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鹿日記

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2002/6/30

23名が参加しての熱い戦い! 6月30日、心配された雨もほとんど降らず恵まれた天候の中、森林公園ゴルフ倶楽部にて、今年も豪華な顔ぶれでDEERS CUPが行われました。選手・スタッフ・OB含めて23人が出場し、右へ左への大暴れの一戦となりました。その中で優勝は、超大穴!なんと「剣道グリップ」こと池元選手でした。彼は2年前のDEERS CUPでデビューし、その時はまだゴルフを全く知らず、ゴルフクラブを剣道の竹刀と同じ握りをしていたことから、この名前が付いたのでした。この2年間、諸先輩などの多くの試練?に絶え、今回の優勝。
満面の笑み☆優勝した池元選手自己ベストで準優勝!堀口選手 では、池元選手の優勝コメントを⇒「本日はメンバー(カズさん&白井)にも恵まれ、またキャディーさんや天候にも恵まれ、優勝することが出来ました。これも高い授業料を払って教えてくださったDEERSゴルフ部の方々のお陰だと感謝しています。ありがとうございました。」
準優勝はスコア84で自己ベストを更新した堀口選手。白井選手と曽根選手も無事!?デビューを果たしました。そして筆者は今年も優勝できず・・・。
(DEERSゴルフ部長 川上隆)

【デビューを果たしたお2人は・・・】
白井選手 #38 白井選手:「デビュー戦は、楽しくもあり苦しくもありでした。たまにパシッとクリーンヒットしたときは気持ち良かったものの、ほとんどがボテボテのゴロやOB。広いゴルフ場をフルに使ったプレーぶりでした。同グループのカズさんと池元さん、それにキャディーさんに毎回毎回丁寧なアドバイスをいただきながら、18ホール乗り切りました。僕の中ではもう少しやれる予定やったのですが・・・。迷惑かけましたが懲りずに教えて下さりありがとうございました。また、クラブ一式を提供してくれた前川さん、ありがとうございました。ゴルフってあんなに走り回るスポーツやとは思ってもいませんでした・・・。」

新人・曽根選手 #11 曽根選手:「職場の先輩から、とにかく2〜3本クラブを持って走れと言われていたので一日中走ってました。オフ中にはちょうどいい有酸素運動になりました。当分、僕にとってのゴルフというスポーツはラントレーニングのようなものになりそうです。ただし、林間コースを気持ちよく走るといった具合で、途中ピットストップなんかもあり、なかなかいいものです。S本選手の体を「すごいわねぇ〜」と触りまくっていたキャディーさんとも仲良くお話ができ、終始なごやかな雰囲気でコースを回ることができました。一緒に回ってくださった先輩方、幹事の川上さん、ありがとうございました。アメフトと同じで、練習でできないことは絶対にコースでできないということを、ことごとく思い知らされました。」


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2002/6/22

通訳としても大活躍☆森ヘッドコーチ DEERSからも多数のコーチ&選手が参加 6月22日(土)大阪府吹田市の大阪学院大学において、ハワイ大学から2名のコーチを招いてアメリカンフットボールワークショップが開催されました。ハワイ大学Warriorsのコーチは、オフェンス担当のWes Suanコーチと、ディフェンス担当のRich Mianoコーチの2名で、DEERSからは監督・コーチ・選手ら12名が参加してお手伝いをしました。
第一部は、フットボールコーチを対象にしたテーブルクリニックで、オフェンス・ディフェンス共に現在NCAAで最も流行している「4WRショットガン体型」からのパスオフェンス・パスディフェンスに関するスキル向上テクニックや考え方、さらに現在実際にハワイ大学で使用しているシステムを、最新設備を完備した2教室に分かれVTR等を用いて詳細な説明がありました。オフェンスは金氏監督・伊藤ストレングスコーチ、ディフェンスは森HCが通訳を務め、参加したコーチから熱心な質疑応答が行われました。
板井キャプテンの話を真剣に聞く選手たち ヨッシーコーチは英語ペラペラ〜♪ 第二部のワークショップは高校生を対象にしたもので、受講者130名、見学者約170名、コーチ16名、大学スタッフ関係者80名の総勢400名程で行われ、グラウンドが人であふれかえるほどの大盛況ぶりとなりました。ワークショップのテーマは、日本の高校チームには少ないパッシングゲームで、ハワイ大学が使用しているパスオフェンスシステムやパスディフェンスシステムの基礎をそれぞれのポジションに別れて練習し、仕上げには7on7(スケルトン)や5on5(パスプロ・パスラッシュ)まで計3時間を費やして行いました。実際に受講した高校生も「自分達にパスは無理だと思っていたが、実際に今日やってみてそれほど難しくないと実感した」と感想を述べ内容的にも上々だったようです。 Wesコーチと金氏監督 ハードな日程を終えてWes Suanコーチは「これほどの人々が集まるとは思わなかったので、とてもびっくりした。今日来ていた受講者達はとても熱心でフットボールに関するノウハウに対してハングリーさがあることを感じた。」、またRich Mianoコーチも「高校生の中にはこれから先きっとすばらしいプレーヤーになるだろうと思える選手が沢山いた。チャンスがあればまたこのような機会を作ってもらい是非また来たい。」と述べ、2名のコーチにとっても有意義なクリニックとなったようです。MianoコーチはNFLで11年プレイをしていて見るからに早そうな顔(鼻)をしていましたし、Wesコーチ(RBコーチ)はどうしてもOLコーチに見えてしょうがないほど大きなお腹をせり出していたのですが、とても優しく丁寧に教えてくれるのが印象的でした。
最後に、今回のワークショップ開催された大阪学院大学の関係者の方々に深く感謝の意を表すると共に、フットボールのレベルアップにDEERSが微力ながら協力させて頂けたことを非常に喜ばしく思っております。大阪学院大学の皆様、ありがとうございました。

(QB 鈴木和佳)

元気いっぱい小学生! みんなで一緒に☆古川選手大きいですねぇ〜 6月22日(土)、DEERSはグラウンドの近所にある調和小学校にて実施されている学校週5日制に伴う「休業土曜日事業計画」の当番となったので、子供達を対象にしたアメフト体験教室を開催しました。当日の講習には1年生から6年生まで20数人の子供達と父兄の方々が集まりました。講師陣としてDEERSからは、OLの古川選手、RBの山本選手、トレーナーのコバエリ、そして私の4人が子供達の相手をしました。まず始めにDEERSの好プレー集のビデオを観たのですが、終了までのわずか15分間、子供達がじっとしていられるはずもなく、ビデオ会場ではすでにフェイス・マスクやラフィンザ・パサー等のパーソナル・ファールの応酬が始まっており「今日は荒れるな・・・」と予感しました。元気いっぱいの子供達全員の腰にフラッグをつけて、次はフラッグフットボールの実技体験です。校庭に出て赤チームと青チームに分かれ、攻撃や守備の簡単なゲームを行いました。その後パスキャッチの練習や少し複雑なプレーの練習をして、お昼前に解散となりました。今回の体験教室では子供達だけではなく、毎日一度はパールボウル決勝戦のビデオを観ているという熱狂的DEERSファン(ありがとうございます)の市川さんのお父さんなど、多くの父兄の方にも参加していただき大変盛り上がりました。体験教室後の子供達のアンケートにも「またやってみたい」と言う感想が多く書かれていて、主催者としてはまずまずの成果をあげられたのではないかと思いました。次回の体験教室では子供パワーに負けないように講師陣の人数を増やして、万全のゲームプランで臨みたいと思います。
(調和小開放委員 MGR木村)


