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鹿日記

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2005/5/21

関西DEERくん登場!京大交流戦 5月21日(土)、天気は晴れ!久々の長居球技場。心地よいミナミの空気と、ほどよい自分の高ぶる気持ち。ここ大阪にはアメフトという格闘技を始めるきっかけ、原点が自分にあります。大学二回の秋、ここ長居球技場で、兄のアメフト(当時アサヒ飲料)を親と見に行ったことが、自分の人生を大きく変えるきっかけとなりました。このあたりで、なぜ、自分が二十歳からアメフトをやろうという気持ちになり、決断したのか簡単に説明したいと思います。
当時、小学生から始めた野球を大学二回生までやっていました。小・中・高校時代は、親父とマンツーマンでほぼ365日野球漬けの毎日でした。星一徹と星飛馬みたいな感じ。自宅には、雨天練習場(ビニールハウス)もあり、雨・風・タイフーン関係なく照明もあったので、朝、夜遅くまで練習をしていたので、高校時代には絶対プロ野球(阪神タイガース)に入れると自分でも思ってましたし、それだけの事はやってきたつもりでした。ところが、やはり、上には上がいるもので、プロには入れず、大学で野球をすることになりました。そんな大学二回の秋に、兄の試合を見に行った時、自分の中で何か熱く燃えてきたのです。こんなに人って変われるんや。その年、日本一の兄の姿をみて、自分ももう一度新しいことに挑戦してがむしゃらに一つの事に夢中になり、そしてBIGになりたい、人を感動させたいという思いになり、こんなに強く自分の意志で思った事は初めてでした。そこで、思い切って今までの自分を捨てて、殻を破ろうとアメフトという格闘技にチャレンジしたのです。
山選手のTD!関西支店の皆様と さて本題に入りますと、本日京大戦、結果がどうしても欲しい自分は、何が何でも今日こそはTOUCH DOWN!そして、何より大阪ということもあり、友達、後輩、色んな方が見に来ているので、成長した姿を見せたい気持ちで最高潮!and 絶好調!!試合では、初TOUCH DOWNを含めて2本取ることができました!あざっす!!今の自分のチームポジションは、一番自分がわかっているわけで、何度も言うように、一試合、一試合が大事になってくるわけで。どうしても、結果が欲しくて、怪我とか、どこか痛いとかぬるいこと言ってる暇がありません。秋に試合に出られなければ、チームへの貢献度も少なく、それ以上に、悔しさが爆発してしまいます。今、そして、これから自分がやればやるほど、チームの信頼、貢献度が少しずつ増してくると思ってます。それもこれも、勝負の世界は結果がすべて。プロセスも大事だが結果がついて来なきゃ意味がない。必ず、秋のリーグ戦にも、必死のランプレーでTOUCH DOWNが取れるように頑張ります!今後の山幸男を要チェックしといて下さい!
(RB #5山幸男)
    
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2005/5/11

4月27日から5月25日までの毎週水曜日、鹿島の各ビルで「森ヘッドコーチによるアメフト観戦講座」を開催しました。今年は本社、設計部門が入っているKIビル、環境・エンジニアリング・海外の本部が入っている新宿パークタワーに加え、技術研究所でも初開催!たくさんの社員、ファンクラブの皆さんに参加していただきました。

KIビル(手前は真剣な#38林田選手)初日は本社にて森HCがビデオで解説! 5月11日、KIビルにてルール説明会が開催されました。当日は大変お忙しい中、土木設計本部の方々を中心に参加していただき、森ヘッドコーチによる観戦講座は始まりました。今回の参加者はある程度ルールを知っているということでしたので、多少レベルの高い話まで、森さんがわかりやすく解説されていました。使用したビデオは春の初戦、学生援護会戦です。この日の観戦講座には最適な内容のビデオでした。所々で、土木設計本部に所属する日野さん、坂田さん、川登さんのプレーまでも森さんが解説や採点されるので、会場は終始和やかな雰囲気でした。そんな中、ビデオを操作する私の後の方で必死にメモをしている参加者が1名。新人の#38林田です!入社後、DEERSでアメフトを始めた彼は今ルールや戦術を猛勉強中で、最後の質疑応答でも誰よりも早く手を挙げていました。DEERS関係者からは笑いが起きないわけがなく・・・。
初開催☆技術研究所社外からも多数参加!新宿パークタワー 約2時間の説明会でしたが、今回参加していただいた方々には、よりDEERSの試合を面白く見ていただけることでしょう。来年はもっとたくさんの方に参加していただきたいです。その時は私も試合に出場し、KIビルの方々にハツラツとしたプレーをお見せすると同時に、森さんに厳しく採点していただけたらと思います。お忙しい中、参加してくださった方々、本当にありがとうございました!
(新人LB #13 藤中知幸)

    
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2005/5/7

フラッグフットで対決!合同ファン感謝祭開催♪  ゴールデンウィーク最終日の5月8日、柴崎グラウンドにおいて、DEERSと明治安田L.A.パイレーツ合同で「春のファン感謝祭」を行いました。当日は、DEERSチームとパイレーツチームが5人制のフラッグフットボールで対決!キッズ対決、シニア対決、また両チームのチアリーダー対決などが行われ、アメフトの試合同様、白熱したプレーが見られました。フィールドにはアメリカンフットボール体感型アトラクション『NFLエクスペリエンス』を設置!子供たちはボールを持って障害物を乗り越えゴールを目指す「GO FOR THE GOAL」、レシーバーの的に向かってボールを投げる「QBチャレンジ」は長い列ができるほどの人気でした。また実際のゴールポストを使って「FGチャレンジ」のコーナーも設け、参加者はキッカーの選手にコツを習いながらキックにチャレンジ。見事ゴールを決めるキッズもいました!
ポップコーン&綿アメ☆キッズフラッグMVP♪ フラッグフットの試合終了後は、100名以上の社員やご家族が参加しての懇親バーベキューが行われました。選手が焼くお肉、野菜はもちろん、ポップコーンや綿アメのブースも大人気で、子供たちの列が出来ました!両チームのチアリーダーによるパフォーマンスも披露され、会は大いに盛り上がり、選手と社員・ファンが交流する楽しいひと時となりました♪

みなさん、「NFLエクスペリエンス」って知ってはりますか?【experience】だけに、NFLを体験してみよう!!ってな訳です。早い話が、写真のように空気で膨らましたバルーンの上を競争しあったり、的を目掛けてボールを投げつけたり、フィールドゴールのキックトライを行なうといったアトラクションです。あのNFLスーパーボウルの会場にもある代物ですよ!私達、運営側も設営段階から興奮しまくりました。
キッカー田中選手も感心!?FGチャレンジ その興奮が、緊張へと変わったのが13時です。社員の家族、ファンクラブ、近所の子供達が来場し、さっそく「NFLエクスペリエンス」に興味を持ってくれたのです。子供と触れ合う機会があまりない私にとっては、結構ドキドキものでした。そこで、私はひらめいたのです。子供に接するには、子供になりきれば良いのだということを・・・。一つのアトラクションを成功する度に、小さな子供達とハイタッチ!そして、セレブレーション!子供達は誉めれば誉めるほど、見る見るうちに上達し、アトラクションをどんどんと成功させて行きました。子供になりきっていた私達に、試練が振りかぶってきたのが15時頃です。なんと、設営段階からハシャギまくっていた私達は疲労を隠せなくなってきたのです。そう、やはり私達は“おっちゃん”だったのです。2時間を過ぎてミルミルうちに、おっちゃんの元気はカラ元気へと変わってしまいました。
GO FOR THE GOAL★フットボールを体感!QBチャレンジ そんな中、おっちゃんに挑戦するかのごとく、一つのアトラクションを延々2時間繰り返し挑戦してくれていた少女グループがいました。こうなったら、“やるか、やられるか”の戦いです。最後まで盛り上げようとおっちゃんは立ち上がりました。最終的に、「少女グループvsおっちゃんの戦い」は、おっちゃんが負けた感は残りますが、BBQが始まる16時まで子供達と本当に楽しい時間を過ごせました。やっぱり「子供って若い!若いって素晴らしい!」と感じさせてくれる一日となりました。私の担当であったフィールドゴールトライに参加してくれた子供達、本当にありがとう!!
(OL #40 奥田真吾)

鹿日記を初めて書きます、新人マネージャーの金子まおりです。私は、ディアーズとパイレーツのショルダー・ギアなどをを子供達に着てもらい、ポラロイドの写真撮るフォトコーナーを担当しました!
かわいいガールズフットボーラー♪ 最初は、誰も来てくれなかったらどうしようと思っていたのですが、少しずつ子供達が集まってきてくれました。早速子供達に着せてみると、ぶかぶかで重いショルダーとギアを頑張って着ている姿がすごくかわいいかったです!カメラマン#37岩根さんが、「かっこいいね!いいよ〜!」と言うと、子供達もその気になってかっこいいポーズをしてくれました。できた写真を見てみんなが嬉しそうな顔をしていると癒されましたね。子供達に大人気だったのがスパイダーマンでした。スパイダーマンが現れると、みんな「スパイダーマンと写真が撮りたい!!」とリクエストが出ました。スパイダーマンの登場に感謝です。#5山さん本当にお疲れさまでした!途中から恥ずかしそうに女の子も来てくれました。最初は、はずかしがっていたのですが、1回着てみると「あっちも着てみたい!」となかなか好評でしたね☆楽しんでもらえたみたいで嬉しかったです!アメフトに少しでも興味を持ってくれたらいいなと思いました!そして、未来のディアーズマネになってくれたらいいな・・・☆
宇野部長もスタイル☆両チームスタッフも着ちゃいました! 最後に、子供達を見ているうちに自分も着てみたくなり着ちゃいました!綾子さんも一緒に着てくれて、なんと写真まで撮っちゃいました。自分のわがままを聞いていただいてありがとうございました!写真一生大切にします☆
さあ、BBQの時間がやってまいりました!子供達もいっぱい遊んでお腹も空いてきた頃だったので、あっというまに行列になってしまいました!やっぱりお肉っていいですよね。みなさんたくさん食べられましたでしょうか?いつもお世話になっているファンの方々に感謝の気持ちを込めて、選手が焼いたお肉はきっとおしいかったはずです!!綿アメもポップコーンも!BBQの途中でチアの方が踊ってくださいました。すごく綺麗で見とれちゃいました♪この時は、みなさんお肉よりチアでしたね!
自己紹介する#52小島選手森HC作☆焼きそば その後、新人選手の自己紹介がありました。毎年恒例で、遠くに並ばされた新人選手は大きい声を出して頑張っていました☆みなさん早く新人の顔と名前を覚えていただけると嬉しいです!私もディアーズ日本一のために頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!
(新人マネ 金子まおり)

