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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 17 | 21 | 14 | 7 | 59 |
日本ユニシス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 1 | 04:44 | RUSH | #29丸田 | 4 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 1 | 06:33 | RUSH | #29丸田 | 6 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 1 | 09:59 | FG | #14青木 | 24 | - | - | - |
鹿島 | 2 | 00:12 | PR | #37大舘 | 10 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 2 | 04:48 | RUSH | #29丸田 | 1 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 2 | 11:11 | PASS | #12加藤→#11前田 | 55 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 3 | 06:16 | RUSH | #29丸田 | 35 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 3 | 11:41 | RUSH | #27伊藤 | 18 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 4 | 08:54 | RUSH | #20岩倉 | 1 | KICK | #29丸田 | G |
内容 | 鹿島 | ユニシス |
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1.ファーストダウン(回数) | 19 | 5 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 63-427 Yds | 53-82 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 21-12-0-153 Yds | 31-21-2-76 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 42-274 Yds | 22-6 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 3-10 Yds | 2-5 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-1 | 1-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 2-1 | 0-0 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 24:50 | 23:10 |
キックオフのボールをWR#11前田が相手陣10ydまで80ydをリターンする。
しかし、このチャンスは4回のランプレーを止められ、得点を奪えない。
ユニシス最初の自陣1ydからの攻撃をパントに追い込むと、WR#18永川のリターンでDEERSは相手陣19ydからの攻撃となる。
今度はRB#29丸田が7yd・8ydを走って1stダウンを獲得し、最後もRB丸田が4ydのタッチダウンランを奪い取る。(7-0)
ユニシスのパス攻撃にDB#13山本がインターセプトを決める。
このチャンスにQB#12加藤がWR#88澤田に9ydパスで相手陣6ydに迫ると、再びRB丸田がタッチダウンランを決める。(14-0)
ユニシスの攻撃はLB#43小野里のロスタックルなどで前進を許さない。
DEERSはQB加藤がWR前田に11ydパス、RB丸田の37ydランで相手陣に迫り、K#14青木が24ydのフィールドゴールを成功させる。(17-0)
次のユニシスの攻撃もDL#93重近・LB#37大舘・LB#4山本のタックルで1stダウンを与えない。
ユニシスのパントをDL重近がブロック、転がったボールをLB大舘が拾い上げてパントリターンタッチダウンを奪い取る。(24-0)
次のDEERSの攻撃はRB丸田が8yd・18ydを走り、QB加藤がTE#89三浦に8ydパスを通す。
続いてRB丸田が21yd・RB#20岩倉が5yd・RB#27伊藤が3ydを走り、最後はRB丸田が1ydのタッチダウンランを奪い取る。(31-0)
ユニシスの攻撃をシャットアウトするが、DEERSの攻撃もボールをファンブルし攻守を繰り返す。
前半、残り時間1分13秒からのDEERSの攻撃で、