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2002/5/22

金氏監督が意気込みを! KDCからも2人がVENUS♪ 今日は、東京ドームホテル42階で、パールボウルキックオフセレモニーが開かれた。42階からの眺めは最高!なんだか偉くなった気分。いつもの堅苦しい記者会見と違い、立食パーティー形式。XリーグオールスターチアVENUSのダンスもあった。サッカーのワールドカップに押され気味だが、良い試合をして1人でも多くアメフトファンを増やしたい。決勝の相手は、宿敵リクルート。お互いライバルとして認め合い切磋琢磨し強くなってきたと思う。それだけに今年も負けられない!観客の心を揺さぶるような激しくタフなプレーを目指します。お世話になっている皆さんへの恩返しの意味でも、優勝して明るい話題を提供したいと思います。
(主将 板井征人)

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2002/5/17

ビデオスタッフ岩本氏による力作両面ちらし☆ 「明日はDEERS試合です!応援よろしくお願いしま〜す!」 明日はいよいよシルバースター戦!パールボウルも準決勝まで進み、1人でも多くの方に見に来ていただきたい!そう心から願っているDEERSのメンバーは、試合前日の17日昼休みに試合宣伝のチラシ配りを行いました。選手、コーチ、マネ、チアリーダーが本社の社員食堂前や東京支店の入口付近、明日の試合会場である横浜スタジアムに近い横浜支店などにおいてそれぞれ実施。私は本社地下の社員食堂前にて森ヘッドコーチ、OL平山選手・泉選手、WR植村選手・東畠選手、DB佐野選手、チアリーダーりな&めぐと一緒に配ってきました。
社員食堂も「“カツ”オ丼」でDEERSを応援!みんな笑顔でカツオ丼♪ チラシ配りを終えてお腹がすいた選手たち・・・とそこにはこの看板!【社員食堂は鹿島ディアーズを応援しています!】そう、今日は試合前日ということでこんなメッセージが!「ディアーズの皆さん、PEARL BOWLベスト4進出おめでとうございます。社員食堂では5/18の準決勝戦勝利を祈念いたしまして、前日の5/17に応援定食を販売いたします。“かつ丼”ではあまりにありきたりなので、旬の鰹を使い“鰹(勝つお)漬丼”をご用意いたします。ぜひご賞味ください!」なんて嬉しいことでしょう☆ 早速みんなでカツオ丼の列にズラリ。選手はもちろんみんな大盛りです。
こちらはレシーバー植村選手と橋本選手オフェンスライン平山選手&泉選手はもちろん大盛り! おいしそうなカツオ丼を前にみんな笑顔。オフェンス陣が揃いました。ラインの選手が持つと器がずいぶん小さいですよね〜。早く食べたいところを笑顔でパチリ!社員の皆さんの期待に応えて、明日は絶対勝ちますよ〜。カツオ丼を食べて、ますますパワーアップしたDEERSのお話でした。
(私は普通盛りでしたのでご心配なく! マネ川ア綾子)

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2002/5/12

新人選手&チアに囲まれ、焼き方も大満足! ヒョウタロウとピース! 日曜日はDEERSのファミリーBBQ会!普段の僕の行いが良いせいか、当日は見事なBBQ日和で参加者も80名を超えました。最近高年齢化しているDEERSを反映して多くの奥様、ちびっこ達が集まり、チアや新人女性社員も参加してとってもにぎやかな会になりました。そして焼きも一段落、始まりました!新人紹介!みんなグランドの奥に立たされ、ひとりづつ、大声を上げて自己紹介。なぜか突然ビデオスタッフ岩本モイモイも参加(翌日はどうした?)して大いに盛り上がり、そしてついにはゲーム大会!
いつも通りのおもしろさ#7植村隊長なかなか見られない?フラフラ板井主将 森ヘッドコーチもぐるぐる◎ 京大vs関学バットぐるぐるゲ〜ム!参加者は、京大チームは森ヘッドコーチ、板井主将、#10山本信也。関学チームは#7植村隊長、#70奥田、#40栄(友情参加)。いつもこんな姿を見せてくれる植村選手といつもはこんな姿を人に見せない板井選手。結果は関学チームの大勝利!!でも京大チームも大健闘。選手は森コーチの一生懸命な姿を見ることができたし、板井選手も息子の彪太郎くんにいつもとは違う走りを見せることができたでしょう。
関学チーム若さで勝利!?その後はDL館内選手が実は新人女子社員に大人気だと言うことが発覚!!興奮のあまり、生身でダミータックルをし、野球場ではダイビングキャッチとランニングホームラン。最後はヘッドスライディングまで見せてくれました!さすがガッツ!館内、うらやましいぞ!最後には食材もすべて無くなり、無事に片付けも終わり、みんな当然の様にいつもの店、ATR喜屋武がママをしていると巷ではうわさの焼き鳥店「鳥清」へと流れ込みました。ようやく私も焼き方から開放され、新人の皆さんと話す時間が!(オジさん爆発!!詳しくは書けません・・・)そして2次会もおひらきとなり、僕は店を出てすぐに帰ったのですが、植村隊長率いる若者たちはこれまたDEERSなじみのラーメン店「秀華」へと行ったとか・・・どこまで食べるん?
(途中お酒が足りなくなって森HCにビールを買いに行ってもらった伊藤明男)

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2002/5/6

連休最終日の5月6日、DEERくん&チアと一緒に記念撮影☆大井第二球技場にてパールボウル準々決勝、IBMとの試合が行われました。この日は前日が子供の日とあって、昨年同様お子さんを対象としたDEERSグッズが当たる抽選会を行いました。見事当選したのは、平塚から応援に来てくれた久保沙姫ちゃん(9歳)と、迫田武蔵くん(2歳)でした。武蔵くんはDEERSのCB迫田選手のお子さんです。2人には試合終了後のイベントでプレゼントが渡されて、チアのお姉さん達と記念撮影をしました。沙姫ちゃん、武蔵くん、またDEERSの応援に来てね。皆さんも、肌寒い中最後まで応援ありがとうございました。
(ちびっこの味方 MGR木村剛)