    
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2005/4/10

2005年度出発式今年は12名の新人が入部 4月10日、柴崎グラウンドにおいて、私にとってDEERS初めての行事である2005年度出発式が執り行われました。私は何がどうなるのかもよくわからないままに、前の席に座り、ドキドキしていました。顧問の梅田社長のお話や、ゼネラルマネージャーのの中村専務のお話を聞きながら、私もDEERSの一員になったんだなぁと実感すると同時に、日本一を目指すこのチームで少しでも早く役に立てるように頑張らなければと、気が引き締まる思いでした。
植村キャプテンの決意表明新人マネゆきです!緊張の新人自己紹介☆ 選手一人一人の自己紹介の時、梅田社長が「○○君、君は、怪我は大丈夫なのか?」などと気軽に声を掛けられていた場面がとても印象的でした。これはDEERSが会社の期待を背負っているということを感じられる瞬間でもありました。今年は選手9名、マネージャー3名が入部しました。社会人もアメフトも初心者の私にDEERSのマネージャーが勤まるのか、多少不安は残りますが、皆さんの足を引っ張らないよう、そしてDEERSが日本一になるためのお手伝いが少しでもできるように、頑張りたいと思います。
(新人マネージャー 田中由紀)

人工芝グラウンド完成!出発式のあと初練習☆ 鹿島ディアーズのホームグラウンドの改修工事が、4月10日の出発式にあわせて完成しました。それまでは、関東特有の火山灰質粘性土のグラウンドで、晴天時の土埃、雨天時の泥田化、降雨後の不陸(による足首の捻挫)に悩まされておりました。学生時代に読んだ土木の教科書には、関東ローム層は、鋭敏比が高いので練り返しによる強度低下が著しいと書かれており、「なんのこっちゃ」と関西在住の私は思っていましたが、雨が降るたびにそのコンシステンシーの恐ろしい変化を、怪我に怯えながら身をもって体験しておりました。新品の(といってもボロくなった普段着を練習用に下ろした)白いTシャツも、一回の練習で真っ黒になり、最新の洗剤と柔軟材を使っても灰色の畳鰯のようにしか復元できませんでした。
しかし、改修されたグラウンドは、写真を見ての通り、緑鮮やかで、人工芝だといわれなければ気付かないほどの素晴らしい製品です。見た目が天然芝に近いということは、使用する選手に安心感を与えるため、プレイスピードを上げ、怪我を軽減することに貢献しています。人工芝の仕様は、150ミクロンという現時点では最も厚いポリオレフィンの芝に、強度の高いナイロンの芝が混ざっています。ナイロンの芝が混ざることで、芝全体が倒れにくくなっており、太陽光や風雨による劣化を低減します。もちろん、それによりスパイクのポイントの掛かりがよくなり、パフォーマンスが向上します。当然のことながら昔の人工芝と違い、裸でヘッドスライディングをしたとしても火傷や擦傷にはなりません。
鹿島道路が施工砕石で基盤面を作ります 施工は、数々のロングパイル人工芝グラウンドを手がけてきたグループ会社の鹿島道路が行いました。設計時に焦点を置いたのは、排水性能です。ロングパイル人工芝の設置面になっているのは、透水性アスファルトコンクリートです。高速道路とかを走っていると土砂降りの雨でも突然水が溜まっていない区間があるのに気付くことはありませんか?それと同じような構造をしています。その下には、通常の道路でも使用されているリサイクル砕石層が10cmあります。道路屋さんにこのRC砕石を使わせるとびっくりするくらい平坦な基盤面を見事に作り上げてしまいます。この基盤面と舗装面の表面の仕上がり具合が良ければ良いほど人工芝の表面に凹凸がなく、排水性と使用性が向上します。柴崎グラウンドでは、一瞬でも速く、降った雨をフィールドの外に排出するため、中心からサイドラインに向かって0.5%の勾配がついています。
イメージ図アスファルトで舗装していきます そして一番下の基盤層には単粒砕石という、はるばる青梅の山から切り出してきた粒の揃ったきれいな石が敷き詰められています。この8cmの単粒砕石層が、一時的な帯水層となり、時間数十ミリの土砂降りの雨の中でも練習することを可能にしました。そして、降った雨は傾斜に沿ってゴムチップや各層内を流れ、グラウンドの横に設置された排水側溝までたどり着きます。その排水側溝のグラウンド側の側面にはポーラスコンクリートという素材がはめ込まれており、上からの流入だけでなく横から流れついた雨水をも取り込みます。さらに念には念を入れて板状排水パイプが単粒砕石層に仕込まれており、雨水の排出速度を向上させています。
その上に人工芝を設置グラウンド一面がアスファルトに! 人工芝グラウンドが完成してからは、どんなに雨が降っても、いまのところは全く練習に影響が出ず、練習日数は昨年までに比べ格段に増加しております。選手としては、雨で練習量や強度が落ちることが期待できなくなり、密かに残念に思う時もありますが、どんな状況でも不安なく思い切りプレイできる喜びをかみ締めています。その幸せに感謝し、日本一という結果で恩返しをしたいと日々練習に励みます。
(土木管理本部 #87 板井征人)

    
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2005/4/3

検見川グラウンドシーガルズ合同練 4月3日(日)、オービックシーガルズと合同練習を行った。前日の雨予報が嘘に思えるほど、当日は素晴らしい晴天に恵まれた。場所は千葉にある東大検見川グラウンド。ここがまた地形をそのまま残してある広大な敷地で素晴らしい環境である。練習はシーガルズのトレーニングにDEERSが一緒に参加させてもらう形だったが、やっぱり合同練習は新鮮でいい!選手・スタッフともに学ぶことが多く、非常に有意義な一日となった。
練習内容を簡単に説明すると、ウォーミングアップ後、3つのグループに分かれた。
(1)股関節グループ:傾斜を利用した下半身メニュー。量を決める際に、ちょっとしたゲームを取り入れていて、一見、楽しそうではあるが、非常に地味なトレーニングばかりで辛そうであった。このグループで奮闘していたのが、鹿島のマラドーナことH手選手。今年はポジリーともあって去年とは何かが違う。期待大。
股関節グループ体幹グループ (2)体幹グループ:ひたすら腹筋と背筋。部位限定なだけにシンドイ。選手が飽きないように、メニューがバリエーション豊富であったのは、トレーナーとして非常に勉強になった。このグループではスターO崎の要領のよさに感服。
(3)サーキットグループ:筋体力不足向上を目的としたメニューで主にはルーキーが対象。正直言って、サーキットグループに入っていた人は、非常に気の毒に感じられるほど、傍目にも辛いメニュー。一瞬、自分の目を疑ったのは、このグループにT中選手とO田選手が参加していたことである。しばらく様子を見ていると、普段二人が最も嫌うメニューを、どちらかというと楽しそうに、且つ、爽やかにこなしている。いつもなら、すでにギブしていてもおかしくない程の運動強度なのに、なぜ・・・。私もかれこれ4年DEERSにいるが、こんなにも眩しく輝いている二人を見たのは初めてである。やはり二人とも潜在能力は計り知れないものを持っているアスリートなのだろう。毎年期待しているが、今年は特に期待したい。
坂道ダッシュ!アップダウンを活かしたトレーニング グループ別のメニューが終わると、次はアップダウンヒルという傾斜を利用した坂道ダッシュ。DEERSでは地形的に実施困難な為、選手には非常に好評であった。しかし、脚の回転数があがる分、筋肉に対する負担は非常に大きいため、怪我には充分注意しなければならない。このメニューで皆の視線を独り占めしたのは、新婚T内選手であったことは言うまでもないだろう。
散々辛い練習をやった挙げ句、最後には恐怖のクロスカントリーが待っていた。案の定、DEERS選手はキャパオーバーで足つりが続出。シーガルズ選手はタフだなと痛感した。しかし、そんな中でもクロスカントリーで奮闘していた選手がいた。それはルーキー林田選手。彼はアメフト未経験ながらに入部したスーパーアスリートである。その情熱と努力は、映画「ルディ」を観ているようだ。彼がフィールドで活躍する日が楽しみである。
朋恵&瞳トレーナーBBQ♪ 練習後は場所を移し、シーガルズのクラブハウスで有志によるBBQ。ラインとルーキーがほとんどだったようだが、普段あまり交流がないだけに非常に楽しい会であった。BBQでの活躍はやはり倉持選手だろうか。彼の最近の人間的成長には目覚しいものを感じる。しかし、彼の『○○○リスト』に載らないようにと、未だ細心の注意が必要である。もう一つ、最後に大きな収穫があったのは、シーガルズのクラブハウスを見学できたことである。グラウンド・ウェイトルーム・トレーナールーム・ミーティングルーム・コーチルームなどを案内して頂いた。貴重な体験に感謝したい。BBQ準備・後片付けや施設案内をしてくださったシーガルズの皆さん、ありがとうございました!
こうして、丸一日シーガルズの方と共に出来て、お互い良い刺激になったと思う。これから春季パールボウル、秋季リーグ戦へと続いていくが、昨日の敵は今日の友、今日の友は明日の敵ということで、共に切磋琢磨してアメフトを盛り上げ、最後にはDEERSが勝利の美酒を味わうというシナリオで今年こそ行ってもらいたいと切に願う。
(トレーナー 清水朋恵)
    
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2005/3/26

3月26日(土)、アメリカカリフォルニア州サンディエゴで行われたアリーナフットボール国際親善試合に出場しました。私達は日本選抜チーム「ALL JAPAN サムライウォリアーズ」として、アメリカのプロリーグaf2に所属する「サンディエゴリップタイド」と対戦いたしました。サムライウォリアーズは1月にトライアウトが行われ、100名を超える参加者の中から選ばれた25名の選手で結成したチームです。ディアーズからは「グレート」板井選手、今シーズンからFB/TEに転向した松澤選手、若手OL三人衆、菅野選手、井澤選手、そして私倉持が選ばれました。「アメリカのプロを倒す」という目標の下、2月19日から毎週土日に富士通川崎グラウンドで計10回の練習を行い、アメリカに乗り込みました。今回のアリーナフットボール奮闘記を鹿日記で報告したいと思います。

