DEERS2013シーズンを終えて、「覚悟」のスローガンを掲げチームを率いたヘッドコーチ・幹部たちのコメントをお届けいたします。
ヘッドコーチ 森 清之(もり きよゆき) 1989年の創部から25年間にわたり、鹿島DEERSにご支援、ご声援を賜りましたことを心より深く御礼申し上げます。また、様々な形でDEERSに関わった全ての方々にも御礼を申し上げます。 就任以来、DEERSが企業チームとして存続していくためにはどうあるべきか、何をすべきか、を常に考えて参りました。その中で自分なりに出したひとつの結論は『DEERSが鹿島の経営資源の一部となることを究極の目標とする』ことでした。非常に大それた目標であり、他人から見れば笑われるようなものかもしれませんが、最後の最後までその目標に向かって、大真面目に考え続けてきました。チームが会社の経営資源の一部となれば会社が存続する限りチームも存続できるはずですので、今季限りで鹿島DEERSがなくなってしまうことは、私にとって何よりも大きな敗北であり忸怩たる思いを禁じ得ません。 チームはこれで、鹿島を巣立つ事になります。チームの歴史の約半分に関わらせていただきましたが、これほどまでに、血の通った温かい応援をいただいいているチームは他に知りません。明確な理念のもと、まさに企業チームの王道を行くチームだったと思います。 鹿島DEERSがなくなってしまうことで、お力添えや応援を頂いた方々へ直接的にお返しすることは難しくなりますが、そのご恩は決して忘れません。いつか誰かに何らかの形でお返しすることをお約束いたします。そしてもうひとつ、形を変えて新しいチームとなりますが、鹿島DEERSのDNAを継承していくことをお約束します。 改めて、これまでお世話になった全ての皆様に、心より御礼申し上げます。 誠に有難う御座いました。 キャプテン RB#29 丸田 泰裕(まるた やすひろ) いつも暖かいご声援ありがとうございます。 2013年シーズンは、日本一になる為に一人ひとりが「覚悟」を決めてフットボールに取組むことを誓いスタートしました。そして、25年間分の「覚悟」をもって2013年シーズンに取組めたと感じています。最初に決めた「覚悟」をシーズンを通じて継続していくことは非常に困難でしたが、チーム内で日々の生活や練習の中でお互いの覚悟を確認しあいながら、またファンの方々、職場の方々、家族、友人、鹿島DEERSを応援してくれている全ての人達の声が私達の力となり、この1年間「覚悟」を実行し続けることが出来たと思っています。 この鹿島DEERSの力を結果に結び付けられなかったことは、主将として一選手として非常に残念であり悔しさ、申し訳なさでいっぱいです。しかし、今は鹿島DEERSを支え続けてきてくれた方々に、最後の最後まで聞こえてきた「鹿島コール」に言葉に出来ない感謝の気持ちがあります。鹿島DEERSとして、この思いを来シーズンにぶつける事は出来ませんが、皆様に頂戴したお力を胸にこれからの道を進んで行きたいと思っています。2013シーズンも応援ありがとうございました。そして25年間鹿島DEERSを応援していただき本当にありがとうございました。 バイスキャプテン DL#90 鈴木 修平(すずき しゅうへい) いつも暖かい応援ありがとうございます。 鹿島DEERSとして最後のシーズンでしたが、良い報告ができず申し訳ございません。今までアメリカンフットボールを続けられたのも、様々な人や会社のバックアップのおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。 2008年に入社して以降、今まで6シーズン71試合経験をさせていただくことができました。ほとんどのシーズンが悔しい終わり方でした。我々は、結果の世界で生きている人間です。結果を残せていない以上、選手としては不十分です。 しかし、鹿島DEERSの一員として、この6年間で一つ大きな成長をさせていただきました。それは「あきらめない」です。簡単なことですが、今までの自分の「あきらめない」より、遥かにレベルの高い「あきらめない」を経験し、また自分としても成長が出来ました。 今後は鹿島建設という親元を離れることになりますが、引き続き応援よろしくお願い致します。ありがとうございました。 |
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