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2002/4/25

倶楽部☆T出演者のみなさん 関学チアの有働キャプテンと一緒に! みなさん『倶楽部☆T』という番組をご存知ですか?別所哲也さん・TAKE2・阿部哲子アナウンサーの4人でアメリカンフットボールを紹介する情報番組です。日本テレビで毎週木曜日(深夜25:50〜)に放送中です。今回は、5月26日(日)に開催されるヨコハマボウルの特集ということで、『踊るヨコハマボウル大前哨戦〜DAISUKI風!』と題して、TAKE2のお2人と両チームのチアリーダーが2チームに分かれて、様々な超サバイバルゲームをしながら今一度開催地・横浜を見直そう!という企画だったんです。私は、「う〜ん。。若くて元気な学生チアリーダーが相手かぁ・・・。しかも公共の電波かぁ・・・。」と、相当!かなり!悩みました・・・がっ、関学チアからもキャプテンの登場!ということなので、私も潔く登場することにしました。(でも、やっぱり彼女は若かった。。)
ロケのはじめにチームを決めたのですが、関学チームは有働さん(関学チア)と深沢(TAKE2)ペア!鹿島チームは、私と東(TAKE2)ぺア! この時点でどちらがボケチームかって・・・わかりますよね!?
さて勝利はどちらの手に!?ペアを組んだ東さんと ジェットコースター対決撮影風景 前哨戦の内容はというと・・・。
第1Q:ジェットコースター☆NFLクイズ!
第2Q:赤レンガ倉庫で判断力対決!!
ハーフタイム:肉まん争奪!応援合戦☆
第3Q:アメフトdeチャイナ?
第4Q:勝利チームは横浜の夜景ディナー♪
あとは、オンエアをお楽しみにぃ〜!!5月2日(木)26:20〜と5月9日(木)25:50〜2週に渡って放送予定です。
DEERSの選手のみなさん。ヨコハマボウル本番では社会人らしいスマートな熱い闘志で、学生のお手本になるようなスーパープレ−を見せてください!相手は昨年日本一のチームです。特に、関学出身の奥田選手!岡橋選手!東畠選手!そして植村選手!!!!!活躍を期待しています☆
(ヨコハマボウルではボイスにもご注目!KDCキャプテン 小梁川綾子)

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2002/4/14

店主キムラと顧客のみなさま平山選手かなりサッパリして笑顔!!あいうえお作文でお馴染み☆#97新人・藤本選手 DEERSには実は専属床屋が存在するのを皆さん、ご存知でしたか?店主キムラはあくまでも床屋ではなく、ヘアーサロンであると言い張るのですが、名前はさておき、実は結構常連客が存在するのです。OL平山選手、泉選手、前川選手、等で新人のDLの藤本、DBの日野も昨日その仲間に加わりました。店主キムラも日曜日の専修大学との合同練習の後に平山、藤本、日野と三人の頭を刈り、大忙し。ただ、気になるのがみんな仕上が同じ様なのは僕の気のせいでしょうか?

(俺も頼もっかな〜!? 伊藤明男)

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2002/4/13

これが現在の川崎球場! やぐらの上から公式記録(いちばん奥がジョ〜ンズ) 4月13日、公式記録当番のため川崎球場に行ってきました。アメフトでは、すべてのPLAYや得点経過などを記録し、集計してデータを出すので普段の試合でもマネージャーがつけていますが、公式記録とは協会がHPなど公式メディアに提出する記録のことです。この公式記録当番は、各チームが春・秋シーズンに何度かずつ担当する当番制で、今回私たちが担当した試合は、勝者がパールボウル2回戦でDEERSと対戦する相手でもあったので、スカウティングも兼ねてマネ以外に森HC・選手・ビデオスタッフと大所帯となりました。試合が始まる頃を見計らい、私たちはDEERSスカウティング御一行と離れフィールドにおりたのですが、何せ新しくなった川崎球場にだれも行ったことがなかったのもあり、記録当番がどこで記録を書くのか場所も分からず・・・とりあえずフィールド内の仮設スタンドの一番上に立ちボールが動くたびに右へ、左へ動き記録をつけていました。でも、1Qの途中で自動式やぐらの記録当番席を発見し、みんなで移動。でも、その間も試合は続行しているので試合を見ながら書きながら。。。そのやぐらもゆっくり動くのかと思いきやガタガタと音を立てながらの上昇・・・。でも、やぐらの上はサイドラインの選手やスタッフが邪魔にならず、ヤードやPLAYを見ることができてました。試合中のDEERS御一行はというと、快晴のもと芝生の上で座っての観戦となったようです。たぶん、やぐらの上から双眼鏡で覗いていたなんて知らないんだろうなぁ〜。そうこうしているうちに試合も終わり、無事に集計をし、協会へ提出することができました。森HC、男子マネ、ビデオスタッフの皆さん、集計のご協力ありがとうございました。しかし川崎球場はまるで違う場所のよう!今や球場の名残をほのかに残しているのは屋根のない野球のベンチぐらいで、スタンドだった場所は綺麗な芝生が生えているような変貌振りでした。
(マネージャー 富井・リー・ジョーンズ)

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2002/3/31

DL練習(手前が筆者の#76) 開会式 3月31日、選手・コーチ総勢14名で宮城県仙台市の東北大学川内グラウンドに東北学生クリニックに行ってきました。仙台は私の故郷ということもあり、出発前に「仙台はどの位寒いの?」と皆さんに質問されたので「2、3度涼しい位です。」と答えたのですが、すみません、当日は5度以上寒かったです・・・。
クリニックは午前11時から森ヘッドコーチの挨拶で始まり、全員でウォームアップをした後、各ポジションに分かれ基本的な部分を中心に実技を約2時間、そのあと昼食を挟み、DEERSのコーチ達による講義を約1時間半ほど行いました。今回のクリニックを通して選手もさることながら、指導者の絶対的人数不足を感じました。競技人口が年々減ってきているアメフトをもっと普及するためにも、指導者の人数の充実は大切なポイントだと思います。こういったクリニックを開催することで技術だけでなく、人との交流も深めることができ、それがアメフト界の底辺の拡大にも繋がるのではないかと思いました。
あなたがMVP!森ヘッドコーチと一緒に OL☆MVP非常に短い時間でしたが、今回のクリニックに参加された東北の選手・コーチの方々には何かのヒントになれば嬉しいです。また、DEERSは8月25日に仙台にもう一度戻って来ます。現在、快進撃を続けているJリーグのベガルタ仙台のホームスタジアムである”仙台スタジアム”にて松下電工インパルスと戦います。ゲームを通してアメフトの醍醐味や面白さを東北の皆さんに提供したいと思っていますので、当日はサッカーではなくアメフトで熱狂して欲しいと思います。最後に今回のクリニックで色々とお世話してくださった東北学生連盟の皆さん、本当にありがとうございました!
(仙台出身!#76舘内ガッツ大介)