【練習】
1月某日、私のパソコンにいつも直感が冴える井澤さんから「おつ!アリーナとか受けない?」のみ、というメールが入りました。あれこれ迷った挙句、「何かためになることがあるかも」と思いトライアウトを受験し、今回アリーナフットボールに初挑戦することになりました。実際にやってみると、アメフトとは似て非なる競技でした。まずアリーナでは基本的にオフェンス、ディフェンス、キッキングと一人で全てこなさなければなりません。私はディアーズではOL専任ですが、DLも務めなければならず、スタートの仕方からタックルの仕方、パスラッシュに必要なテクニックまで、イチから練習しました。また、ルール上OL(厳密にはTE)の私達もパス捕球可能なので、生涯初のタッチダウンを夢見てパスキャッチの練習もしました。FGのスナッパーにも任命され、「JAPANの勝敗を左右する場面で出番が来るかもよ」という板井さんの言葉を信じ、練習を重ねました。フィールドもアメフトに比べ約1/4と狭いのでどこからでもTDが取れます。逆を言えば、どこからでも一発タッチダウンが取られるということなので、一瞬たりとも気が抜けません。交代も自由にできないのでスタミナも要求される過酷な競技なのです。練習の感想としては、OL以外のポジションを経験したことで、プレーの幅が広がりました。さらに良いスタートをしようとすればする程オフサイドしてしまうDLの気持ちが身に染みました。また、他のチームの選手と交流することでトレーニングや食事について学ぶことも多く、モチベーションも上がりました。練習自体も各チームから様々な個性を持った選手が集まっているので、厳しくも楽しい雰囲気で行うことができました。
追伸:おそらく日本フットボール史上稀に見る「花粉症で外に出られず練習アウト」という珍事が3月のある日、某選手の身に発生したことも報告しておきます。140キロの巨漢も今年の花粉には勝てなかったようです・・・。

★3月23日(水)

【出発】
バスで出発! いよいよアメリカへ向けて出発の日を迎えました。柴崎寮在住の若手4人で一緒に成田まで向かいました。新宿から成田までのバスの手配は松澤さんがテキパキと進めており、さすがの仕事ぶりでした。新宿を発ち、成田へ向けて順調にバスが走行している中、松澤さんが突然立ち上がり運転手さんに何やら必死に訴えています。どうやらトイレを我慢できなくなったようですが高速道路上にPA等はなく、どうすることもできません。段々見ているこちらも悲痛になってきました。常日頃トレーニングで自分の限界まで追い込む彼はここでも自分の限界と闘っています。「もはや万事休すか・・・」という時に高速を降り、運転手さんの機転で事なきを得ることができました。よかったですね!
成田空港に到着し、板井さんと合流後、昼食を済ませサムライメンバーと集合しました。航空券等を受け取った後、搭乗手続きを行い飛行機に乗り込みます。ちなみに私は海外旅行経験はもちろん、飛行機に乗ったこともありません。今回初めてあの鉄の塊に乗り空を飛ぶのです。もし飛行機が落ちたら・・・ハイジャックされたら・・・次々とネガティブな妄想が浮かびました。シートベルトを締め、離陸まで精神統一しながら無事を祈っていたところ、徐々に飛行機が加速を始め、一瞬ふわっと浮いたと思ったら、すぐに上空数千メートルの世界でした。
アメフト選手いっぱいの飛行機内菅野選手、やはり食べてます 機内ではエコノミークラスにアメフト選手がひしめきあうという一般のお客さん泣かせの状況でした。ライン以外のアメフト選手は細いというイメージがありますが、バックスでも筋肉がついているので一般の方と比較すると十分大きいのです。ライン陣は全員通路側に配置され多少窮屈さが緩和されましたが、数時間も経つとあとは我慢勝負に突入です。到着までの時間はひたすら寝る者、ゲームや読書をする者と各自思い思いに過ごしていました。日本出発から9時間半後、私の祈りが通じたのか無事ロサンゼルス国際空港に到着しました。私の心配もとり越し苦労に終わったようでよかったです。

【地元小学校訪問】
板井選手40歳までやるそうです!サインをする井澤選手 私達がここを訪れた時間帯はちょうど昼休みで、校庭(天然芝でだだっ広い)で子供達が遊んでいました。バスが到着したのを見つけると、すぐにたくさんの子供達が駆け寄ってきて私達が降りてくるのを待ち構えていました。バスから降りると歓迎会が始まるまで一緒に遊ぶことになりました。ここの小学生達はみんな積極的で、本当に楽しそうに遊んでいました。午後の最初の授業がサムライウォリアーズの歓迎会だったようで、全校生徒を挙げて歓迎してくれました。質問タイムになると学年を問わず、みんな我先に手を挙げ私達を質問攻めにします。その中で「日本のフットボール選手は大体何歳までやるのか」という質問があり、板井さんが答えることになりました。開口一番、「40歳までやります!!」この答えに子供達よりむしろ私達の方が「おお〜!!」と感嘆の声を挙げてしまいました。しっかり聞きましたよ、板井さん!!
子供と1on1☆菅野選手小学校のみんなと その後校庭でアメフトごっこをして遊ぶことになりました。菅野さんはブラジル人格闘家ヴァンダレイ・○ウバのようなその風貌と、普段の振る舞いからは想像もつかないのですが、意外にも子供好きのようで1on1(熊VS子供とも言う)をやったり、ボール投げをしたりととても楽しそうでした。その様子はいつも私や井澤さんをシメ上げ、時には台風の中、問答無用でT駅まで自転車でパシらせるあの菅野さんとはまるで別人です。「人は見かけによらない」とはよく言ったものです。松澤さんも根っからの子供好きのようで、子供達と仲良く楽しそうに遊んでいました。井澤さんは日米を問わず子供達に大人気(特に女の子)のようでサイン攻めにあっていました。みんな子供好きなんですね〜。私にも優しくして下さい。。

★3月24日(木)

【ウェルカムパーティー】
西田ひかるさんとウェルカムパーティー☆ 今回の試合の共催者であるサンディエゴティファナ日本協会が、私達の歓迎パーティーを開いて下さいました。パーティーでは現地の日本人や日系人、日本在住経験のあるアメリカ人等多くの方々がサムライウォリアーズと交流し、そして激励をいただきました。
パーティーにはなんと!タレントの西田ひかるさんが激励に訪れていました。やっぱりアイドルだけあって美人オーラがメラメラ出ています。このオーラにメロメロになってしまった選手が・・・。意外にもグレート(チームメイトから尊敬の念をこめてこう呼ばれている)板井さんです。あまり多くは語りませんが、明らかに板井さんは西田ひかるさんの大ファンのようで、「やっぱり本物は美人やな・・・」とその魅力にとりつかれています。何とかツーショット写真を撮りたいと普段はクールな板井さんが様子を伺っています。しかし西田さんは挨拶の対応に追われており、なかなかチャンスが来ません。そんな中、一瞬流れが途切れ千載一遇のチャンスが!そこで「写真お願いします!!」と頼み込むと西田さんは快く応じてくれ、見事ツーショット写真の撮影に成功しました。
念願の2ショット♪板Pしょぼん・・・ しばらくして今度はサインをねだろうという様子。用意周到にも松澤さんがマッキー(#42ではない)を持っており、再びチャンスを伺っておりました。しかしなかなかチャンスは訪れません。そうこうしている内にパーティーは終了し、西田さんは会場を後にしようとしているではありませんか!それに気づいた板井さんはマッキー片手に俊足を飛ばし追いかけようとしました。しかし、お客さんが多く、人ごみに揉まれている間に西田さんは行ってしまいました。「行ってもうた・・・」ガックリと肩を落とし戻ってきた板井さん・・・。余程残念だったのでしょう。その心情は帰りのバスへ向かう時の哀愁漂う後ろ姿が物語っていました。

★3月25日(金)

【サンディエゴ・チャージャーズ施設訪問】
サムライウォリアーズ記者会見サンディエゴ・チャージャーズ 今回の旅の目玉、NFLサンディエゴ・チャージャーズの施設見学です。私達は到着するとすぐに地元メディア向けの記者会見を行いました。サムライウォリアーズの山田晋三ヘッドコーチとチャージャーズのオーナーによる会見だったのですが、各メディアが大勢取材に訪れており、私達の注目度の高さを実感しました。会見の席上、毎年ドラフト1位選手に贈られる名前入りの背番号1のユニフォームが、山田ヘッドコーチにプレゼントされました。これは予想外だったようで山田ヘッドコーチも満面の笑みを浮かべて喜んでいました。
その後、各施設を案内していただきました。まずロッカールームから。昨年流行ったキムタクのアイスホッケー兼恋愛ドラマのように、練習着がかかったロッカーが各選手に割り当てられています。ロッカーを見ていると、整理整頓している選手、散らかしている選手様々で、この辺はどこのチームでも同じみたいです。
ロッカールームイクイップメントルーム 次にイクイップメントルーム。これは驚きました。シューズからグローブから何から何までものすごい数のアメフト用品が山積みになっていました。その規模はまるでアウトレットモールのようでディアーズの防具倉庫の数十倍、数百倍です。「やっぱプロチームだよなー」と実感しました。
次にトレーニングルーム。広い!の一言です。ウェイト基材はディアーズにあるものとさほど変わらないのですが、各々の数が多い上に重りの重さも凄まじく200ポンドのダンベル等があります。これは施設全般にも言えることなのですが、掃除が行き届いていて とてもきれいです。この隣にはジャグジーがありました。
最後にグラウンドに行きました。手入れの行き届いた天然芝の広大なグラウンドです。NFLのプロだから当然ですが、このグラウンドで毎回練習できるチャージャーズの選手達がうらやましいです。
顔の大きさの違いにビックリ☆200ポンドのダンベル!! グラウンドやトレーニングルームで練習している選手が何人かいて、その様子を見学することもできました。・・・やっぱりDNAが違いますよ、彼等は!!WRやDBの選手は手が物凄く長くて、広背筋が発達しており、何よりも顔が異常に小さい。私の1/4位でしょうか・・・?また、トレーニング中の彼等はテキパキ、黙々とメニューをこなしていきます。ウェイトルームでついつい喋りながらトレーニングしてしまう自分達とは、こんなところでも意識の差があるのかなと思います。日本には存在しない「アメフトのプロ選手」の世界を見られてとても勉強になりました。