QB加藤がWR前田に目の覚めるような55ydのロングパスタッチダウンを決めて前半が終了する。(38-0)
後半最初のユニシスの攻撃はLB#54佐藤のタックル等で1stダウン与えずパントに追い込み、
WR前田のリターンで相手陣34ydからの攻撃となる。
DEERSは後半から出場のQB#10山城からWR#34藤森への14ydパスで相手陣13ydまで攻込むが、ここから前進できずにフィールドゴールも失敗する。
次のDEERSの攻撃はRB岩倉の5ydラン、QB山城からTE#36藤田への5ydパスで1stダウンを更新すると、RB丸田が35ydのタッチダウンランを決める。(45-0)
ユニシスの攻撃にはDB#22堀がロスタックルを浴びせ、パントに追い込む。
DEERSはRB伊藤が12yd、RB岩倉が8yd・9ydを走り相手陣に入ると、最後はRB伊藤が18ydのタッチダウンランを奪い取る。(52-0)
ユニシスの必死の反撃で4thダウンギャンブルを決められ、この試合始めてDEERS陣29ydまで攻め込まれる。
しかし、ここからのパス攻撃にDB#26林がインターセプトを決めてピンチを凌ぐ。
DEERSは反則等で1stダウンを更新できず、この試合初めてのパントなる。
このパントでLB小野里が見事なキックを披露し、ユニシスは自陣11ydからの攻撃となる。
ユニシスの攻撃にDL#9佐倉がQBサックを決め、反撃を許さない。
DEERSはQB山城からWR#25岩井への10ydパスなどで相手陣1ydに迫ると、RB岩倉が1ydのタッチダウンランを決める。(59-0)
ユニシス最後の攻撃で4thダウンギャンブルの攻撃も凌ぎ切り、
DEERSはQB山城からWR#81宮本への33ydパスを通したところで試合終了となる。
―初戦を一言で振り返るとどうでしたでしょうか。
オフェンスのリズムが今一つでした。QBのパスのタイミングが悪いプレーもあったし、レシーバーの落球もありました。
―試合前のハドルでは「慎重になり過ぎるな」、ハーフタイムでは「雑になるな」との指示がありました。
慎重になり過ぎないというポイントは、ずっと選手たちに言い続けていました。初戦の緊張感・高揚感もあるし、相手も春に対戦したとは言え、秋シーズンに向けて変えてきた部分もあるかも知れない。その感覚が過剰な慎重さにつながる可能性もあったので、積極的な姿勢を保つ心構えとして共有しておきたかったのです。
試合が始まり色々わかってきた、いわゆる実戦感を掴んでくると、逆に雑になる部分も出てきた。ハーフタイムの指示は、そこを引き締めたいとの意図からです。
今日の反省点は、こうしたちょっとした姿勢や心理の変化が出てしまった事、つまり気持ちも含めて試合を通じて保つべきコンシステンシー(一貫性)が、やや失われる場面があった事です。気持ちの安定も含め、すべて練習通りに出来ないといけません。
―次試合以降に向けて決意をお聞かせください。
試合日程が詰まっている(一週間後の土曜日9/8と、その10日後の平日夜にドーム戦)状況を好機と捉え、少しずつでもいいから、泥臭くてもいいから、実戦を通じて強くなっていく。その気持ちを絶対に失わずに前に進んでいきます。
■丸田主将
―まずはキャプテンとして初戦を振り返って一言。
全員に向けて初戦からすべてを出し切ろうと言い続けてきました。その結果が今日です。全然足りていません。まだまだやれた筈なのに、全然出せていない。出せなかった事が今の我々の力と思うしかありません。とにかく今は、ライズやシルバーといった強豪と戦うレベルに達していない。その事ははっきりした試合でした。
―ではどうしたら良いでしょう?
本当の本気で練習を重ねる事しかありません。どの練習でもしっかり頭の中に、試合のシチュエーションと緊張感をイメージして臨むことです。漫然と練習を重ねても意味はない。気持ちの上でも本気の練習を重ねないと強くはなれません。これは、最後は一人一人、個人個人がやるしかない事ですが、キャプテンを担う自分が先頭に立って、その姿勢と気持ちを見せ続けていきます。
―次にプレイヤーとしての丸田選手に聞きます。この試合、178ydのランを記録し4タッチダウンを挙げました。特に後半開始、フィールドゴールのミスもあって得点がなかなか入らない状況で、独走・・・というよりは数度の相手のタックル・接触を振り切って35ydを力強く走り抜いたタッチダウンが、その後のオフェンスリズムの再構築にもつながったように思えます(余談:その走りっぷりが、往年の名RB・平手に似てきたとの声も・・・)。
自分がボールを持ったら、常にエンドゾーンを目指すつもりでやっています。確かに後半のタッチダウンは、ややフラストレーションが溜まりがちな場面で挙げることができましたが、特に気持ちに変わりはありませんでした。ただ、結果的にそのタイミングで自分がタッチダウン出来たことは、良かったと思っています。
―初戦、ほぼ試合すべてを通じて出場でした。
今後、さらに厳しくなる相手を見据え、自らがキャリアとして完全に一試合を通じて機能できるか、それを試して貰いました。まだまだやれます!とにかく、今以上にブレイクスルーしていきます。熱いご声援をこれからもよろしくお願いします。