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2002/3/30

入寮オリエンテーション 新人選手たち☆     DEERSの独身選手のほとんどは、グラウンドの近くにある会社の寮で生活しているのですが、3月30日、2002年度の新人選手が入寮しました。今年は11名の選手が入社。ちょっと長くなりますが、背番号順にご紹介します。
#11 曽根佑太選手(WR・筑波大学)/#12 日野博之選手(DB・金沢大学)/#14 脇田伸吾選手(TE・京都大学)/#16 仲田睦選手(QB・甲南大学)/#17 高木克仙選手(RB・横浜国立大学)/#18 松永太郎選手(WR・近畿大学)/#19 松澤卓選手(LB・九州大学)/#22 金海景林選手(DB・立命館大学)/#84 吉村隼人選手(WR・金沢大学)/#86 東畠功周選手(WR・関西学院大学)/#97 藤本直人選手(DL・同志社大学)の11名です。
先輩選手の前で少し緊張!? 並んで挨拶! 新人選手たちは、入寮オリエンテーション終了後、柴崎グラウンドで行われていた練習を見学。最後のハドルで元気良く挨拶し、今日からDEERSの一員となりました。各ポジションの先輩選手たちも、新しい後輩がたくさん出来てなんだか楽しそう!これからは会社にアメフトに寮生活にと、慣れないことばかりだと思いますが、頑張って下さいネ。
(マネージャー 川ア綾子)

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2002/3/16

命を救ったカップラーメン☆ スタートの平山城址公園駅にてまだ笑顔の3人! 3月16日(土)、柴崎グラウンドに隣接する調和小学校が恒例にしているイベント「朝日に向かってチャレンジ20kmハイク!」が行われ、わがDEERSからも有志(勇士!)を募って参加しました。この企画は、小学生のお父さんたちで作られる「おやじクラブ」の主催で、京王線の平山城址公園駅を夜の11:30頃に出発して多摩川沿いを夜通し歩き、途中東の空に昇ってくる朝日を見ながら柴崎にある調和小学校まで帰ってくるというものです。DEERSからは、森ヘッドコーチ、スタッフ岩本、マネージャーの富井と私木村の4名が参加しました。森ヘッドコーチは、夕方#28酒匂選手の披露宴に出席して、そのまま寝ずに参加という強行軍でした。
さて、当日の参加者74名は、京王線で平山城址公園駅へと移動、そこからまずは多摩川の支流である浅川沿いに歩き始めました。DEERS御一行は、お互いに「まだ電車あるから帰るなら今のうち」などと冗談を言い合いつつも、顔は不安気味。1回目の休憩地点に着いた時、「もう5キロ位は歩いたろう」と思っていたら、「まだ3キロ位です。実はこのコースは23キロ位あるので、実際はここから先が20キロなんです。」と言われて我々は愕然としてしまいました。しかも途中で食べ物を調達するつもりだったコンビニも一切見当たらず、かなり心細く・・・そんな不安と寒さと腰の痛みと戦いながら歩いていくと、やっと中間地点。ここでは「おやじクラブ」のサポート部隊がカップラーメンを用意して待っててくれました。「やった、カップヌードルのBIGサイズやで!」という一言に象徴されるように、DEERS御一行はかなりの空腹で、麺が柔らかくなるまで我慢できずパリパリのままのラーメンをすすりながら「来年はサポート部隊で参加しよう」と心でつぶやいていたのでした。 
太陽が昇っても歩く!歩く! 校長先生と記念撮影 空腹が満たされると次は睡魔との戦いです。毎年、寝ながら歩くという高度な技を使う子供が何人もいるそうで・・・。DEERS御一行は睡魔対策としてしりとりを始め、このしりとりはこの後ゴールまで5時間続いたのでした。しかし、夜の川というのは実にきれいで神秘的でした。
朝5:00調布市に入り、周りの景色も見覚えのあるものになってきました。この頃になると、初めはやかましいくらいにテンションの高かった子供たちも、みんなぐったりして口数も少なくなっています。しかし、中には意味もなく走り回っている驚異的スタミナの子もいて、みな個性的で興味深くなかなか面白い!そうこうしているうちにいよいよ日の出。日曜日の天候は良く、見事な太陽が東から昇ってきました。その後、ずーっと歩いてきた多摩川の土手を離れて街中へ。ここまで来ればあと一息。赤信号で止まるたびに居眠りをしてしまう子供たちを励ましつつ、やっと調和小学校へ到着!時刻は7:30でした。
学校ではトン汁の差し入れをいただき、完歩証明書をもらって記念撮影。最後に寄せ書きにコメントを書いて解散となりました。なんだかんだと言いながら、終わってみると実に爽やかな気持ちになったイベントでした。寮に帰ってから入る朝風呂が、また実に気持ちいい!来年はもっと参加者を募って歩きたいと思います。
(DEERS調和小学校交流委員 MGR木村)

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2002/3/8

先日、たまたま新聞を読んでいたら、3月3日の毎日新聞・発信箱に『こんな時こそ企業スポーツ』という記事を目にしました。記事の趣旨は、スポーツの社会的効用を認め、主に企業の側の努力を促したものです。今回は企業スポーツについて少し考えてみたいと思います。
地域に根ざしたヨーロッパ型の総合スポーツクラブを理念に掲げるJリーグの発足以来「企業チームからクラブチームへ」という流れは決定的なものとなりました。Xリーグも例外ではありません。特にこの2〜3年で多くのチームがクラブ化され、企業チームの数はめっきり少なくなってしまいました。そんな世の風潮の中にあっても、あくまで企業スポーツという形にこだわることは、DEERSの基本理念のひとつです。これはDEERSが鹿島の創業150年記念事業の一環として創部されたことに起因しています。
地域に密着したクラブという考え方は素晴らしいですし、それを否定するわけではありません。しかし、企業スポーツという在り方が時代遅れであり、このまま近い将来なくなってしまうのではないか?という見方には私は疑問を持ちます。確かに日本的経営の大きな特徴であった終身雇用制が崩れつつある現在では、一昔前のようにコミュニティーの結びつきは、自分の生活する地域よりも働く企業の方が圧倒的に強いとは言えなくなってきています。それが、クラブへの流れの大きな要因の一つであることは間違いありません。しかし、まだまだ企業がコミュニティーとしての役割を少なからず果たしている現在、企業スポーツもやり方次第では、まだまだ棄てたものではないと考えています。
では、どのようにしていけばよいのでしょうか?従来の企業スポーツの在り方で私が大きな問題と考えるのは、企業のサポートに対してチームが甘えすぎていたという点です。企業はチームのことを考えてサポートするわけですが、チームの側には企業に対し「そのサポートに見合うだけの何かをする」という発想がほとんど無かったのではないかと思います。組織であれ個人であれ、何がしかの恩恵を享受する時、その代償を払わなかったとしたらそこに必ず甘えが生じます。この甘えが昨今の名門チームの相次ぐ休部・廃部の一因と私は見ています。
本当の意味でのスポーツ・メセナが無いとこの記事にはありますが、責任は企業の側だけでなくチームの側にもあると思います。クラブチームの場合、クラブ自らの努力によってスポンサーを獲得しなければなりません。クラブ側がスポンサーに対してメリットを出せない場合は、多くの場合そのスポンサーには逃げられてしまいます。したがって、クラブチームはチームを存続させるために、スポンサー料に見合うだけのメリットをスポンサーに対して与えることを常に考えていなければなりません。思うに企業チームには、このようなセンスが欠如してしていたように思います。会社のサポートは、あたかも親から子が受ける無償の愛の如く考えていたのではないでしょうか?企業スポーツである以上、多かれ少なかれ企業の経営状況の影響を受けることは宿命です。しかし、社員の皆さんが心から応援し、誇りに思っているチームだとしたら、活動経費を削減されることはあったとしても簡単に休部・廃部に追い込まれる可能性はぐっと減るでしょう。世の中の流れに抵抗するようですが、DEERSは企業スポーツであることにこだわり続けます。日本一になることが最大の目標であることはもちろんですが、同時に鹿島の社員の皆さんに心から応援していただける、そして誇りに思っていただけるチームでありたいとチーム一同努力しています。またこんな時代だからこそ、DEERSは新しい企業スポーツの在り方を示す先駆者でありたいと思っています。
(ヘッドコーチ 森清之)