【レセプションパーティー】
夜は対戦相手のサンディエゴ・リップタイド主催のパーティーがありました。パーティーにはリップタイドのスタッフ、選手、チアが参加し、私達と交流を深め、互いに試合の健闘を誓い合いました。
倉持選手満面の笑みリップタイドオーナー・JOHN RUNYAN氏と菅野選手 ここでリップタイドのオーナーが、現役NFL選手でフィラデルフィア・イーグルスに所属するRT:JOHN RUNYANということに気づきました。オーナーなのにリップタイドのどの選手よりもデカく、強そうなのでパーティー開始前からやたら目立ってはいたのですが、今年のスーパーボウルに出場していた選手とは知りませんでした。そうと分かれば是非ともこのNFLのオフェンスラインと一緒に写真を撮りたいとライン陣でお願いしました。後でその写真を見ると、仮にも日本代表オフェンスラインの私達と完全に頭一つ違います。完全に大人と小学生状態です。握手してもらうと、掌から伝わるオーラが強烈だったのを覚えています・・・。

★3月26日(土)

【試合】
いよいよ決戦の日を迎えました。当日はバスで試合会場となるサンディエゴスポーツアリーナに向かいました。みんな戦闘モードに入っており気合十分です。私達の試合は、日米交流イベント「ジャパンフィエスタ イン サンディエゴ 2005」のメインとして位置付けられています。到着すると既に会場内には日本文化を紹介するテーマゾーンが設置され、フィールド上でも日本にちなんだパフォーマンスが色々と披露されていました。これらを見ているとイベントの盛り上がりがひしひしと伝わってきました。
ロッカールームに入ると、前日のチャージャーズ同様、ユニフォームやヘルメットがかけられ、各選手のロッカーがセッティングされていました。ちょっとしたプロ気分を味わわせてもらった後、着替えを済ませウォーミングアップのためフィールドに出ました。アップが終わってからも私は松澤さんとフィールドゴールのロングスナップ練習を繰り返しました。緊張や不安よりも、不思議と今回は早く試合がしたいという楽しみの方が多かった気がします。ロッカールームに戻ると各選手音楽を聴いたり、瞑想したりしてビリビリとした空気が支配していました。
選手入場のため裏口に集まると、試合のオープニングセレモニーとしてチアを乗せたハーレー乗り達がスタンバイしていました。室内なので排気ガスの匂いがこもり、その時は勘弁してくれよと思いましたが、今ではいかにもアメリカらしい演出だったと思います。ハーレー好きの井澤さんは興味津々で「俺もやってみたい」というようなことを言っていました。案外面白いかもしれません・・・。セレモニーが終わると選手入場です。サムライウォリアーズは和太鼓の音に乗り、一人づつ名前を呼ばれ入場します。私の前の入場者は松澤さんだったのですが、彼は名前を呼ばれるとジャパニーズサラリーマンの得意技「お辞儀」を深々としてフィールドに入っていきました。次の私も早速マネさせてもらったのですが、これ以後みんなお辞儀をしてから入場するようになり、JAPANの礼儀正しさをアピールすることができたと思います。反対にリップタイドの選手達はそれぞれ決めポーズをとってから入ってくるのですが、これがまたカッコよかった!手足の長いアメリカ人がやると決まってるように見えるんですね。
サムライウォリアーズの攻撃☆いよいよ試合! コイントスを終え、JAPANのキックオフリターンで試合開始です。リターンはあまり返せなかったものの、パスが連続して決まり先制のタッチダウン!!幸先いいスタートを切ったかに見えたのですが、後は防戦一方で差が徐々に開いていきました。前半を終え、TD2本差で折り返しました。
ロッカールームに戻り、作戦等のミーティングを行っていたのですが、作戦以前に相手の強さに浮き足立っている選手が多く(私も含め)、自分達の本来のプレーができていませんでした。そんな雰囲気を察知したのか、普段はもの静かな板井さんが立ち上がり大声で「みんなアメリカ人という名前に負けとるんちゃうか?もう一回相手しっかり見てみい!勝負にならん相手とちゃうやろ?基本や!もう一回基本に戻ってやることやりゃ、絶対勝負になるで!後半からやろうや!!」とゲキを飛ばしました。相手の想像以上の強さと会場の雰囲気に飲まれつつあった私達ですが、多くの選手がこの言葉で我に返ったのではないでしょうか?はっきり言ってシビレました。
逆転なるか!?板井選手菅野選手 仕切り直しをして後半開始です。前半の押されっぱなしの展開から持ち直し、後半の立ち上がりは互角に近い勝負をしたと思います。しかし、オフェンスはそこそこゲインできるようになったものの、TDを奪うことができません。ディフェンスも粘るものの、止めきることができません。アリーナフットボールは基本的に時計が止まらないので、あっという間に第4Qになりました。差が開いており、時間もないので何が何でも早く点数を取るしかなくなりました。JAPANはオンサイドキックを試みますが、失敗して相手にTDを与えてしまう、の繰り返しでした。点数はどんどん離れてしまい、もはや逆転は絶望となりました。
残り時間1分、会場も試合終了ムードが漂う中、最後にドラマのような展開が待っていました。ここでQBを注目の有馬選手に交代した直後、板井さんにロングパスが投じられました。しかし、相手DBの2枚のカバーがぴたりとつき、フリーになれません。エンドゾーンでもみ合いになりながらジャンプ!板井さんはボールをもぎ取るようにキャッチしました。タッチダウンです!!アメリカ人DBをものともせず競り合いを制してのキャッチ。さすがJAPANの誇るスーパーWRです。ところが、リップタイドは甘くなく、容赦なく攻めてきてすぐにTDを取り返されました。JAPANのキックオフリターン。相手キッカーが蹴ったボールをキャッチしたのはまたもや板井さんです!エンドゾーンめがけ懸命に走りますが相手のタックルが襲い掛かってきます。しかし倒れません!タックルされてもタックルされても振りほどき、交わしながらエンドゾーンに駆け込みました。またもやタッチダウン!!このシーンは本当に映画やドラマの1シーンのようで、会場のお客さんも感動・興奮し、最後の最後に一気に盛り上がりました。
リップタイドのチアリーダーと♪DEERSのサムライたち! ブロッカーとしてフィールドにいた私も感動し熱いものがこみ上げてきました。後で聞いたのですが板井さんはこの時初めてリターナーをやったそうです。まさに千両役者「グレート板井」です。凄いタッチダウンでした。試合は32-67と結果的に惨敗でした。でも最後に板井さんがサンディエゴの人達に「サムライスピリッツ」を見せてくれました。試合に負けたのはもちろん悔しいですが、今回の私達の挑戦を見てアメリカに住む日本人や日系人、もちろんアメリカ人の方々も楽しんでくれたようです。彼らに少しでも勇気と励ましを与えることができたかなと思います。

★おまけ

【食事】
アメリカの食事=巨大ステーキをイメージしていた私ですが、今回の旅で何度かステーキを食べる機会がありました。大きさはさほどでもないものの、過剰な味付けは無く、肉そのものの味を楽しむことができ満足でした。また、ハンバーガーも食べたのですが日本の○ック等をイメージしていつものように2個+Lセットをオーダーすると、巨大なハンバーガーが2個と大量かつ塩辛いフライドポテト、1リットルはあろうかというコーラとデブまっしぐらなセットが出てきました。ハンバーガー2個入りの袋のズシリとした重さは忘れません(結局1個半食べるのが限界でした)。旅行中さんざん油っこい、パサパサしたものばかり食べ続け、日本食が恋しくなった私は、成田に着くとすぐに日本の味を求め店に走りました。そこで白米ご飯と天ぷらそばとたこ焼きを噛みしめながら、やっぱり日本が一番だなあとしみじみ思いました。

【買い物】
常日頃、節約を心掛けていることでディアーズ内では有名な私ですが(断じてケチではない)、今回買い物も楽しみの一つでした。日本では私のサイズに合う服や靴を探すのは容易ではなく、合うサイズを求めあちらこちら探し回ることになるので、買い物は面倒なものでしかありませんでした。しかしショッピングモールに行くとさすがアメリカ、デカイ漢に優しい国です。日本より安い上に、XXXLのシャツや30cmオーバーの靴が当たり前のようにどこの店でも置いてあります。この時ばかりは節約を忘れ、買い物をしまくってしまいました。OLの菅野さん、井澤さんも悩みは同じなので、ここぞとばかりにスーツや革靴等たくさん購入し、3人で歩いているとまるで輸入業者のようでした。

【グランドキャニオン】
フーバーダムグランドキャニオン 試合翌日、板井さんとその友人の藤作さんと一緒にOL三人はラスベガスに飛び、レンタカーでグランドキャニオンに行きました。途中、ゼネコン社員としてフーバーダムを見学した後は、荒野を走る一本道をひたすら進みました。岩山と草原がずっと続いていました。井澤さんはずっと寝ていました。6時間後ようやく目的地、グランドキャニオンに着きました。駐車場から少し歩くと崖があり、展望ポイントになっていました。「絶景」です。上手い表現が見つからないのでこれ以上書きようがないのですが、とにかく素晴らしい景色でした。

★あとがき

今回のアリーナ挑戦を振り返ってみると、試合に惨敗したことはとても悔しく、個人的に色々と反省しなければならないことは多かったと思います。しかし、日本では味わえない貴重な体験をすることができました。今回、サムライウォリアーズとして様々な人々と交流することができ「American Football」というスポーツがいかにリスペクトされているかを目の当たりにしました。それにより、このスポーツに取り組んでいる「価値」のようなものを再認識することができたと思います。また、アメリカで頑張っている日本人の方々のその明るく前向きな様子を見て、逆に励まされた思いがしました。イチアメフト選手としてもイチ社会人としても本当に良い経験になりました。また、今回サムライウォリアーズをサポートして下さった日本のスタッフの方々、アメリカのボランティアスタッフの方々、日米問わず応援して下さった全ての方にこの場をお借りして御礼申し上げます。サムライのチームメイトの皆さんもお疲れ様でした!これからはライバルとして対戦することになりますがよろしくお願いします!
(#57 倉持和博)

