2018年シーズンをもって富永一ヘッドコーチが退任し、 2019年シーズンより高野元秀がヘッドコーチに就任します。
富永前ヘッドコーチは2017年シーズンよりヘッドコーチ・オフェンスコーディネーターに着任、
本シーズンよりアシスタントヘッドコーチ・オフェンスコーディネーター・アシスタントゼネラルマネージャーに就任します。
ー2019年シーズンヘッドコーチ 高野 元秀よりご挨拶ー
今年度よりヘッドコーチを務めることになりました高野でございます。
1990年~1999年までの10年間、前身となる鹿島ディアーズの一員(選手・コーチ)として所属しておりましたので20年振りのディアーズ復帰となります。改めて私が言うまでもなく、ディアーズは素晴らしいチームです。ですので、またこのチームのこの職につけたことにまずは大変興奮していることを皆様にお伝えします。
今ディアーズは改革期にあると思っております。LIXILディアーズとなって5年、ようやく強いチーム、みんなから愛されるチームを作るためのノウハウを理解し、そこに向けてリスタートを始める段階にあると思っております。その一員として私が参加できる事、大役ではありますがこれ以上ない喜びであると感じております。
正直、昨今のディアーズのチーム事情はあまり理解しておりません。ただみんな一生懸命で努力を続ける事を惜しまないチームであるという事は理解しております。そこに少しまた新たな空気を送り込むことが私の仕事だと思っております。
思い起こせば、20年前のディアーズも色んな意味で大変なチームでした。当時のディアーズを一言で言うと、とても「やんちゃ」でした。言いたいことを言い、思っていることを素直に伝え、時に争いになることもあり、考え方の違い、価値観の違いをみんなで語り合いました。「やんちゃ」であるが故にONとOFFもはっきりしていました。
練習する時はする。しかし練習が終われば目一杯遊ぶ。その傾向は試合にも出て、チーム全体の雰囲気が盛り上がっていれば、どんなに相手が強く下馬評で我々が格下であっても、その強いチームに競り勝つ。反対にチーム全体の気分が乗っていないゲームではあっさり負ける。そんなチームでした。
「一心不乱」、「無我夢中」となって追いかけることは勿論大事です。しかし勝負事にはそれだけでは見えなくなってしまう事もあるので、そんなことを選手・スタッフ達と力を合わせて一緒に見つけることが出来ればと思っております。
ディアーズにとっての目標は言うまでもなく、「日本一」になること。そして「日本一」に相応しいチームなることです。Regulationの関係で今シーズン前者の目標達成は不可能です。しかし後者の目標は今年から達成することが出来ます。まずは後者の目標を達成し、そして近い将来必ずやLIXILディアーズが日本一となれるよう努めてまいりますので、皆様方の温かいご指導・ご声援頂けますようお願いいたします。
LIXIL DEERS ヘッドコーチ 高野 元秀
~経歴~
高野 元秀 (たかの もとひで)
生年月日 1967年8月13日
専修大学卒業後、鹿島ディアーズに加入。
1995年鹿島ディアーズヘッドコーチ
2000年専修大学アメリカンフットボール部コーチ
2001年~大阪学院大学アメリカンフットボール部ヘッドコーチ
2009年~大阪学院大学アメリカンフットボール部総監督