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FINALSTAGE〜選手による選手目線の見どころ〜 |
QB#10 山城拓也 |
首の皮一枚でつながった鹿島DEERSの対戦相手は王者オービックシーガルズ(以下シーガルズ)。
最後にシーガルズに勝利したのは2009年のPEARL BOWLまで遡ることになる。その試合でも最後のフィールドゴールが入っていれば
逆転負けしていた試合だったように記憶している。 シーガルズは、爆発力のあるオフェンスとアグレッシブなディフェンスが観客の目を引くパフォーマンス性の高いフットボールを展開する。 今シーズンはノーガードの点の取り合いやロースコアの我慢勝負でも最後は勝利し、順当に勝ち上がってきている。 どんな試合展開でも勝ちにもっていくシーガルズに対してDEERSがどう立ち向かっていくのか注目していただきたい。 また、注目していただきたいのがキッキングである。シーガルズにはWR#18木下・WR#7池井、DEERSにはWR#11前田・WR#34藤森と お互い優秀なリターナーがいるので、試合展開を大きく左右するビッグプレーが生まれる可能性が高い。 1プレーも油断が許されない緊迫した試合になる。また、僅差になってくれば大きな要素になってくるのがフィールドゴールである。 シ−ガルズのK#1金親、DEERSのK#14青木は共に遠くからでも得点できるキック力を持ち主である。プレッシャーとの対決ともいえるフィールドゴール対決にも 注目したい。 鹿島DEERSのラストシーズンでシーガルズと対戦できることを嬉しく思う。 シーガルズに勝利したDEERSはどのチームにも負けない強さを手に入れられるように思えて仕方がない。 誰も勝たせてはくれない。最後まで全力で勝ちに行く。そして最後まで成長していくDEERSを見てもらいたい。 今は"有終の美"なんて言葉はまだいらない。シーガルズに勝つ。
いよいよ待ちに待ったシーガルズとの一戦が近づいてまいりました。 過去3年間、いずれもシーガルズに負けてシーズンが終了しており、絶対に倒さなければいけない相手です。 シーガルズディフェンスには、DL#11K.J、DL#23B.Jなどの外国人選手や日本代表クラスの選手が沢山います。 まず、DEERSオフェンスはこの強敵から得点を上げなければ勝利することはできません。 相手にボールを渡すことなく、地道なゲインを積み重ね、泥臭いフットボールで勝利したいと思います。 今回のオフェンスの「ココに注目」一つ目、『OL#77笠井選手』です。 オフェンスラインの中でも、ボールを扱うポジションがセンターであり、全てのプレーはセンターのボールスナップから始まります。 昨年のJXBでは、1プレー目で怪我をして途中抜けるシーンもありましたが、今回のシーガルズ戦では大活躍してもらわなければ困る存在です。 もう少しスポットライトを当てると、オフェンスラインの中でも一番の練習量をこなしているのも笠井選手です。 ボールを扱う特別なオフェンスラインのため、交代も少なく常にフィールドでプレーしております。 また、ハドルブレイク後のハリーセット、チームのテンポを作る上でも重要な役割を担っています。 オフェンスの「ココに注目」二つ目、『12人目の選手』観戦に来ていただいた方、一人ひとりが12人目の選手です。 フィールドでプレーしている選手は11人ですが、皆様の応援がプラスαの力になります。 ファーストダウン更新、ランが出た時、パスが決まった時、タッチダウンした時の歓声が相手ディフェンスにプレッシャーを与えます。 DEERSは絶対に勝ちます。勝つための準備をしています。 勝つことを信じて、観客の皆様と共に最高のオフェンスをします。 鹿島DEERSを応援してくださっている皆様、DEERSを支えてくださっている皆様、 チームメイト、スタッフ全ての方に感謝し、次の試合必ず勝ちます。是非、試合会場で応援よろしくお願い致します。
史上最強と思われるシーガルズオフェンスは全てのポジションにおいて、今年もタレント豊富なメンバーが揃っています。 日本選手権3連覇中の相手に対し、DEERSディフェンスはどのように立ち向かうのか。 昨年のJXBでは前半はDEERSペースで試合を進められましたが、 後半はランプレーで相手にリズムを与えてしまい、最終的に4タッチダウンを奪われてしまいました。 オフェンスの基本となるランプレーを止めないことには勝利はありません。 シーガルズのランプレーをどれだけ止められるのか。 ここがポイントとなりますが、特にDL、LBの働きは重要になります。 DLでは安定感抜群のDT#91倉持、#92西川に期待したい。 倉持は入社4年目頃から安定感が増し、活躍を続けていますが、 年々成長を続けているように思えます。 西川は減量に成功し、プレースピードがアップ。近年では一番動きが良いのではないでしょうか。 怪我人が多いDLの中で2人の働きは安定しており、オービックの外国人OLもコントロールしてくれると思います。 LBでは安定感の増した#37大舘、新人ながら毎試合スターター出場のLB#17天谷に注目してください。 大舘はリアクションのスピードが武器ですが、今年は的確な判断で素早いリアクションができています。 彼とはシーズン中に同じ怪我(重症かと思われたが・・)をしたのですが、最近はお互い体を労り合っております。 天谷はすべてのスキルで高いレベルにあり、何度もビッグプレーを生み出しています。 安定感に問題はありますが、プレー中も彼が冷静さを失わないように声をかけていきたいと思います。 2人が活躍すれば、間違いなくランプレーは止まるでしょう。 今年も史上最高のメンバーが揃うWR陣に対しては、DBは総合力で臨みたいと思います。 特に#5桑澤、#22堀に注目してください。 桑澤はDL、LBでもプレーしていましたが、昨年からDBでプレー。 パナソニック戦ではQBサック&ファンブルフォースでチームの勝利に大きく貢献。 昨年に続き、シーガルズオフェンスに激しいプレッシャーを与えてくれると思います。 堀は昨年よりプレーに余裕があり、安定感が増しました。 個人的には試合を決めるインターセプトを期待しています。 ベテラン、中堅、若手のメンバーが一体となったDEERSディフェンスに注目してください。 試合会場へアクセス→横浜スタジアム |
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