    
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2005/3/20

LB東北学生クリニック 3月20日、東北学生クリニックのため、仙台に行ってきました。杜の都、仙台。東京からは遠いイメージがありますが、東北新幹線「はやて・こまち」に乗ると、わずか100分で到着です。駅に降りるとそこはやはり東北地方。春がもうそことはいえ、まだまだ肌寒さを感じます。そんな肌寒さを吹き飛ばす勢いなのが、東北の鷲「東北楽天ゴールデンイーグルス」です。東北地方の楽天への期待は非常に大きく、かなりの盛り上がりを見せています。 折しもクリニック当日20日は、楽天のホーム球場、鹿島施工の「フルキャストスタジアム宮城」の竣工式であります。 開幕に向かって楽天熱はさらにヒートアップし、「楽天や、ああ楽天や、楽天や」なんて詩も聞こえてきそうなぐらいです。 皆様わずか100分の旅で、 素晴らしいスタジアムと華麗なプレーをご覧になられてはいかがでしょうか?
DL地元で熱く指導☆#76舘内選手 さて、東北学生クリニックの会場は今年も東北工業大学のグランドです。朝10時、昨年のような事件も起こることなく(鹿日記「2004前半」参照)クリニックはスムーズにスタートしました。
クリニックは午前の実技と、午後の講義に分かれて実施されました。午前の実技では、東北フットボーラーとDEERS選手の真剣勝負!短い時間の中で、出来るだけ多くのことを伝えようとかなり力が入ります。驚かされるのは、東北学生リーグのレベルの高さ。そして、技術以上に東北フットボーラーの上手くなりたいという目の輝きが、DEERS一同を熱くさせました。
お昼を挟み、午後の講義では、午前の練習のビデオ反省、森HC・海老原TR・沼田SCの講義が行われました。こちらも質問にあふれ、かなり有意義なものとなりました。そして、クリニックの最後に各パートの表彰選手の発表です。
森HCによる講義QB 私の担当したDBのMVPは、最近男性から「写真撮って下さい!」とよく言われるQB尾崎選手(#10)から、2005初インターセプトを奪った、東北大の川村選手でした。彼はまだ1年生。チャックミルズ杯QBからインターセプトを奪ったことを胸に、これからも成長していって欲しいと思います。

【前日の出来事編】
私・岩根と坂田選手(#79)は仙台に19日に入りました。楽天の熱気あふれる仙台駅で私たちを出迎えてくれたのは、地元仙台出身・新婚ホヤホヤの舘内選手と、顔も体型も舘内選手にそっくりの舘内選手のパパであります。舘内選手は昨年まで富士登山隊長を務め、 趣味はヘッドスライディング、特技はプロレスものまねという、DEERSのイベントには欠かせない存在です。 さらに舘内パパは、昨年DEERSの試合を全試合観戦しに東京まで通い詰めたという筋金入りのDEERSファンであります。試合会場でお見かけしたら、ぜひ舘内パパに声をお掛けください。きっと選手より詳しいDEERS情報を提供してくれることでしょう。
さて、無事舘内親子と合流した一行は、仙台といったら「牛タン!」ということで、仙台の名店「伊達の牛タン」に向かいました。今まで、焼肉屋の薄っぺらい牛タンしか見たことのない私にとっては、驚愕の分厚さ&美味でした。おっ、おっ、おおおおおおおいしーーーーー!!仙台来たら「牛タン」を!!是非!!!(メグ、来年はついて行かなきゃね!)
舘内家にて これでもかというほど牛タンをご馳走になった私たちは、本日の宿泊先である舘内家に向かいました。八木山の閑静な住宅街に建つ舘内家で、本日の第2Rがスタートです。この第2R、今では鈴鹿8耐と並ぶ名物企画、舘内家「6時間連続食いっぱなし、飲みっぱなし」(舘内パパのトークショー付)であります。テーマはいかに満腹状態を維持するか!うーん、このテーマにして、舘内さんあり。と強く感じた私でありました。途中、脇田選手(#14)と、牧内選手(#42)を加え、益々絶好調の舘内パパ。「曙VS角田」も「フィギアのミキティ」も軽く飲み込む勢いのトークショーでした。話の内容は長いので省略させていただきますが、要は、今年は絶対日本一&観客のしびれるプレーを!ということです。DEERS観客席のドンが言うのだから、気持ちが引き締まります。そして、最後に楽天イーグルスの話題に話が移ると、舘内パパはすてに楽天の年間シートを購入済とのこと。ここにもいました、新規楽天ファン☆やはり東北は楽天ムード一色です。 舘内パパ、今年は春〜秋は楽天で、秋〜正月はDEERSの応援で、てんやわんやの1年間違いなしでしょう!! あまりの熱狂ぶりに、山形さくらんぼテレビと、東京MXテレビに取材されるかも知れません。
そして翌朝、東北学生クリニックの日。舘内家玄関で恒例の記念撮影を行い、お世話になった舘内家をあとにしました。

DBのみんなと指導する岩根選手 最後に私の感想を少し述べますと、このようなクリニックを通じて、一人でも多くの選手がXリーグに興味を抱いてくれたらいいなと感じました。ここに集まった選手たちが、将来のXリーグを盛り上げていってくれることを期待して、「2005東北学生クリニック日記」を締めくくらせてもらいます。
東北学生連盟の皆様、舘内家の皆様、ありがとうございました。
(DB#37 岩根大輔)

    
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2005/3/19〜20

20キロハイク出発!真っ暗な道を歩きます 3月19日(土)ついにやってまいりました『朝日に向かってチャレンジ20km!』。DEERSからも有志がこぞって参加しました。今回隊長を務めましたのが#74浜村選手、副隊長が#97藤本選手。そして池谷マネージャーと私・新人マネージャーの近藤、以上4名の参加となりました。天気は晴天、そして無風!毎年引率されている先生も「今年が一番いい!」と絶賛でした。このイベントは調和小学校が毎年恒例にしているもので、平山城址公園駅を23時頃出発し、多摩川沿いをひたすら歩くこと7〜8時間、途中光り輝く朝日を見てゴールの調和小に帰ってくる、というものです。一番印象的だったのは、やはり子供達の元気さ、わんぱくさ!1秒たりとも静止することができないらしくスタート前からはしゃぐ、はしゃぐ。スタートしてからもダッシュで道を逆流したりふざけあったり。これじゃあ最後までもたないだろうな〜と思わず見とれてしまいました。最初から藤本副隊長は女の子からモテモテ!常に4〜5人の子に取り囲まれ、まんざらでもない様子。話題は、と言うと「誰かかわいい子紹介して〜」と本気で?お願いをしていた声が聞こえましたが・・・(笑)
日が昇ってきましたカップラーメンタイム♪ 元気を失いかけた中間地点では温かいカップラーメンと紅茶の差し入れがありました。それ以降は睡魔との戦いです。しかし浜村隊長持ち前のトーク(題材:日本蕎麦)で盛り上がり、気が付けば東の空から朝日が顔を出し始めていました。夕日と間違えるくらいとても綺麗なオレンジ色で感動でした。子供達もこのときばかりはおとなしく朝日を眺めていましたよ。空が明るくなってからは私自身もさっきまでの眠気がふっ飛びラストスパート!市街地を歩き、ついに全員元気に完歩達成!待っていたのはお母さん方が作ってくれたおいし〜い豚汁でした。美味しいのとやり遂げた達成感とで全員満面の笑みでした。
感動の朝日♪記念撮影☆ 朝日をゆっくり眺めたり、桜や梅の花に春の訪れを感じたり、20キロ完歩という達成感。たった一晩で20キロハイクならではの沢山の事が味わえたな、と大満足です。しかし...天気が良かった事もあり、20キロハイク意外に余裕だったなと思いきや、慣れない徹夜のせいか、鼻血は出るはものすごい睡魔に襲われるはで、家に帰ってからは大変でした。体は正直ですね!
(マネージャー 近藤恵子)
    
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2005/3/12

壇上に並ぶ受賞者たち#82八百板選手 3月12日(土)、赤坂の東京ドイツ文化会館ホールにて、2004年度東日本Xリーグ納会が執り行われました。納会では2004年度のXリーグ各表彰の後、日本代表に関する強化・育成委員会からの報告、パールボウルとリーグ戦再編についての説明がありました。DEERSからは森ヘッドコーチ、バイスキャプテン#23栄選手と#66古川選手・#82八百板選手・#24佐野選手の日大トリオ、KDC、そして私#57倉持が出席しました。まず、ALL Xリーグ2004が発表された後、チーム関係及び個人賞の表彰が行なわれ、以下の表彰をDEERSが受賞しました。

EAST division優勝:チーム
ALL-X2004:#24 佐野忠也(DB)
ALL-X2004:#66 古川裕巳(OL)
ALL-X2004:#82 八百板大(TE)
EAST division MIP:#23 栄貴浩
EAST division 新人賞:#57 倉持和博
チアリーダーズオブザイヤー2004:KDC
チームワークアワード2004:KDC

チアオブザイヤー★KDC受賞者みんなで 表彰は一人ずつ名前を呼ばれ、壇上に上がって盾を受け取るのですが、さすが皆さんXリーグを代表する選手とあって壇上では堂々としており、とてもかっこよく見えました。私も新人賞を頂くことができ、壇上でコメントを言う場面がありました。生来の田舎者(生まれも育ちも茨城県筑波山麓)のため普段から大勢の人の前で話すのはとても苦手でしたが、しかし今回は我ながら「おっ!」と思うくらいビシッとコメントしてまいりました!!「俺も成長してるかも」とアメフトとは関係ないところで密かに自己満足した瞬間でした。
さて、すでに2005年のシーズンがスタートしています。昨年度は新人賞には選出されたものの、まだまだ上には上がいると痛感した1年でした。今度はALL-X選出目指して今年1年自分に厳しく頑張ります!応援よろしくおねがいします!! (OL#57 倉持和博)

