 60-396 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 41-26-0-287 Yds | 22-12-3-194 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 34-170 Yds | 38-202 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 4-35 Yds | 5-19 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-0 | 2-1 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 4-2 | 2-2 |
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) | 32:40 | 27:20 |
2ndSTAGE第2戦はセントラルディビジョン2位通過の相模原ライズと、快晴の横浜スタジアムでライズのキックオフで試合開始となる。
DEERS最初の攻撃は、QB#12加藤のパスが小気味良くヒットする。
RB#34藤森に18yd、WR#18永川に17yd、TE#1庭野に17yd、3本のパスプレーで相手陣に入り、
タッチダウンは奪えないもののK#40田中の30ydのフィールドゴールで先制する。(3-0)
ライズ最初の攻撃で、12ydパス・11ydパス・42ydパスでDEERS陣5ydまで攻込まれるが、
4thダウンギャンブルを含む4回のランプレーでタッチダウンを許さずピンチを凌ぐ。
DEERS自陣1ydからの攻撃で1stダウンを奪えずパントとなる。
すると、ライズ攻撃に1stダウンを与えないものの44ydのフィールドゴールで同点とされる。(3-3)
DEERSはQB加藤の10ydラン、RB#38佐藤の11ydランで相手陣32ydまでボールを進めるが、4thダウンギャンブルはQBサックで攻撃が続かない。
ライズに21ydパスを通され、DEERS陣38ydに攻込まれて1Qが終了する。
ライズのパス攻撃にDB#47矢野のインターセプトでピンチを凌ぐ。
DEERSはランプレーでボールをファンブルする等で攻撃が進まずパントとなると、ライズの攻撃が止められない。
ライズに17ydパス・1ydラン・5ydラン・20ydパス・16ydラン、そして中央突破の1ydランと僅か6プレーでタッチダウンを奪われる。(3-10)
DEERSもラン攻撃で反撃する。
RB#29丸田の7ydラン、RB佐藤の11yd・9ydラン、
更にQB加藤の5ydラン・RB丸田の5ydラン・QB加藤の9ydランで相手陣14ydまで攻込むが、タッチダウンを奪えず31ydのフィールドゴールも失敗する。
ライズ・DEERS共にパントを蹴りあって、前半残り時間46秒。
ライズに14ydラン・5ydパス・27ydランでDEERS陣10ydまで攻込まれ、フィールドゴールで追加点を奪われて前半が終了する。(3-13)
ライズ攻撃に、DB#4山本がQBを追い詰めてパス投げ捨ての反則を奪う等で、パントに追い込む。
しかし、DEERSもRB藤森の6ydラン、QB#10山城からWR#15大谷への10ydパスで1stダウンを更新するが、後が続かずパントとなる。
ライズのラン攻撃で11yd・8ydを奪われるが、
次のランプレーでLB#37大舘の強烈なタックルでファンブルを誘いLB#54佐藤がリカバーする。
DEERSはQB山城からWR永川への9ydパスとRB丸田の2ydランで1stダウンを更新し、
相手陣13ydからフィールドゴールを狙うが、キックをブロックされて失敗に終る。
ライズに1stダウンを与えずパントに追い込むと、
DEERSはRB佐藤の6ydランQB山城からWR前田に5ydパス・WR永川に14パスで相手陣23ydまでボールを進める。
しかし、4thダウンギャンブルのパスを失敗し、チャンスを逃す。
ライズのラン攻撃で20yd・7yd・8ydを進まれ、更に19ydパスでDEERS陣19ydまで攻込まれたところで、第3Qが終了する。
このピンチにDB#22堀がパスインターセプトを決めてDEERSの攻撃となる。
RB#20岩倉が4ydを走るとQB加藤がWR#2中川に7ydパスを通す。
更に、RB佐藤が4yd・3ydを走るとQB加藤がWR中川に15ydパスを通して相手陣49ydまで前進する。
