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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 10 | 21 | 7 | 21 | 59 |
東京ガスクリエイターズ | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 1 | 05:10 | FG | #14青木 | 20 | - | - | - |
鹿島 | 1 | 11:28 | RUSH | #20岩倉 | 7 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 2 | 02:48 | RUSH | #29丸田 | 10 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 2 | 06:50 | PASS | #11前田 | 18 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 2 | 10:31 | RUSH | #20岩倉 | 2 | KICK | #14青木 | G |
東京ガス | 3 | 10:56 | FG | #7浅野 | 24 | - | - | - |
鹿島 | 3 | 11:49 | PASS | #18永川 | 60 | KICK | #81宮本 | G |
鹿島 | 4 | 00:45 | FUM | #13山本 | 30 | KICK | #29丸田 | G |
鹿島 | 4 | 03:05 | PASS | #81宮本 | 33 | KICK | #29丸田 | G |
鹿島 | 4 | 11:50 | RUSH | #27伊藤 | 7 | KICK | #29丸田 | G |
内容 | 鹿島 | 東京ガス |
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1.ファーストダウン(回数) | 24 | 6 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 57-400 Yds | 50-124 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 20-15-0-262 Yds | 18-6-3-32 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 37-138 Yds | 32-92 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 1-5 Yds | 5-44 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-1 | 2-2 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 1-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 19:22 | 28:38 |
2013年秋季リーグ戦1stSTAGE第1節は、快晴の仙台・ユアテックスタジアムで東京ガスのキックオフで試合開始となる。
DEERS最初の攻撃は1stダウンが奪えずパントになるが、東京ガスの最初のパスプレーでDB#5桑澤がインターセプトを奪い取り、再びDEERSの攻撃となる。
DEERSの2回目の攻撃は、QB#10山城がRB#38佐藤に9yd・WR#34藤森に13ydのパスを通すと、RB#20岩倉が5yd・8ydを走り、相手陣8ydに迫る。タッチダウンは奪うことが出来なかったものの、K#14青木が20ydのフィールドゴールを決めて先制する。(3-0)
東京ガスに1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERSはQB山城が12ydを走ると、WR#18永川に47ydパスを成功させる。RB岩倉が11ydを走って相手陣7ydに迫り、次のプレーでタッチダウンランを奪い取る。(10-0)
東京ガスの攻撃は再び、1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERSはQB山城がWR#11前田に12ydパスを通すと、QB山城自らが17ydを走る。RB岩倉が7ydを走った後、RB#29丸田が10ydのタッチダウンランを奪い取る。(17-0)
東京ガスの攻撃はLB#42牧内のタックル等で1stダウンを与えずパントに追い込むと、WR永川が27ydをリターンし、DEERSは相手陣40ydからの攻撃となる。
DEERSはRB丸田の10ydラン等で前進すると、QB山城がエンドゾーンに走り込んだWR前田へ18ydパスのタッチダウンパスを成功させる。(24-0)