#23栄選手MIP受賞☆ このたび、柄にもなくMIPを受賞させて頂きました。内心は物凄く喜んでいますが、ちょっぴり恥ずかしいのでその喜びはあまり表には出さずに自分の内にしまっております。って本当のところ、このような賞を何で私が頂けたのかがわからず実感できないので、実は「賞やるから今年はもっと頑張れ!」と誰かからの無言のプレッシャー的なメッセージが込められていると勝手に思い込み、今年もより一層頑張ろうと決意した所存であります。近年、日本一という目標の高さ、難しさを自分の肌をもって実感しております。しかしあえて、目標達成どころか毎年ほど遠いところで負けているのにも関わらず、懲りずに我々が日本一を目指す理由は、本気で一人一人が日本一を手にするために一年間取り組むことができれば成りえる可能性があるからです。決して簡単なことではありませんが、今のDEERSの選手ならそれができないことはないと信じております。2005年DEERSはもう既にシーズンインしており、選手一人一人が目標に向かって自分と闘い、日々成長を合言葉に、貪欲にそして明るく楽しく頑張っております。やはり何事も楽しまないといけません。今年こそは必ずファイナル6を突破し、日本一になります!そして今シーズン、終わってみればMVPに選ばれてたりしたら・・・これ最高でございます。
(副将 DB#23 栄貴浩)

    
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2005/3/5

長く続く階段巨人への道! 3月に入り、DEERSはよみうりランドで休日練習を行なっています!京王よみうりランド駅からランドまでの交通手段であるゴンドラ「スカイシャトル」に乗ると眼下に見える通称『巨人への道』というジャイアンツ球場までの400段の階段でのトレーニング。普通に登っても息が切れるほどの高低差と長さ(ちょっとした山登り気分を味わえます)の階段で、階段ショートダッシュと400段往復トレーニングをしているんです!階段の途中の何ヶ所かには巨人軍のマスコットであるジャビット君が『あと○○段!頑張れ!』と応援してくれているのですが、楽しく登れるはずの階段が選手にとってはとても苦しく、普段からハードなトレーニングをこなしているのにゴール地点では倒れ込み、息を調えるのに時間がかかるほどの魔の階段になります。
ようやくゴール☆みんなヘトヘト・・・ 最初は意気揚々と駆け登っていく選手達ですが、中間地点を過ぎたあたりから体中に乳酸がたまり始め体がいうことをきかなくなり、足が上がらず前に進めない・・・。そして、なんとかゴールしても今度は下るのに足が棒になり震えが止まらず、そして、自分の体を二本足で支えることができず・・・まるで生まれたてのバンビのよう。。でも、このような過酷なトレーニングも最後に笑うための通過点でしかありません。『巨人への道』が、DEERSにとって『日本一への道』になるようこれからもトレーニングを続けていきたいと思います。
(マネージャー 富井尚美)
    
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2005/2/24

HPでは笑顔写真も公開予定♪かっこよく撮れてます!?髪型これでいいかな〜? 2月24日(木)の練習後、2005年度のイヤーブックなどに使用する選手顔写真の撮影を行いました。入社当時の写真をずっと使っていた時期もあったのですが、「この人の写真、今と全然違わない!?」なーんて選手がいないように、最近では2年に1度撮り直すようにしています。
この日練習が終わると、選手が続々と撮影場所であるミーティングルームに集まってきました。「2年使われるからこの写真は重要なんだよなー!」そう言って、鏡を見て髪型を直したり、撮り終わった写真をチェックしたり☆そうかと思えばまったく気にしない選手もいるので、本当に人それぞれ性格が違っておもしろいですね!今年はホームページ用に笑顔の写真も撮ってみました♪イヤーブックの真剣な顔とは違った選手の一面がお見せできればいいなと思っています。お楽しみに!
山木カメラマン女子マネ そして今回、いつもDEERSの写真を撮って下さっている山木カメラマンも選手に変身!?みんなを撮影するうちに「ぜひ着てみたい!」ということで初のユニフォーム姿となりました。最後に私たち女子マネもついでに写真を撮っていただき、撮影は無事に終了!2005年の新しいイヤーブック、初戦の5月7日まで楽しみに待っていて下さいね☆
(マネージャー 川崎綾子)

    
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2005/2/11

玉ノ井部屋☆ 2月11日、海老原トレーナーの提案で玉ノ井部屋を訪問、稽古見学&体験をさせていただきました。今回の目的は、「強い当たり方、ヒットの仕方を学ぶ」「股関節の使い方、柔軟性のトレーニング方法を会得する」この2つです。DEERSからOL#66古川選手・#78菅野選手・#75井澤選手・#70川登選手・#57倉持選手、DL#79坂田選手、LB#43岡橋選手、DB#37岩根選手、WR#88松永選手、そして2005年入社予定の新人OL☆#67村井雄太選手が参加しました。稽古を体験した、岡橋選手と川登選手の日記をお届けします!

玉ノ井部屋に到着するとコンクリート打ちっぱなし3階建ての現代的なビルで、とても相撲部屋というイメージではありません。駐車場で後発隊を待っていると、玄関から浴衣をきた力士の方が出てこられ、「わー、相撲さんだー」なんて言っているとその人は栃東関!(しかも裸足)。駐車場のアスファルトの上を重そうなタイヤを引っ張って摺り足しをする姿を見て、一気に相撲部屋に来たのだと感じます。
栃東関稽古に参加! 初めは稽古の見学。大学時代の夏合宿の根性練を思い出させる激しい稽古に、「稽古見学してちゃんこ食べて終わりにしたい。」と後悔を感じつつ、伝統としきたりの中、国技を極めようと精進している姿にある種感激したりしながら見学していました。そして実践体験ですが、われわれDEERSはどうしていつもの格好(アンダーアーマーにDEERS短パン)から抜け出せないのでしょうか。力士と見た目ほとんどかわらない菅ちゃんも汗だくになりながらアンダーアーマーを着ていたのは、これが正装だと思っているからなのでしょう。本題に戻り、今シーズンより取り組んでいる股関節と体幹部分の使い方について、意識の持ち方やコツなど非常に多くのものを得ることが出来ました。芳東関に胸を貸してもらい全員当たらせてもらったのですが、ジャパンOL古川さんを始め、145キロ痛風持ちの菅ちゃんや、東関部屋にスカウトされた井澤君が必死で当たっても全く動かすことができません。ぶにぶにとした壁を押している感覚です。太郎君が必死に挑んでいたのですが、本当にカトンボに見えました。
僕カトンボ!?岡橋選手正装でしこを踏む菅ちゃん ちゃんこが非常に美味しかった話はめぐマネからあると思いますが、まわしをつけたまま至れり尽くせりの給仕係をしていただいた力士の方々に、相撲部屋の裏話を聞かせてもらったり、おかみさんから入門がまだ間に合うとしきりに誘われていた新人村井君が、本気で入門しようかと思っているのではないかと心配になったりしながら、玉ノ井部屋を後にしました。最後に、クリスさんに割かれた私の股はまだ完治しません。
(LB#43 岡橋徹)

必死に稽古を見るライン陣力士はさすがに軟らかい! 栃東関をどう倒そうかと意気込んでお邪魔した玉ノ井部屋。お相撲さんのすごさを思い知らされた一日となりました。最初は稽古の見学。相撲の立合いはオフェンスラインのあたり方の参考になる部分がたくさんあり非常にためになりました。次に土俵に下りて一緒に練習させていただきました。最初は股割。体の固い僕にはちょっとつらかったです。次にしこ。たった二十回でしたが足に来てました。これを朝から300回もやるお相撲さんはすごいです。その他はすり足やてっぽう(ツッパリ)を教えてもらいました。最後にお相撲さんの胸を借りてあたらせてもらいましたが全然押せず最後は軽く押し返されてしまいました・・・。
力士の技を学ぶ☆川登選手 この日一番違いを感じたことは腰の入れ方でした。お相撲さんは腰を前に出すような感じでどんな動作も行うらしいです。アメフトはどちらかというと後ろに突き出す感じ。ここにも力士の強さの秘密が何か隠されているんでしょうか? 練習後にちゃんこを食べさせていただきました。鍋だけではなくローストビーフや煮物など色々あっておいしかったです。おなかいっぱいなのに「おかわりどうですか?」と言われると断りきれず「お願いします」と言ってしまい、お腹がパンパンになってしまいました。こりゃでっかくなるわと思いました。大変有意義な玉ノ井部屋訪問となりました。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
(OL#70 川登一幸)

バランス!皆さん軽やかです稽古を体験させていただいたあと、DEERSで普段やっているバランスやリアクションのトレーニングを力士の方と一緒に行いました。力士の方たちは、DEERSの選手たちよりも体重があってこのトレーニングは難しいはずなのに皆さんとてもお上手で、改めてすごさを実感しました!

【おめぐのちゃんこ日記】
DEERS食べ隊長としてちゃんこ報告いたします。練習が終わるとどこからともなくおいしそうな食べ物のにおい!その香りに誘われるるままに食事場をちらっとのぞくと稽古を終えた若い衆のみなさんがちゃんこの用意をしてくれていました。
モリモリ食べる選手たちちゃんこ♪ すでに栃東関は席についてスタンバイ。選手がぞろぞろ入って行くすきをみて、しっかり栃東関の近くの席をゲット☆せっかくだから栃東関と一緒に食べたいですもんね!席につくと、なんとそこにはちゃんこだけでなくロースビーフなどなどのご馳走がズラ〜リ!!さっそく若い力士が運んできてくれたちゃんこを一口→「おいしい〜♪」はじめてちゃんこを食べたのですが、鶏肉も肉団子も入っていて、野菜も白菜やネギ、ニラなどなどいろいろな具があり、決め手のにんにく味で栄養バツグン☆食事の間中若い力士が「おかわりいかがですか?」と聞いてくれて、選手たちは遠慮なくモリモリ食べていました。
栃東関とめぐ隊長大満足♪ もちろん食べ隊長のわたしも負けじとモリモリお腹いーっぱい平らげてきました!やはりパワーの源は「食」ですね。最後は力士と記念撮影をして、大満足(大満腹)な相撲部屋見学となりました。おいしいちゃんこをご馳走してくださった玉ノ井部屋のみなさんどうもありがとうございました。これからもおいしいちゃんこいっぱい食べてどんどん体を大きくして、お互い日本一を目指しましょう♪
(DEERS食べ隊長☆ 佐藤めぐみ)

