まず初めに、新生LIXIL DEERSとして迎えた初めてのシーズン、最後まで温かいご支援・ご声援を頂戴した皆様に心より御礼申し上げます。本当に有難う御座いました。
我々の今シーズンは、残念ながらHC過日11月30日のファイナル・社会人準決勝での敗北により幕を閉じました。何とか、皆様とともに年末と年明けの東京ドームでもご一緒に闘い抜くことを目標にしてきましたが、力及ばず、皆様のご期待に沿う事が出来ず申し訳ありません。
過日の試合は、同じ相手に2戦続けて敗れた結果となりました。目まぐるしく展開が変わるなかでDEERSにも勝機はありましたが、それを掴めなかったことがすべてです。勝負事は強くても常に勝てるわけではありませんが、弱ければ勝つ事はできません。同じ相手への連敗は、我々の力がまだ最高峰のレベルには達していなかった証左です。弱いから負けた。そのシンプルな事実を、まずはチームと個人が真摯に受け止め、そして次に、それでいいはずがないという闘志に繋げていきます。この悔しさを忘れず、チームが一丸となって必ず成長の糧とすることを皆様にお誓い申し上げます。
振り返りますと、今シーズンは今年に始まったのではなく、チーム存続の道を模索することとなった昨年から始まっていました。チームの基盤が根本的に変わり、先の事が何も決まっていない状態でも、選手とスタッフは前を向き進み続けてくれました。そして幸運な事に、温かく包容力のある新たなスポンサーを頂戴し、我々はLIXIL DEERSという新たなチームに生まれ変わる事が出来ました。手探りのスタートから、ともかく今年もフットボールを続けることができたこと、フィールドで闘う事が出来たことに心から感謝しています。我々LIXIL DEERSが存在できる理由は、感謝です。以前から変わらぬ声援を送って下さる皆様、そして新たにご支援・応援を送って下さる皆様のお気持ちを思えば、我々がなすべき事は自然に見えてきます。チームの創設以来継承するこの普遍の基盤を礎とし、成長を遂げ、勝利という形で皆様にご恩返しをさせて頂くべく、これからも精進して参ります。これからもLIXIL DEERSへの熱いご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。