東京ガスのパス攻撃はDB#3小堺のラッシュ等で失敗に終わらせ、1stダウンを与えずパントに追い込むとWR#2中川が19ydをリターンする。
DEERSはQB山城がWR前田に19yd、WR中川に14ydパスを通す。最後はRB岩倉が残り2ydを中央突破のランでタッチダウンを奪い、前半が終了する。(31-0)
東京ガスの後半最初の攻撃で、DL#91倉持、DL#9佐倉のタックルで前進を許さないが、相手QBに13ydを走られこの試合初めて1stダウンを奪われる。しかし、次のパス攻撃にDB桑澤がインターセプトを決めて反撃を許さない。
DEERSの攻撃が進まずパントになると、東京ガスに5ydパス・10ydパス、そして7yd・6yd・4yd・10yd・4yd・3ydと走られ、DEERS陣2ydまで進まれる。ここで、LB牧内とDB#28島がロスタックルを決めて、フィールドゴールの3点の失点に留める。(31-3)
DEERSはQB#7加藤が自陣40ydからパスを2回連続して失敗するが、次のプレーでWR永川に60ydのタッチダウンパスを決めて突き放す。(38-3)
東京ガスの反撃に、DB#26林が強烈なタックルでファンブルを誘うと、DB#13山本が転がったボールを拾って、30ydを走ってタッチダウンを奪い取る。(45-3)
次の東京ガスの攻撃でも、DB#43小野里のタックルでボールをファンブルさせ、DL佐倉がリカーバーしてDEERSの攻撃となる。
DEERSはQB加藤がエンドゾーンに走り込んだWR#81宮本にロングパスを投ずる。このボールを宮本が相手選手の頭上でキャッチしてタッチダウンを挙げる。(52-3)
東京ガスの必至のパス攻撃に、LB#35清水がQBを追い込んでパス失敗に追い込むと、次のパスにDB島がインターセプトを奪い取る。
DEERSの攻撃はQB加藤がWR中川に15yd、WR#85鈴木に14ydパスを通すが、後が続かずパントとなる。
東京ガスのパス攻撃を3本とも失敗の終わらせパントに追い込む。
DEERSはRB#27伊藤が13yd・9ydを走ると、QB加藤がWR宮本に15ydパスを通す。そして、RB伊藤が5yd・7ydを走ってタッチダウンを奪り、試合終了となる。(59-3)
―本日の収穫を教えてください。
シンプルですが、とにかくまずは勝てた事です。久々の実戦でしたが、選手交代やコール確認といったプレー間のリズムなど、試合の臨場感を通じてでしか築く事ができないものがあります。こうした試合勘を心身に再装備していく必要があり、それを勝ちのリズムの中で体感できた事は非常に良かったと思います。
■DB#13山本(周)選手
多彩な得点シーンが印象的な試合ではあったが、完封は逃したものの5回のターンオーバー(3回のインターセプト、2回のファンブルフォース)を挙げ、失点も最小限に抑えたディフェンスの働きも見逃せない。その奮闘を象徴する、ファンブルボールを拾い上げてからの激走でタッチダウンを挙げた山本選手に聞いた。
―まずはあのシーンを振り返って。
いや、本当にたまたまでした。目の前にふわぁっと上がってきたボールを拾っただけ。ディフェンスの殊勲者は2つのインターセプトを挙げたDB#5桑澤です。
―それにしてもよく走りました。
いやいや、そんなに距離も走っていませんし。ただ、いつもボールを狙う、ターンオーバーを狙う姿勢は保っているつもりです。それはディフェンスの本能です。
―今年のシチュエーション変化は何か影響がありますか。
プレーに臨む気持ちは何も変わっていません。とにかく積極的に狙い走り続けます。
■QB#7加藤(翔)選手
昨年の準決勝で負傷から約9ヶ月ぶりとなる復帰戦。久々の実戦にも関わらず、加藤らしいロングパスを連続して成功させ、2つのタッチダウンパスを決めるなど、存在感をあらためて示した。
―色々な事がありました。まずは試合を終えて一言お願いします。
長いブランクと地道なリハビリを経て、今日このフィールドに立てたことは素直に嬉しいですし、支えて下さった皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、現在の自分は、強豪相手に勝ち上がっていくレベルにはとてもではないがありません。休んでいる間に劣ってしまった部分があります。まずはそれを取り返す事。そして、そこに、さらに積み上げていく。戻すだけではなく「怪我をしたから強くなった」と思えるようにならないといけません。
―それでも、結果は出せたと思いますが?
最初のシリーズ(一度もファーストダウンを取れない3アンドアウトに終わった)を除けば、ゲームを壊さずにつくる事だけは出来たかな・・・というレベルです。まったく満足はしていません。
―鹿島DEERSとしての最後の年について、特別な想いはありますか。
来年の活動について、何も確定的な状況にない事は認識しています。ただ、今は自分がやれる事をやる、シーズンを戦い抜く事しかありません。集中しなければ勝つ事はできません。とにかく必死にやり切っていくだけです。