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2002/2/23

左から岡橋選手、佐野選手、板井選手、鈴木選手 金氏監督です! 2/23(土)日差しが大分春めいてきたこの日、2001年度Xリーグの納会が開催されました。出席者が全員フットボール関係者とは思えない程、厳粛なムードの中始まりました。
最初は各賞の発表から。「All X-league class of 2001」では主将の板井選手を始めoffenseから4名、deffenseからは3名の計7名が選出されました!(詳しくはこちら)2001年度X-leagueの表彰では、EAST DivisionMIP及びリーディングパサーにQB鈴木選手、リーディングレシーバーにWR板井選手、そしてEAST Divisin新人賞にLB岡橋選手の計3名が受賞されました!またチーム表彰では、「EAST Divisin優勝」として我が鹿島DEERSが受賞し、金氏監督が代表で表彰を受けました。ここで新人賞に選ばれた岡橋選手より一言ご挨拶。
 ⇒「この度新人賞をいただいたことに対し、諸先輩、コーチ、そして応援していただいた方々に感謝しています。この受賞は皆勤賞をいただいたと思っております。これからもDEERSへのご声援よろしくお願いいたします。」
X-league18チームの中で受賞者数がダントツに多かったDEERS。受賞者の皆さん、おめでとうございました! ちょっと緊張気味のKDCです・・・ さらにチアリーダーも、観客を最も意識した応援をしたことを評価され、チームワーク賞を受賞!その他の表彰も含めた3チームがその場でパフォーマンスを披露しました。暗いホールの中、照らされる舞台での踊りは普段とはまた違った緊張感がありましたが、この場で踊れることを誇りに思いつつ、また2001年度の締めくくりとして思い切り踊ってきました。そしてこの会のメインイベントである2002年ディビジョン組み合わせ抽選へと続きます。それまで厳かに行われていた会も、この場面となると会場全体がソワソワ、ザワザワ・・・。ディビジョン1位のDEERSは最後の抽選となりました。板井主将が引いたそのくじは・・・?昨年と同じEASTディビジョン!さあ、いよいよ「X-league2002」開幕です!日本一に向けDEERS一丸となって頑張りますので、ぜひ応援にいらして下さいね。DEERSの激しいプレーやチアリーダー先導による楽しい応援など損はさせません!!
(KDC 小野睦子)

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2002/2/18

アリーナフットボールキャンプに参加した板井キャプテンの日記をご紹介します!
【4月からは板井主将の日記がnewコンテンツで登場しますのでお楽しみに!】

〜2月3日〜 いよいよ出発。「ハワイでアリーナーフットボールをやる」ということ以外は全く不明。とりあえず、残務整理と10日分の仕事の引継ぎに追われ、体作りも情報収集もそこそこに飛び出した。NFLヨーロッパに参加した1年目もこんな感じで、練習初日に吐いた覚えがある・・・。飛行機の中で英語のルールブックを読むと、フィールドはフットボールフィールドの1/4。でも8人でプレーするらしい。オフェンスはOL3人、QB、RB、WR2人、SLOT1人。ディフェンスはDL3人、LB2人、DB3人だ。ちょっと多いんじゃないの?本当のフットボールを知っている人にとってはそんなに難しいルールはないと安心。自分の人生でハワイに行くなんてまずないと思っていた。もっとも似合わない。ハワイに着いてまず感じたことは、こんな小さい空港に芸能人も来るのか?ということ。あまりに普通でちょっとびっくり。ホテルはちゃんとしたホテルでNFLEキャンプのモーテルにくらべると格段に良い。町には日本語と日本人があふれ返っている。話には聞いていたけど・・・日本とそんなに代わり映えしない、ちょっとがっかり。

〜2月4日〜ここが練習場所 練習初日。練習場まで1/4マイル?徒歩15分?嘘つけ!めちゃくちゃ遠いやないかい!防具を持って30分弱は歩いてるで。DEERSの夏合宿でも防具は持たんのに。でも今回は呼んでもらっただけでもありがたい。今までが、恵まれすぎてるんや。聞いた話によるとプロボウルの練習も同じフィールドでやると言っていたが、それはないやろう。練習場は穴ぼこだらけ。芝というより草。しかも平坦ではない。でも新庄選手はここで自主トレしていたらしい。初日はチーム編成のための体力テストをやるとのこと。アリーナキャンプ行きが決まって日本で張り切って走りすぎ体調を壊し、結局年明けからしっかり走ったのは3回だけ。あと箱根駅伝の予選と本選の日になぜか燃えてきてジョギングしただけ。40ydsのタイムも5秒台ぐらいしか出なかった。それでもハワイなので4.8sぐらいは出るだろうと思っていたが、1本目は5秒いくつ。マジか?2本目はとりあえず5秒は切ったが・・・まあしゃーないな。里見はハワイでしっかりトレーニングを積んでるだけあって4.6s。堀江は新婚だけに4.8s。それを考えると4.9sでもええか。今回はじっくり体を作れればええわ。あんまり欲をだしてもしゃーない。