ここからQB加藤がロングパスを投げ、WR永川がボールをキャッチ、そのままエンドゾーンに飛び込んでタッチダウンを奪い取る。
TFPのキックはRB丸田が成功させ、点差を詰める。(10-13)
次のライズのパス攻撃にDB#24佐野が相手WRと競り合ってボールを弾くとDB矢野が反応良くキャッチし、攻撃権を奪い返す。
しかし、DEERS攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、ライズの攻撃が止められない。
ライズに8ydラン・9ydラン、32ydパスでDEERS陣1ydに迫られると、ランプレーであっさりタッチダウンを奪い取られる。(10-20)
DEERSはQB加藤のパス攻撃で反撃する。
WR永川に18yd、WR#11前田に37yd・6yd、WR中川に6yd、WR岩井に7ydパスで相手陣5ydに迫ると、
エンドゾーンに走り込んだWR永川にタッチダウンパスを成功させる。(17-20)
試合時間残り3分43秒、3点差のキックオフ。
K田中のオンサイドキックはボールが高く弾み、サイドライン際でWR中川が見事なキャッチで成功させる。
DEERSは時間を使いながらラン攻撃を仕掛ける。
RB丸田が12yd、QB加藤が11yd、RB佐藤が21yd、RB岩倉が8ydを走る。
逆転のタッチダウンは奪えないものの、同点の20ydのフィールドゴールをRB丸田がきっちりと決める。(20-20)
試合時間残り11秒、ライズの攻撃を止めて延長戦に突入する。
延長戦は両チームが25ydから表・裏の攻撃を行い、点差の付いたところで終了となる。
最初はライズが攻撃。9yd・6yd・2ydを走られた後、8ydのタッチダウンパスを通され7点を先行される(27-20)
DEERSはタッチダウンが必要となる裏の攻撃。
1stダウンはパス失敗。2ndダウンはQBサックで10ydのロス。反則で5yd下がった後のパス攻撃でインターセプトを奪われ、試合終了となる。
―試合を終えて
選手はよく頑張ったと思うが、この結果はライズの方が
勝つに値するプレーを我々よりも多くしたということ。
やはり負けることは非常に悔しい。
―FINALSTAGEに向けて
当然のことながら、残っているチームは強敵ばかり。
ここまでチームみんなで積み上げてきたものを全て出し切ることに集中したい。
■DB#47矢野選手
―ディフェンスがモメンタムを引き寄せる場面が多くあった試合でした。中でも矢野選手は攻め込まれた状況での見事なインターセプトを2回も記録しましたね。
自分たちのプレーをしようと決めていたので、準備してきたことが結果に繋がったと思います。個人的にインターセプトできたことも良かったと思います。
―次はFINALSTAGEでオービックシーガルズ(以下:オービック)と対戦です。
社会人の雰囲気や感覚に慣れてきたと思ったら、あっという間にFINALになってしまったという感じです。オービックとはルーキーの僕にとっては初めての対戦ですが、オービックも僕たちフレッシャーズ5人との対戦は初めてになると思います。どれだけ出来るか、やるかというところをきちんと試合に出してチームの大きな力となれるように頑張ります。
■WR#18永川選手
―まずは試合おつかれさまでした。ボールをゲインしながらも中々得点を奪えない時間が続きました。
相手どうこうではなく、オフェンスにうまくいっていない部分と自分たちのミスが両方ありました。すぐに修正して次のシリーズを迎えられたら、もっと早い段階で追加点を挙げられていたと思います。
―本日のタッチダウンは2本中2本とも永川選手によるものでした。
1本目はタッチダウンを最初から狙ったプレーでしたのでキャッチ出来てよかったです。2本目はドライブでゲインを重ねて、最後にパスのプレーで空いた自分にボールが飛んできたという感じでした。ハーフタイムで切り替えることが出来て後半にこの2本の得点をすることが出来ましたが、うまくボールをコントロールするこの形を相手関係なく試合を通してやっていきたかったです。
―今節、敗戦はしましたが得失点差でDEERSはワイルドカードでのFINALSTAGE進出を決めました。ここからは本当に負けられない戦いです。
ワイルドカードであろうと、次のステージに進めることができたことは良かったと思います。
FINALSTAGEでオービックとの対戦は、昨シーズンと全く同じ状況です。
昨年の雪辱を果たし、このチャンスを絶対にモノにします。