    
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2005/1/23

マラソン大会に参加!こんな出場者も!? 1月23日(日)富士登山に次ぐ、DEERSど根性企画「耐寒マラソン大会」に参加しました!DEERSのグラウンドがある調布市主催で行われているマラソン大会なのですが、DEERSとしては今年で4回目の参加になります。本当に凍えるような寒さの中(まさに耐寒!)植村キャプテンや#50小笹さん、1〜3年目の若手プレーヤー有志などがこぞって参加!スタッフでは昨年選手を差し置いて1位を獲得した明男ヘッドマネ、同じく女子ゴールドメダリスト日体大出身・喜屋武トレーナー、富井(ジョン)マネ、新人けいこマネ、そして私めぐみマネの参加でした。みんな寒さを必死に堪えながら4キロ無事完走しました。
順位はと言いますと・・・私の同期である山選手(#5)がスパイダーマンのマスクを被りみごと1位!小中学生の人気者となり、記念撮影や握手まで求められるほどでした!2位は2年目牧内選手さん(#42)、3位は岩根選手(#37)とぞくぞくゴール。気になるビリは植村キャプテンと明男ヘッド!川登選手(#71)が2人を引っ張ってあげながらのゴールとなり、歳には勝てないご様子でした。
女子マネも快走♪小笹選手&牧内選手 一般女子の部の参加者はなんと私たち4人のみ!4人だからみんなで仲良しマラソンになるのかなーっと思ったら大間違い!昨年のゴールドメダリスト喜屋武さん→けいこちゃん(実はスポーツマンでした)の順にハイペースで大爆走〜。「もうついていけない・・・ゆっくり走ろう」と思いきや、私の後ろにはジョンさんがつかず離れずのいい距離を保ちつつ後ろにいて、なかなか手が抜けない状況・・・。結局最後まで追い越してくれず、自分の極限の速さで走り切りました。後から聞くと、ジョンさん私が手を抜かないように見張りしていたそうです。狙い通りでしたよ、ジョンさん!でも苦しみながらも結構頑張ったのでタイムはなかなかだった(はず)のです。みんな「よく頑張ったねー」と褒めてくれました☆日頃から「よく食べる、よく食べる」と言われている私ですが、ただの食べキャラではないことをアピールすることができました!「食べるけどその分よく動く」働き者キャラを目指していこうと思います!
メダリストたち☆小学生のみんなと このような地域行事などでは、小学生や地域の皆さんと身近に交流することができ、みんなにアメフトやDEERSを知ってもらえるいい機会だと思いました。今後も行事に参加して、今年はもっとアメフトを広く世間一般の人に知ってもらえたらいいなと思ったマラソン大会でした。
(マネージャー 佐藤めぐみ)

【初参加の感想】
初めまして。新人の山幸男(スパイダーマン)です。当日は午後から雪が降ってくるほど寒く、鼻水が止まりませんでした(ヘックシュン)。マラソン大会に参加するのは中学生の時以来で、ほんまにちゃんと走ることが出来るのか若干心配でした。一般男子の部は4キロのコースで、調布市民の方がたくさん参加すると思いきや、ほとんどがDEERSでした。
大人気★スパイダーマン優勝しました! 植村さんに16分以内にゴールして、優勝するようにと言われたので、これは普通に走っては達成出来ないと思い、必殺技を使いました。スタートの瞬間にスパイダーマンに変身したのです。周りから「あっ!!スパイダーマンがいる」動揺を隠せない子供たち、シャッターを押すマダムたち。観衆のハートを掴んだ瞬間、スパイダーマンは風のようにグランドを去っていきました。路上に出てからは、思った以上に呼吸が出来ず、ちびっこ達が見えなくなった後、すぐに被り物をとりました。ちびっこ達の夢を壊さないためにもスタートとゴールの瞬間だけは、被っていようと決めていたので、一位でゴールに帰ってきた時には、「スパイダーマン!!!」という大歓声が調布市、いや東京都まで響き渡るほどの大歓声が鳴りやまず、ゴール後にはちびっこたちが周囲を囲み、大人気になっていました。岩根選手もマスクマンとなり、2人で二大スター競演祭りに会場も大盛況。今年は、山・岩根コンビがチームを引っ張って、正月に東京ドームでもニ大スター競演祭りで日本を沸かせます。また来年も調布マラソンで二連覇目指して新たな変身を試みようと、心に誓った日でした。
(#5 山幸男)

マラソン大会終了直後の今現在、筋肉痛で苦しんでいる新人マネの近藤恵子です。3日前に突然ジョンさん(女子マネ先輩)に『マラソン大会出てみない?』と誘われ、出ることになってしまったのです。
頑張るぞ〜!笑顔でゴール☆ 今朝は、雪はぎりぎり降らなかったものの、まさに耐寒マラソン大会!凄まじい寒さの中走って参りました。大学時代、バドミントン部で鍛えたものの4キロマラソンはかれこれ10年ぶり?かなり不安でしたが、結果堂々2位で帰って来れました!ただし、一般女子参加者4名。しかもみんなDEERS女子スタッフです。でもすごく楽しかったです。スパイダーマンもチャックマンもすごい勢いで走ってましたし、子供達も元気元気!もうびっくりです。途中、DEERSの旗を振って応援してくれた方々、本当に有り難うございました。最後まで走りきることができ嬉しさひとしおです。そしてジョンさん、頑張ったご褒美のとんこつラーメンごちそう様です。美味しくて、嬉しくて、温かくて、感激でした。次は20キロハイクですね。がんばります!今日はひとまず筋肉痛でカチコチの体をゆっくり休めることにします。以上、新人マネ近藤こと、コンペイでした。これからも宜しくお願いしま〜す!
(マネージャー 近藤恵子)

    
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2005/1/22〜23

エントリーされた皆さんお疲れ様でした! こんにちは!KDCのなつきです☆ KDCは1月22・23日の二日間に亘って、2005シーズンの新メンバーを選出するオーディションを行いました!両日ともに外はとても寒かったのですが、オーディション会場は熱気に満ち溢れていました。 参加者の皆さんは、オーディション当日を迎えるまでに、色々な準備が必要となります。本番で最高のパフォーマンスができる為の練習、そして未知の世界へ飛び込む勇気、本当に大変なことなのです。これらをKDCへの情熱と共に乗り越えて来られた参加者の皆さんはとても輝いていました。 実技テストは、試合中のサイドラインで使っている一曲をKDCがレクチャーし、本番で披露していただくことになっています。レクチャーの際、参加者の皆さんの熱意を近くで感じ、レクチャーするこちらまでもが熱くなり、だんだん普段の練習のような雰囲気になってきて、もう何度も何度もみんなで一緒に繰り返し練習しちゃいました! そして本番、緊張の中でもそれぞれ素晴らしいパフォーマンスを披露していて、見入ってしまうことが何度あったことか。 今回のオーディションでは2名が見事合格!KDC2005は15名でのスタートを切ることが決まりました。 今回合格した2名のメンバーがKDCに素敵な変化をもたらしてくれることは間違いないでしょう。 そして去年から引き続き活動していくメンバーも2005年はまた違った輝き方をそれぞれしていくと思います。素晴らしい15名が揃ってしまいました☆なーんて自分で言うのもなんなのですが、本当です!DEERSの勝利を願い、春の初戦まで練習に明け暮れたいと思います。暖かい日差しの下、試合会場で皆様にお会いできる日を今から楽しみにしております!!
(KDCバイスキャプテン 海東奈月)
    
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2005/1/19

#76舘内選手ご夫妻☆ミニヘルメット受け取る#57倉持選手 1月19日、鹿島本社において、2004年度のDEERS納会が行われました。18時半から行われたこの会には、鹿島オーナー・梅田社長を始め、DEERS関係者、選手、スタッフ、チアリーダーなどが出席。納会では昨年に引き続き、森ヘッドコーチより表彰選手の発表がありました。

★The Best Special Team Performer【スペシャルチームの最優秀賞】
#14 脇田伸吾選手
受賞理由:スペシャルチーム(キッキングチーム)の全ての部門でメンバーに選ばれ中心選手として活躍。文句なしの受賞。
★Rookie of the year【新人賞】
#57 倉持和博選手
受賞理由:チーム事情により秋のシーズン中に急なポジション変更を強いられ負担をかけたが、スターターの重責を果たした。
★Break through of the year【昨年最も上達した人】
#19 松澤卓選手
受賞理由:過去2年スペシャルチーム以外での試合出場はほとんどなかったが、昨シーズンはレギュラーの一角として常時出場するまでに急成長した。
★Hardest Worker of the year【アメフト&仕事を両立して頑張った人】
#76 舘内大介選手
受賞理由:昨シーズン負傷者の多かったDLにあって、ひとたび練習が始まれば交代すらほとんどない状態であったが#79坂田とともに1年を通じてほぼフルに練習参加。試合出場の機会が少なかった時でも、モチベーションを維持しつづけ業務を逃げ道にすることなく頑張った。
★MVP【年間最優秀賞】
#23 栄貴浩選手
受賞理由:1プレーヤーとして上達しただけではなく副将としてもリーダシップを発揮しディフェンスチームをまとめた。
★特別賞
鹿島DEERSチアリーダーズ・KDC
受賞理由:"Cheerleaders of the year "と "teamwork award"の受賞を記念して。

MVP!#23栄選手受賞者の皆さん♪ 受賞者の皆さんおめでとうございました!KDCは見事チアオブザイヤー二連覇さすがですね☆来年こそアベック優勝♪DEERSは2月5日(土)にシーズンイン!植村キャプテン&栄バイスのもと2005年こそ結果を出します!今年も熱い応援よろしくお願いいたします★
(マネージャー 川崎綾子)

    
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2005/1/15

第1回チャレンジボウル☆ 1月15日、横浜スタジアムにおいて「第1回チャレンジボウル」が開催されました。これはEASTディビジョン選抜vsCENTRALディビジョン選抜の日本代表候補選手選考試合で、DEERSからも森ヘッドコーチを始めとしたコーチ3名、選手17名に加え、トレーナー・マネージャーなどのスタッフも参加しました。この日は冷たい雨が降る中で試合が行われ、EASTチームは14-30で惜しくも敗れてしまいましたが、6チーム合同での練習・試合を通して、選手もスタッフも貴重な経験ができました。

参加したOL#66古川選手とDB#23栄選手からのコメントです!