〜2月5日〜ハワイでの板井選手 練習2日目。今日から4チームに分かれた。こっちに来るまでは、アメリカ人のチームに混じってやるものだと思い込んでいたが、実は環太平洋周りの国からアメフト選手を招集してアリーナになじんでもらうというクリニックで、そのうちアリーナのチームを日本やオーストラリア、フィジー、ニュージーランドに作りたいらしい。日本なんかは2年後ぐらいにチームができるんとちゃうかな?俺は青チームになった。実はちょっと嬉しい。選手は各チーム(赤、青、黒、緑)のコーチがドラフトしたらしいが、わがチームのコーチはジョージ・ラフランスというアリーナのオールタイムリーディングレシーバーらしい。その人に採ってもらえただけでも嬉しいわ。もう1人のコーチの名前は知らんけれどシカゴのチームのヘッドコーチだ。白人で頭がはげていて、いつも葉巻をくわえている。なんで練習中に葉巻やねん。身振り手振りで教える時には、選手に葉巻を持たせる。しかも白人だけにハワイの日差しはかなりきついらしく、日焼け止めクリームを塗っている。あまりにたくさん塗るので、汗と髪とクリームが混ざり、頭が白いネバネバした得体の知れない物体で覆われている。高いワシ鼻にも白い塊が両方に乗っかっている。ほんまに何やねんと言う感じや。でもすごくいい人で、ボールを投げられないことで定評のある俺よりも格段に下手くそなQBに熱心に長時間指導していた。結局彼はあまり上手くならなかったが、コーチの熱心さと、人を教えようとする情熱には頭が下がった。

〜2月6日〜貴重なショット!疲労困憊板井キャプテン 今日午前のみの練習。初日2部練にも関わらず昼休みにラグビーをしていたオーストラリア人もさすがに疲れてきた模様。日陰でくたばっている。いつも楽しそうに笑っている異常に明るいサモア人もだんだんテンションが下がってきた。しかし、ジョージ・ラフランスはめちゃいいやつで疲れたレシーバー陣に気を遣ってくれる。「お前らそろそろ足が疲れてきたやろ。俺はわかってるぞ。俺も選手のころは、走るの嫌いやった。」という感じで、スケルトンが始まっても5ydsのフックばっかりやってくれた。なんてええやつや。パートの練習でも、赤、黒チームがガンガン走らされている時に、青チームのレシーバー陣にはラフランスが「お前らな、俺が選手のときに大好きだった練習を教えてやる〜。ちょっと仰向けに寝転んでみろ。それで俺がボールを投げるからキャッチしろよ。これは最高やぞ〜。どうや。足疲れへんやろ。しっかりボール見ろよぉ。」彼は練習中でも絶対電話を離さない。たとえハドル中でも電話がかかってきたら必ず出る。「プルプル。あ、ハロー!今ハドル中やからな〜またかけるわ。今の俺の嫁や。」普通練習中は携帯を切っとくもんやろう!アサヒ飲料のショウジュウが青チームの日本人コーチなのだが、ジョージがいつもプレーブックからプレーを探すのにやたら時間がかかるのを見るに見兼ねて「ジョージ、俺がプレーブック持ってプレー探そうか?」と言ったら、ジョージは「ええわ。でも電話持っててくれ。鳴ったら教えてくれよ。」ショウジュウは、なんでハワイまで来て電話持たなあかんねん!とちょっと怒っていた。でも彼も半分新婚旅行できているので、電話番でもまんざら悪くなさそう。

〜2月7日〜ビーチ♪ そういえば昨日ビーチに行った。たった30分だけどワイキキビーチで寝そべった。なんだか全く似合ってない感じがして早く帰りたかった。練習は同じような感じで進んでいく。赤、黒チームはガンガン練習して、青、緑チームは日陰でウォークスルー。赤チームには金岡さん、堀江、モトノ、タカマサと日本人が4人もいて圧倒的に強い。日本人の評価はどの選手もとても高いが、金岡さんは特に評価されている。やはり走れて、投げられて、頭も良い、背も高い。アリーナの1部リーグでも通用するかも。金岡さんの赤チームにはティムという黒人のQBもいる。彼は超豪腕で風車のような大きなモーションから5ydsのスラントに剛速球を投げる。特に下手くそなやつには怖いほどの剛球!コーチももっと優しく投げろとよく怒っている。キャンプ後半には本人も自覚しだしたが、弱い球は投げられないらしい。さて、森さんが到着した日に「板井、うちのチアに似たやつみたぞ」そしてこの日の練習中、本当に彼女たちが現れた。何者かというとXリーグチアリーダーのオールスターで名前はなんとヴィーナス!でええんか!?という感じだけど『ヴィーナス』・・・の一部のメンバーらしい。プロボウル観戦+観光だけだったら彼女たちはきっと体力があり余るだろうな〜、なんて思っていた時、明日アリーナ2部のハワイアイランダーズのチアトライアウトがあるのを思い出した。日本とアメリカのアリーナ交流の橋渡しを第一線でしている鈴木会長がたまたまグラウンドにいらっしゃったので、「彼女たちが明日のトライアウトに出たいといってますので、ぜひお願いします。」と彼女たちの事前の了承も得ず勝手にお願いしてしまった。夜にチアのみんなとタカマサ、モトノで飯を食いに行った。リクルートがハワイ合宿の時に行きつけの億億という中華料理屋にいったが、あそこのエビはまじでやばい。ほんまにおいしかった。めったに料理を誉めない俺が誉めるんだから相当うまい。タカマサお薦めだけのことはあった。その時チアがカセットを買いたいと言い出した。なんでかな?なんて思っていると「明日のチアトライアウトの曲のテープを買いに行くの!」まじで出るのか?食事をしている時も「受かったらどうしよう。会社は辞めないといけないの。ハワイ支店で働きながらチアはできるの?アメリカ本土を渡り歩く?」・・・もう受かった後のことを真剣に話し合っている。このバイタリティーと自信と体力はどこから発生するのか???本当に教えて欲しいと思った。

〜2月8日〜 いよいよ練習最終日。ハワイの暖かさでどんどん体が動いてくる。大してしんどくないので、体づくりにはちょうど良い。昨日から積極的に体を動かし始めた。練習最初のランニングも先頭で走った。モトノが「板井さん。やる気ですね。やっぱりやる気みせるにはランニングですか?」「やっぱりランニングやろう。」モトノは打撲や肉離れを押して練習のきつい赤チームで頑張っている。体は小さいがしっかりトレーニングしているし、プレーのスピードがある。(詳細は書けないがプレースピードだけでなく手も速い。) 真面目で素直だし、まだ若いので将来が楽しみだ。IBMでDBをやっているが、私にはWRとしても才能を感じた。
噂のヴィーナス☆練習後いよいよチアトライアウト。なぜか街中のクラブでやっている。技のレベルはよくわからないが、なんとなくすごいし動きが日本のチアよりダイナミックに見えるのは酔っぱらっているせいか?われらがヴィーナスは飛び入りが決まり、「えー、できない〜」「緊張してきた〜」「嫌だ〜」「やっぱり無理〜」とか言っていたが、実はもうとっくにやる気まんまんで、すぐに打ち合わせが始まった。クラブではテープが使えずCDのみということで(って今時当たり前のような気もする)急遽曲が変わってしまった。素人の私からすれば、パフォーマンス直前に曲を変えられては、数人で踊るのに出来るわけがないという感じがしたが、しかし彼女たちはものの数分で振り付けを決めて覚えてしまった。これにはさすがヴィーナス!と言うしかなかった。前日の練習見学で骨折したチアも踊っている。実は昨日の億億に来るのもほとんどど歩けないほどだったのに、さすがすごい精神力。しかもみんなきれいにまとめてパフォーマンスを終了した。終わってから「お疲れさん。すごいね。上手く出来たんちゃう?」「ぜーんぜん合わなかった。悔しー。もっと出来たのに!」とあくまで意識が高い。

〜2月9日〜 今日はプロボウル。開会式のジェット機には鳥肌が立った。尊敬するオーエンスのプレーが生で見れただけで嬉しい。試合は手を抜きまくっているので大して面白くないが、WRやDBは相当速い。このゲームを見て近い将来なんとかスーパーボウルやプレーオフを生で見たいと真剣に夢見るようになった。出来れば今年行きたい!アメリカではアメフトの試合の前にファミリーごとにバーべキューをやっている。プロボウル開始前に1時間ぐらい時間があったので、リクルートのデイビットさんの主催するバーベキュー大会に金岡さんと参加した。ウロウロしているとビーナスのメンバーとばったり出くわした。何でこんな広い球場の周り(1周したら多分30分くらいかかる)の駐車場で現れるんや?と本当に不思議だ。彼女たちはすでにこれ以上ないハイテンションになっている。人を常に元気に応援するにはこうでないとできないんだなとなぜか関心した。明日はいよいよ自分たちのゲームだ。
これが携帯持って離さないラフランスコーチ夜、ルームメイトの森さんと食事に出かける時にジョージ・ラフランスと偶然一緒になり、買い物に出掛けた。「コーチ、一体嫁から1日に何回電話がかかってくるの?」と聞いたら「俺の電話が鳴らない時はないんだよ、イタイ。彼女が寝るまでずーっとかかってくる。」屋台のみやげ物屋でネックレスを売っているのをジョージが見つけ、「嫁に欲しい。もっと安くならないのか?ピンクだけど白はないのか?」中国人風の女の店員は「ピンクっぽいけど白いわよ。大きい珊瑚のネックレスだから高いのよ。」なんて言っている。俺の目から見たらピンクにしか見えない。ラフランスはようやく数ドル値切ったが、今度はピンクが嫁の好み合うのか心配になってきたみたいで、突然アリゾナにいる嫁に電話をかけて聞いている。森さんが、「値切るより電話代の方が高くつくのがわからんのかなぁ?」といっていた。さすが森さん。冷静。行き着けの中華ファーストフードコートで飯を食っていると赤チームのティムが合流してきた。ティムは36歳。ジョージは39歳。森さん37歳、イタイ31歳で飯を食った。彼らはほんとにおもしろい。

〜2月10日〜アリーナフットボール試合 今日はゲームデイ。わが青チームの誇る強力OLも怪我人(フェイク?) 続出で今日は3人しかいなかった。さらに、外人で唯一まともなハワイアンレシーバー・マイクもハワイアンタイム(すべてがのんびりしていて時間通りに事が行われない)でなんとハーフタイムに登場。頼りにされているのにまるで申し訳なさそうな素振りはない。そんな窮地にチームが陥っている時、2本目のQBの奴が「俺がOLやる」と言った。なんでも数年前のワールドカップではセンターをやってたらしい。確かにQBの癖にやたら腹が出ていると思っていた。ボールもまともに投げられない。青チームのオーストラリア人コーチの息子らしいので、それまでは実はオヤジの七光りと勝手に思い込んでいた。でも実際は違い、めちゃくちゃいいやつで熱いやつだった。その試合はOL、DL、LBと怪我人に応じてすべてのポジションを精力的に一生懸命こなした。最後には飲料のミスターシンジョウがタックルされた時に膝にフェイス?があたり21針を縫う大怪我をしたために彼がQBをやることになった。それでも彼は、ディフェンスもやると聞かなかった。ジョージにQBがいなくなったらどうするんや。お前はQBやぞ。気持ちはわかるけど、QBだけやれ。と説得された。そのわりには「パスは投げんでええからな」と念を押されていた。
堀江選手と板井キャプテンアリーナフットボールでパスを投げんかったら実際は進まない。ボックスは5対5なので、ランプレーをやると5対3になるからだ。それでも今回のキャンプではレベルが低いのでかなりランが進む。青チームにはすばらしいウィルというランニングバックがいる。彼は京大時代の私の1つ上、金岡さんと同期の里キャプテンに刈り上げ具合までそっくりだ。ニュージーランドにも里さん風の刈り上げ具合を表現できる床屋がいること自体驚きだった。シカゴのヘッドコーチもその風貌からは想像できない走りや、タックラーを跳ね飛ばしてしかも最後は必ず滑って転んで終わるプレーを見て、面白がって練習中もランプレー3連発とかしていた。今ではメル友になったウィル。来年は日本に来て英語の先生をやりながらフットボールをやりたいらしい。。結局、金岡さんはじめ日本人が4人いる赤チームには完敗した。敗因はいろいろあるけれど、緊迫した場面でジョージの携帯がなり響き、しかもやはり彼は電話に出たために、一気にチームの士気が下がった。なんで試合中に嫁と電話してるんや。さすがのオーストラリア人も「電源切っとけよ!」とガックリ来ていた。ジョージコーチ最高におもろいで。

〜2月11日〜 いよいよハワイともお別れ。それなりにしんどかったけど、夢のような日々だった。いつの日か日本でもアリーナフットボールが盛んになると良いと思う。夢のような日々だったと思いつつも、日本が恋しい。たとえ仕事があっても、練習がしんどくても、家族と一緒の日本が一番だと改めて感じた1週間だった。来年のキャンプにはもっとたくさんの日本人が参加できる環境が整うだろうし、数年以内にアリーナ一部で日本人が多数活躍しているのは間違いない。
(#87 板井征人)