集まったOLメンバーはそれぞれ個性的で、一緒にプレーしていて本当に楽しい時間を過ごすことができました。初日にはバラバラだったプレーが2回、3回と練習を重ねていくうちにコミュニケーションが円滑になり、プレーの精度が上がっていく快感はOL冥利につきるものでした。フィールド外でもミーティングに時間をかけてシーズンさながらに取り組んだので、試合結果は本当に残念です。今後も今回のメンバーと交流を続けていくことにより、他チームの良い部分を取り入れて、強いDEERSオフェンスラインを構築していきます。
息もピッタリ!OL陣古川選手がボールキャリー☆ 今回のオフェンスラインメンバーで唯一気がかりなのが、『街で自分の半分ぐらいしかない若者に恐喝されました・・・』と消えそうな声で告白してくれた、身長190cm体重130kg、高校時代はハンマー投げの選手だったOL界のフッションリーダー間島選手(通称:ハンマー)!!今度、絡まれたら大きな声で助けを呼ぶか、走って逃げるんだよっ!悩み事があれば相談に乗るからねっ!
忘れてはいけないのが、私のGスクリーンからフットボール人生初の14ヤードゲイン!板井コーチにRBへのコンバートを直訴したので、春には背番号が変わるかもしれません・・・
(OL#66 古川裕巳)

今年から始まった(今回限りで終了の可能性あり?)チャレンジボウルに選出された。
★25日(土)チャレボ練習初日
噂のM本選手 世間はクリスマス!何でこんな日に柴崎で練習せなアカンねん・・・とか思いながら練習会場である鹿島柴崎グランドに向かった。オールスターという事で初めて会う人も多いので、とりあえず最初のミーティング前にコーチを含めて自己紹介をしていったのだが、気がつけば鹿島の選手が一人足りない。誰やったっけ?M本選手だ!何でおらんねん!寝坊か?俺が騒ぎ出しそうなのに気がついてか鹿島のスーパースターDB・S野さんが「タカヒロ!シン○から朝電話があって、急な仕事があって練習来れなくなったって・・・」クリスマスの朝から会社から呼び出されるって・・・電話一本で職場に飛んでいかないといけないなんて、本当に大変だと思った。同時に「ホンマに仕事か?」と誰もが疑うのであった。
そんな事はどうでも良いとして肝心な練習はというと、久々の運動という事もあってとてもしんどかったが、さすが選抜されたメンバーだけあって運動不足なりにポイントを押さえて鋭い動きを連発している。俺も負けてられないと思いながら途中からは必死でプレーした。マンツーマンはボコボコに負けたけど、初日はこんなもんかと自分に言い聞かせて練習を終えた。ちなみにM本選手の遠距離恋愛の彼女がイブの日から泊まりで上京していた・・・なんていう事は今となっては誰も突っ込めない話の一つである。
★26日(日)2日目
実は高校の同級生が一緒のポジションでこのオールスターに選ばれていた。その彼は高校の時はRBでそこそこ良い選手だった。超名門・R命館大学に入学した彼は、その大学でCBに転向したのだが、今となっては俺を差し置いて社会人を代表する選手の一人である。と、勝手に俺が評価している。ちなみに俺の高校時代はただのペーペーである。そんな彼と社会人で同じフィールドにオールスターの一員として立てる。このゲームの楽しみの一つでもあった。
この日の練習はシーズン中とあまり変わらないくらいハードなもので、久々にフットボールをしたって感じだった。しかも一人一人の選手のレベルが高いので、それに合わせて自分のパフォーマンスも上がっていくのが感じられた。鹿島のスーパースターDB・S野選手もNFLEで毎日こんな感じで練習していたのだろうと考えるとフットボーラーとしてはこの上ない環境だ。選ばれし者だけが得られる特権である。
黒い核弾頭★チャッピー そんな中でもこいつは凄いと思ったのはライオンズのWR冷水選手である。凄いスピードの持ち主だけでなく、DBにとって嫌な動きを知っている感じである。試合でも活躍しまくって勝利を呼び込んでくれる事は間違いない。とか思いつつサイドラインから彼のプレーを見ていたその瞬間!彼が黒い誰かにラリアットのようなものをくらって一回転して地面に突き刺さった。黒い誰かとは・・・鹿島ディアーズの黒い核弾頭ことチャッピーであった。ちなみにチャッピーというのもあだ名で本名はヒルマシンゴである。チャッピーのあの太い腕でラリアットされたら誰でも吹っ飛ぶ。っていうか死ぬかも知れない。改めてチャッピーの黒さと身体能力の凄さを思い知った瞬間であった。冷水選手がその後無事に生きているのかどうかは今も謎である。
★8日(土)正月明け
せっかく25、26日と頑張って練習したのに正月休みもあって2週間もあいた。当然、正月休みにバリバリ運動しているわけもなくゼロからのスタート・・・と思いきや、けっこう体が軽い。年末年始に風邪で寝込んで痩せたせいか?今日は結構調子が良い。そんな中、フットボールには付き物の怪我で試合を辞退せざるを得ない選手も出てきた。その選手はXリーグのLBの中でもトップ選手で、一緒にプレーしたかった選手の一人でもあった。来期もこの試合があるのなら頑張って選ばれてぜひ一緒にプレーしたいと思う。
爽やかサニー♪ この日の練習はライオンズのWR堀ケンがスーパーキャッチを連発。ライオンズの若手コンビはおシャレでプレーも凄い。モテモテ間違いナシである。そしてやっぱりいつでもどこでも活躍するのが我らが鹿島DB・S野選手である。「サニー」とか言う意味不明なあだ名をつけられても1日1回はインターセプトしている。やはり尊敬すべきは「サニー」である。ご飯を食べるペースと変わらずインターを量産する彼はもう「神」の域に達しているのではないかと思うほどだ。そんな彼を見かける時があったら気軽に「サニー」と声をかけてあげて欲しい。きっと求めてもないのにサインしてくれたり写真を撮ってくれたりしてくれるだろう。
★9日(日)練習最後
試合に向けて今日が最後の練習である。何でかちょっぴり悲しい気分。ちょっぴり泣ける。意外に俺ってセンチメンタルなんだな〜とか思う。
私が栄であります! 今日はこのチームでの練習も最後という事で、練習後に軽い懇親会が行われた。練習が終わって会場に行くと死ぬほど美味そうな豚汁が!練習している間にマネージャーが作ってくれてたらしい。休みを犠牲にして選手のためにここまでしてくれるなんて泣けてくる。今日2回目の涙。と、感動しているその前で板井さんがホットプレートをいじくっている。電源の調子が悪いのかホットプレートがなかなか温まらない。スイッチが入ったり切れたりしている。スイッチのランプがついた瞬間、横に用意されていた「きのこのホイル焼き」をあのデカい手に取れるだけ取ってホットプレートに放り込んでしまった!誰がどう見てもプレートはホイルで山盛りになっている。鍋に入れる白菜みたいだ。板井さんに「それ入れすぎちゃいます?」って言ったら、苦笑いしながら「そやな。いつもこんな感じやから嫁にも怒られんねん・・・」と切実な家庭での悩みの告白を受けた。その悩みに答えることはできなかったが、世界の板井さんでも嫁さんに怒られる時があるんだなと思った瞬間であった。その後、板井さんが「きのこのホイル焼き」をおいしく食べれたかどうかは誰も知らない。
★15日(土)試合
待ちに待った試合当日、朝起きて外に出た瞬間、肌が裂けそうになった。今まで人生の中であんまり味わったことがないくらいの極寒である。こんな中でフットボールの試合をする。それも良い思い出ではないか。と自分に言い聞かせるように寮を出発した。ちなみにこの日は同期である舘内選手とチアの吉田真紀さんの結婚式でもある。本当におめでとう。二人の前途とご多幸をお祈りしながら会場に向かった。
コイントス!極寒の中での試合☆ 試合はというと・・・負けた。内容はどっかに書いてあると思うので書きません。とにかく寒かった。試合中に水を一滴も飲まなかったのなんて初めてである。そんな中、会場に足を運んでいただいたファンの方々には心からお礼を申し上げます。きっと選手より何倍も寒かったことと思います。本当に応援ありがとうございました。また一緒にプレーした選手の人たちもありがとうございました。各チームに戻って更なるレベルアップをされることを祈っております。そして昨年よりも高いレベルで日本一を争い、日本のフットボール界を盛り上げましょう!
(DB#23 栄貴浩)

    
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2005/1/8〜9

走るラインの選手たち他チームの選手とともに練習! 1月15日に開催されるチャレンジボウルの練習が、12月25・26日と1月8・9日に鹿島柴崎グランドにて行われました。DEERSからは副将に選出されたDB#23栄選手をはじめ、R#1笹野選手、QB#8鈴木選手、K#9田中選手、DB#24佐野選手、DB#31松本選手、LB#43岡橋選手、LB#51比留間選手、OL#66古川選手、OL#72磯野選手、DL#73佐々木選手、OL#75井澤選手、OL#78菅野選手、TE#82八百板選手、WR#86東畠選手、WR#87板井選手、DL#99木下選手、計17名が選出され、普段はお互いにライバルとしてプレーしている他のチームの選手と汗を流していました。
DB#31松本選手EASTチームを指揮する森ヘッドコーチOL#66古川選手 やはりこれだけの選手が集まるといろいろな人がいて、初日からいきなり遅刻してくるシルバースターのA選手や、人の車の前に駐車したまま食事に行ってしまった援護会のH選手などユニークな選手がいっぱいで、非常に楽しい4日間でした。また選手のみならず、コーチ、スタッフも各チームから来ており、みんな慣れないながらも勝利に向け一緒に頑張りました。個人的には他のチームのマネージャーと交流ができ、色々と情報交換をし、非常に刺激になりました。
ミーティング風景オフェンスチーム また最終日にはチームのみんなで簡単にクラブハウスの2階で懇親会を開き、また一段とチームとして一つになったのではないかと思います。みんなの成果が結果となるのは1月15日13時キックオフの横浜スタジアムです。是非是非イーストチームを応援しに来てください!
(マネージャー 伊藤明男)
    
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