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2002/2/12

さすがアメリカ! アロハスタジアム♪ プロボウルとは、毎年シーズン終了後にハワイで開催されるNFLのオールスター戦です。何を隠そう、NFLの試合を生でみるのはこれが初めて経験。ついでに言わせて頂けば、ハワイも初めて。ハワイなど一生縁が無いものと思っていましたが、今回思いがけず、ハワイはおろかプロボウルまで一挙に体験してしまいました。バスで会場となるアロハスタジアムに近づくと、まだキックオフまで相当時間があるというのに、スタジアム周辺では既に至る所でバーベキューが始まっており、思い思いに盛り上がっています。聞いてはいたものの「さすがアメリカ!」と完全におのぼりさんの気分でゲートに向かうと、入場の際にはテロ対策のためポーチも含めてバッグ類は一切スタジアム内への持ち込み禁止と言われ、高揚した気持ちもふと現実に引き戻されました。スタジアム内に入ると、プロボウルグッズや食べ物の露店がこれでもかというくらい出ていてスタジアム全体がお祭りの様相。圧巻は試合前のセレモニー!国家斉唱が終わったまさにその瞬間、戦闘機が編隊を組んでスタジアムのすぐ上をかすめていくシーン。オリンピックやスーパーボウルなどアメリカのスポーツイベントのセレモニーでは、定番とも言える光景なのでご存知の方も多いと思いますが、これを生で体験するとその迫力たるやまさに鳥肌モノ。これだけでも入場料分の価値は充分にあると言っても過言ではありません。
ハーフタイムショー! プロボウル☆ 試合はというと、シーズンを終えてのオールスター戦ということもあり終始リラックスした雰囲気でしたが、これぞNFL!というプレーも随所に見られ大満足。印象的だったのは、お客さんが「試合を観に来ている」というよりも「試合の雰囲気を味わいに来ている」と言った様子だったこと。公式戦であれば「ひいきチームを応援する」という要素がこれに加わるのでしょう。いずれにせよ、テレビでは決して伝わらないものを求めてスタジアムに来ていることは間違いありません。試合はテレビでも見られます。むしろテレビの方が見やすい場合も多々あります。しかし、テレビでは絶対に伝わらない、そこでしか感じることのできないない何かがスタジアムには必ずあると思います。というわけで、是非スタジアムに足を運んでいただき、DEERSの試合をご覧下さい。DEERSはそんな皆さんのご期待に応える試合ができるよう、オフシーズンも自主トレに励んでいます。2002DEERS、間もなく始動です。
(日焼けで真っ黒 森清之)

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2002/2/07

今日は空手家となって! 戦う矢澤コーチ姿勢も良くなった感じ? 各自での自主トレーニング期間である2月7日、極真空手の今西先生をお招きして、「空手トレーニング第2弾」を行いました。今回は、昨年行われたアメフトに応用できる動きにアレンジしたトレーニングではなく、本物の空手のご指導を受けました。場所は、今年からトレーニング用に施設をお借りしている調和小学校の体育館。参加者は突きや蹴り、そしてそれらを交えた組み手などで約2時間空手を堪能しました。教えていただく先生に対する尊敬の気持ちなど、精神面でも厳しい指導もを受け、最後には「興味があれば、いつでも道場に見学に来て下さい。」というお言葉もいただき、トレーニングを終了しました。皆さん遅くまでお疲れ様でした。
(マネージャー 木村剛)

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2002/1/26

ルーティーンをレクチャー中 審査員も真剣です! 1月26日(土)、鹿島東京支店にて「KDC Audition2002」が行われ、厳選なる審査の結果、3名が見事合格!春からの新生KDC13名のチアリーダーが決定しました。審査内容はダンス・ジャンプ・面接と3段階に及び、KDCとしてふさわしいかが問われます。10:00から始めたオーディションも選考が全て終わったのは夕方、丸一日かけての審査となりました。応募者の皆さん、本当にお疲れさまでした!そして合格者の皆さん、おめでとうございます!4月のシーズンインに向けて、KDCとしてフィールドに立てるよう、頑張って下さい!
(KDC・オーディション係)

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2002/1/20

小学生選手と一緒に 張り切ってスタート! 2002年1月20日大寒の日9:30より、調布第六中学校を起点として、「調布耐寒マラソン大会」が開催され、DEERSからも16名が意気揚々と参加しました。これは、グラウンドのお隣にある調和小学校及び地域の皆さんとの交流を図るため、またDEERS選手のなまった体を引き締めるために参加させていただいたものです。結果は上位をDEERSが独占。一般男子の部は最初からトップを譲らず植村選手が優勝、夜勤明けながら小笹選手が2位、一時はコースアウトするも見事立て直した椎野選手が3位となりました。一般女子の部でも上原トレーナーが見事優勝しました。しかしどうやら巷では、後発の中学男子にDEERS選手全員があっさり抜かされたとか、優勝した植村選手のタイムが中学女子に負けていたとか、
いろんな色のメダルをもらって 優勝☆植村選手 一般女子の部の出場選手が2名だったなどという噂が流れているようですが、単なる噂にすぎません。最後に、調和学区の関係者のみなさんありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いします。
(7位入賞 岩野圭太)

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2002/1/12

マジ投げ!川上選手 女子選手も大活躍☆ 1月12日(土)待ちに待ったフラッグフットボールの東日本大会が行われ、DEERSもチームを結成し出場しました。昨年日本一となり、連覇を狙っている今年も気合十分!選手、スタッフ、その友達を含め20人近くの『鹿島バンビーズ』が集結しました。毎年の反省より「大人気ないプレーはしない」をスローガンにしていましたが、毎年他のチームのレベルも上がっており、案の定、気が付いたら「負けるものか!」とかなりマジ(毎年名物のQB川上選手)でした。お酒の匂いを漂わせながら参加したRB堀口選手も試合顔負けの走りでした。しかし、何といってもバンビーズの強さは女性陣です。過去の大会でMVPをとっている2人をはじめ、その他のメンバーもかなりパワフル。今回は新境地への挑戦とQBデビューをした私も、おかげさまで昨年のMVPに続きベストファイブに選ばれました。
オフはDEERSからバンビーズへ ベストファイブに選ばれた喜屋武トレーナー しかし、健闘空しく結果は準優勝。森ヘッドコーチとの約束を果たし全国大会の切符は手に入れたものの、悔しい結果となってしまいました。次は全国大会!予選のリベンジを果たすべく練習頑張りたいと思います。
(バンビーズ主将 喜屋武直美)

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2002/1/5

バスケでいい汗! 1月12日のフラッグフットボール大会地区予選を控え、DEERSの選手、スタッフ有志で構成される『鹿島バンビーズ』は最後の調整のため、新春5日に柴崎グラウンドに集結しました。しかし午前中から降るみぞれまじりの雨のため、急遽近くの市民体育館でのバスケに変更!20人は3チームに分かれ白熱したゲーム展開となりましたが、みんな正月休みのせいか、慣れない競技のせいか、後半は全員ヘトヘト!しかしさすがは元バスケ部の板井選手、いい動きを見せます。また、OL泉選手も高さを上手く生かし、ポイントを稼ぎます。逆にあまりの激しい運動で貧血気味でダウンしたのが有澤選手でした。この日は伊藤ヨッシーストレングスコーチもアメリカから帰国し、久々に一緒に参加。最後には男子のみでの真剣勝負も行われ、オフに2時間たっぷり楽しく汗を流しました。
(マネージャー 伊藤明男)
    
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